【イギリス】オリバーズマウント周辺でおすすめの観光スポット6選！編集部厳選

オリバーズマウント周辺でおすすめの観光スポットを紹介！

■オリバーズ マウント

オリバーズ マウントは、ノースヨークシャー州スカーバラを見下ろす高台でオートバイのレース場「オリバースマウント・スカーバラ・サーキット」があることで知られています。
「オリバースマウント・スカーバラ・サーキット」は車道の幅が狭い為、車体がぶつかり合う激しいレースが行われ、多くのファンが訪れています。1946年から始まったオリバーズ・マウント・ロードレースでは、バリー・シーン、ジョン・サーティスなどの伝説となったレーサーを輩出してきました。
また2012年からは家族向け音楽フェスティバル「フューチャーオブミュージック-オリバーズマウントフェスティバル」が開催されています。

■スカボロー・ビーチ

スカボロー・ビーチは、ノース・ヨークシャーの北海沿岸の街スカボローにある海岸で、1740年に作られたヨーロッパ最古の海水浴場として知られています。
スカボローの街は、かつては漁業とバルト海交易の小さな港町にすぎませんでしたが、1626年に南側の湾の崖の近くで鉱泉が発見され、18世紀には鉱泉療法のブームによって、人気のリゾート地へと発展していきました。
現在も夏には多くの海水浴客が訪れる人気の観光地であり、周囲にカフェ、ゲームセンターなどがある美しく白い砂浜では日光浴を楽しむ人々で賑わいます。

■スカボロー城

スカボロー城は、ノースヨークシャー州の北海とスカボローを見下ろすカースル・ヒルと呼ばれる岬に位置しています。\ nこの地ではローマ時代、北海からのアングロ・サクソン人の海賊の襲撃にそなえて、沿岸監視所を置かれていました。1140年にはアルビマール伯ウィリアム・レ・グロスが木製の要塞を造り、その後ヘンリー2世により石造りの城壁が築かれました。
その後エドワード2世から寵愛を受けたピアーズ・ギャヴィストンがスカボロー城を与えられますが、1312年にギャヴィストンに敵意を表す諸侯からなる議会軍から激しい攻撃を受け、城は現在まで廃墟のまま残されています。

■グランド・ホテル スカーバラ (スカボロー)

グランド・ホテル スカーバラ (スカボロー)は、スカーバラの港サウスベイに面し、海の景色を望むビクトリア様式のホテルです。
このホテルは1867年に建築家カスバート・ブロドリックによって設計され、当時は世界最大のホテルでした。ホテルは「時」をテーマに設計された建物で、4つの塔が季節、12のフロアが月、52の煙突が週、365の客室が日を表し、ヴィクトリア女王を称え、「V」の字で建てられています。
第一次世界大戦中、ドイツ軍から30回にわたる攻撃を受けましたが、現在までその姿を残し、イギリス指定建造物2級に認定されています。

■セント・メアリー教会 (スカボロー)

セント・メアリー教会 (スカボロー)は、スカボローの海を見おろす高台に建てられたスカボロー城の隣に建つ教会です。
教会は12世紀に建てられ、かつては2つの塔を備えた大規模なものでしたが、イギリス南北戦争でスカボロー城が包囲されたときに大部分が破壊されました。教会は17世紀後半に再建され、19世紀半ばに修復工事が行われ現在の姿になりました。
教会には墓地が併設され、その中にはブロンテ3姉妹の末妹として知られる小説家アン・ブロンテの墓があります。アン・ブロンテは病後の療養でスカボローを訪れ、そのまま29歳の若さで亡くなりました。

■アン・ブロンテの墓

アン・ブロンテの墓は、スカボロー城の隣に建つセントメアリー教会の敷地内にあります。
アン・ブロンテは、｢ジェーン・エア｣の作者シャーロット・ブロンテ、｢嵐が丘｣の作者エミリー・ブロンテの一番下の妹で、姉たちと同じように作家であり、詩人でもありました。
1849年に肺結核と診断され、シャーロットに伴われてスカボローへ転地療養に行きますが、わずか29歳で亡くなりました。ブロンデの姉妹たちは皆、父の勤務先であったハワース教会に埋葬されていますが、アンだけは海辺の街スカボローが気にいり、埋葬先にこの地を選んだと言われています。

まとめ

このようにイギリスには様々な観光スポットがあります。首都のロンドンはもちろん、ロンドン近郊にも見所の多い観光地があり、鉄道なども発達しているので国内はもちろん、ヨーロッパ各国に簡単にアクセスできます。さらにハリー・ポッターの聖地としても知られており、世界的に有名な世界遺産ストーンヘンジもあります。さらにおいしいイギリスグルメも豊富なので、ぜひイギリス観光を満喫してみてはいかがでしょうか。

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