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ポルトガル観光の移動手段は目的別で使い分けよう!
ポルトガル国内での移動手段は、鉄道とバスがメイン。リスボンからスペインのマドリッドへは、国際列車のルシタニアが走っていて11時間程。車窓を楽しみながら国境を越えることができます。国内各都市から地方へは、特急や急行、普通列車が走っています。国内主要都市とその他の地方へは、中・長距離バスも運行。もちろん、国内線も就航していて、各主要都市間、またアソーレス諸島内とマデイラ島を飛んでいます。リスボン市内の移動手段には、バス、路面電車(エレクトリコ)、地下鉄(メトロ)、リスボン名物のケーブルカー、タクシー、レンタカーがあります。
ポルトガルのお金事情は?現金は1日にどのくらい必要?
ポルトガルの通貨はユーロです。1ユーロ≒113円~135円(2016年~)。ポルトガルの物価は、場所によって大きく異なりますが、リスボンや観光地は高く、日本と大差ない物価水準です。外食費は一人1,000円~1,500円前後、宿泊費も東京と同じくらいで、ゲストハウス(相部屋・共有バスルーム)なら1泊2,000円くらいからありますが、アパートメントなら8,000円~、一般的なホテルなら1泊10,000円~。交通費は、ゾーン内なら距離に関係なく、地下鉄は195円前後、バスは260円前後、トラムなら390円前後、タクシーは初乗りが420円くらいで10~20分乗って900円~1,500円程度です。リスボン市内の観光には、市内交通機関およびポルトガル鉄道の一部が無料乗り放題となるリスボアカード(1日2,400円前後)がおすすめ。観光地の入場料は、2.5ユーロ~10ユーロ(325円~1300円くらい)。1日に必要な現金は、目的に応じて異なりますが、ホテル宿泊料を除いて、最低でも6,000~7,000円は必要となるでしょう。
もう迷わない!ポルトガルの一押しお土産は?
ポルトガルでは、魚介類の缶詰の生産量が多く、スーパーなどどこでも手に入りますが、中でも人気なのが「イワシの缶詰」です。容器もレトロで可愛く、ばらまき用として購入するのもおすすめです。「コンフェエイト」は、日本でも馴染みがありますが、ポルトガル発祥のお菓子。日本の金平糖とは見た目が少し異なり、日持ちするのでお土産におすすめです。ワイン好きの人へのお土産には、「ポルトガルの宝石」とも呼ばれている「ポートワイン」を選びましょう。ブドウの発酵を途中で止め、ブドウ本来の甘さと果実味を引き出したポートワインは、甘みが強いのが特徴。ポルトガルには、可愛らしい雑貨がたくさんありますが、お土産におすすめなのが、15世紀から続くポルトガルの伝統的手法で作られた装飾タイル「アズレージョ」です。イワシの置物など、場所を選ばず飾れる素敵なオブジェクトもあり、お土産にぴったりです。
意外とたくさん!? ポルトガル語が由来の日本語
大航海時代の16世紀、ヨーロッパから日本に初めて来たのはポルトガル人でした。鉄砲やキリスト教など、様々な新しいものがポルトガルから日本に伝えられました。当時の日本に存在しなかった物の名前は、そのままポルトガル語が採用され、現在でもそれが残っています。まず有名なのが、ポルトガル語で“tabaco”の「タバコ」です。洋服の「ボタン」も、もとはポルトガル語の“Botão”。 “ボタォ”と発音され、日本語とは少し異なりますが、英語の“button”もポルトガル語に由来します。日本食として有名な「天ぷら」も実は、語源はポルトガル語なんです。室町時代に日本に伝えられた天ぷらは、高級な油を大量に使って食材を揚げるという贅沢な調理法。当時の日本食にはなかった斬新な調理法だったことでしょう。ポルトガル語の“temperar”(テンプラール)には、味付けをするという意味がありますが、油で揚げるという意味はなく、どこかで取り違えられて伝わったとされています。
LXファクトリー周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■LXファクトリー
