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オーストリアの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
オーストリアの気候は、大陸性気候になっており、日本の北海道と似ていると言われています。夏の一番暑いときには、気温が30℃を超えることもありますが、湿気が少なく、カラっとしているため、過ごしやすくなっています。一方真冬は、マイナス10℃ほどまで気温が下がる日も少なくなく、厳しい寒さになっています。11月~3月に訪れる場合には、厚手のコートと手袋、マフラーなどのしっかりとした防寒対策が必要です。また、オーストリアでは、春の3月~5月が最も降水量の多い時期になっています。日本よりは降水量が少ないものの、雨が降ることが多いので、レインコートや雨傘などの用意を忘れないようにしましょう。
オーストリアの言葉事情は?英語は通じる?
オーストリアを旅行するのであれば、やっぱり不安になるのがコミュニケーションではないでしょうか?基本的に日本語が通じることはあまり期待できないにせよ、英語が通じるかどうかは、大変大きいかと思います。オーストリアの公用語はドイツ語になっていますが、ウィーンなどの都市部では、英語が通じることが多く、ホテルやレストランなどで英語が通じずに困るということは、ほとんどありません。ただし、都市部から離れた地域の年配の人などでは、英語が通じないこともあるので、注意が必要です。「こんにちは」の「グリュス・ゴット」や「ありがとう」の「ダンケシェーン」などの基本的なドイツ語を覚えておくと、会話がスムーズに進みます。
オーストリアの代表的なグルメやスイーツを紹介!
オーストリアを訪れたら、やっぱりその土地ならではのグルメやスイーツを楽しみたいところ!オーストリアは、ハンガリーやイタリアをはじめ、ヨーロッパ各国の影響を受けた料理と、独自の料理の両方がそろっています。仔牛肉を野菜とスープで煮込んだ「ターフェルスピッツ」は、オーストリアを代表する肉料理で、ぜひ味わっておきたいところ。また、日本でも人気の「ザッハトルテ」もオーストリアで外すことができないスイーツです。また、世界最古のケーキと言われている「リンツァートルテ」もオーストリア発祥で、ナツメグやシナモンのスパイシーで素朴な味わいが癖になる1品です。
ウィーン分離派会館周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ウィーン分離派会館(セセッション館)
ウィーン分離派会館(セセッション館)は、ウィーンの国立オペラ座やウィーン工科大学のある地下鉄カールスプラッツ駅近くの美術館です。
ウィーン分離派と呼ばれる画家グスタフ・クリムトを中心とした芸術家グループの展示場として1898年に完成しました。建築家ヨーゼフ・マリア・オルブリッヒにより設計された個性的な建物が大変印象的で、最上部にある金のキャベツと呼ばれている月桂樹の葉の球体は分離派のシンボルとなっています。
館内にはクリムトの大作として知られているベートーヴェン・フリーズが常時展示されています。また併設のミュージアムショップには、ベートーヴェン・フリーズの一部が描かれたスカーフなど個性的なグッズが並んでおり人気です。
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■アン デア ウィーン劇場
モーツァルトの「魔笛」のために台本を作成し、自らパパゲーノを演じたシカネーダーが、1801年に建てた歴史ある劇場。ここで初演が行われた。ベートーヴェンを音楽監督に招いたこともあるという。それほど大きな規模ではないので、2、3階でも観やすい。内装もとても素晴らしい。
■ナッシュマルクト
ナッシュマルクトは1774年から続くウィーン最大の市場で、様々な店が軒を連ねています。全長500mの並行する2本の通りが市場となっており、鮮魚、野菜、肉類、乳製品、パン屋、デリカテッセンなどを扱うお店がズラリと並んでいます。
ウィーンは海に面していない国ですが、この市場には様々な魚介類が並び、近くにはシーフードレストランもあります。また、インターナショナルな市場というだけあって、エスニック素材やスパイス、他の国の野菜などもあります。
市場内には飲食店も多く、オーストリア料理はもちろん、韓国料理や中国料理、日本料理のお店もあり、多国籍メニューを堪能できるスポットです。
■カールス教会
1731年に、マリアテレジアの父カール6世が、ペストの撲滅を祈願して建てた教会。ひときわ目立つ緑色のドーム状の屋根を持つ。ドームの天井内部に、ロットマイヤーによって描かれた天井画があり、エレベーターと階段を登ってその美しい宗教画を間近で見ることができる。
■カールスプラッツ駅
カールスプラッツ駅は市営鉄道のシュタットバーンの設計責任者でもあった建築家のオットー・ワーグナーによって設計された、大理石と金色の縁取りが美しい駅である。この駅にはパビリオンがあり、夏期にはここでワーグナー設計の代表建築物の模型や貴重な資料が一般公開されるので閲覧できる。
■ウィーン楽友協会
元旦に衛星中継される、有名なニューイヤーコンサートの会場となっている。観光客向けのモーツアルトのコンサートも開催されており、初心者でも聴きやすい。内部はコンサートを観るか見学ツアーに申し込まないとできない。見どころは煌びやかで豪華絢爛な、黄金のホールだ。