LXファクトリーは、1846年に繊維工場として使用されていた約23,000㎡もの跡地を利用して2008年にオープンしたアーティスティックでおしゃれな商業施設です。
廃墟と化していた建物をそのまま利用し、カフェやジェラート店やハンバーガー店、雑貨店、アパレルなど様々な店舗が軒を連ねています。毎週日曜にはマーケットが開催。LX Factoryのメインの通りには露店やジューススタンドなどが並び、多くの人で賑わいます。
敷地内にある建物にはアートが施されているものも多く、ショッピングやグルメ以外も楽しめるLX Factory。ポルトガルの流行発信地となっている注目のスポットです。
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■ジェロニモス修道院
大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子の偉業を称えて建てられた修道院。正式な完成までには300年もの歳月がかかったという。ポルトガル栄光時代の象徴となっている。マヌエル様式の外観が荘厳で、内部も中庭や回廊など、見どころが多い。観光客でものすごく混んでおり、入場するために並ぶことになる。
ジェロニモス修道院
ポルトガル / リスボン
- Praça do Império 1400-206 Lisboa, Portugal
- +351 21 362 0034
- 10:00-17:00
- 月
- 【入場料】大人 - €12.50、シニア ・ユース - 半額、子供(12歳未満) - 無料
■アルファマ地区
サンジョルジョ城の東南部の斜面に広がる一帯で、迷路のように入り組んだ街。1755年のリスボン大地震から奇跡的に逃れた地区なので、リスボンで一番古い街並みが残っている。かつてのイスラムの影響を色濃く残している。レストランも庶民的で安い。路面電車も風情がある。
■バイロ・アルト地区
バイロ・アルト地区はポルトガルの首都であるリスボンにあります。リスボンはポルトガル最大の都市であり、北大西洋に続くテージョ川沿いに位置する丘陵地帯にあります。
バイロ・アルト地区は、カモンエス広場から北に向かって伸びるミゼリコルディア通りの一帯のことで、リスボンの中で最も人気のある夜の歓楽街。ポルトガル民衆歌謡のファドを聴きながら食事を楽しめるレストランやバー、ライブハウスが多く集まっていて、若者や観光客などの姿を多く見かけます。
この地区は飲食店だけでなく昔ながらの住宅も残っていて、昼間には石畳の趣ある街並みやリスボンの人々が買い物に出かける姿、ポルトガルの伝統的な暮らしを見ることができます。
■コメルシオ広場
海のようなテージョ川沿いにある、開放的で明るい広場。1755年のリスボン地震で崩壊した、リベイラ宮殿があった場所。中央にはドン・ジョゼ一世の騎馬像が建っている。夜にはライトアップされる。インフォメーションセンターが隣接しているので、観光の起点となるスポット。
■タイムアウト(リベイラマーケット)
タイムアウトマーケットは、カイス・ド・ソドレ駅前、大きな丸いドームが特徴的なリベイラ市場に併設されている、人気店が集まるお洒落なフードコートです。リスボンの台所として1892年にオープンしたリベイラ市場が、2014年にグルメなフードコートを併設してリニューアルしたのです。
観光客向けのフードコートで、タコサンドやコロッケなど伝統的なポルトガル料理から、寿司などのオリエンタルフード、ハンバーガー、ピザ、ステーキまで幅広い料理を楽しむことができます。フードコート内には、500席、テラスに250席ありますが、夜7時以降は非常に混むので、それまでに席を確保しましょう。
営業時間は、日曜から水曜までは10時~24時、木曜から土曜は10時から26時。
タイムアウト(リベイラマーケット)
ポルトガル / リスボン
- Avenida 24 de Julho, 49, Lisbon, Portugal
- +351 21 359 3100
- 日~水10:00~24:00(木~土~翌2:00)
- なし