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ケベックはカナダの東に位置するケベック州の州都。カナダで唯一フランス語のみを公用語とする地域です。セントローレンス川が狭くなっている場所で、先住民のアルゴンキン族の言葉「川がせまくなっている場所」を意味するケベックからその名がついたといわれています。ケベックの旧市街は世界遺産にも登録されている歴史地区で、治安もよくヨーロッパの風情を感じる街並み。夜はほどよくライトアップされており、とてもロマンチックな雰囲気を味わえます。

ケベックの基本情報

ケベックはカナダの東に位置するケベック州の州都。カナダで唯一フランス語のみを公用語とする地域です。セントローレンス川が狭くなっている場所で、先住民のアルゴンキン族の言葉「川がせまくなっている場所」を意味するケベックからその名がついたといわれています。
ケベックの旧市街は世界遺産にも登録されている歴史地区で、治安もよくヨーロッパの風情を感じる街並み。夜はほどよくライトアップされており、とてもロマンチックな雰囲気を味わえます。北米最古の繁華街プチ・シャンプラン通りは、石畳の通り沿いに多くのかわいらしいお店が並ぶ、観光客に大人気の場所です。

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ケベックでおすすめの観光地

■ケベック旧市街の歴史地区

カナダの東部に位置しているケベック州は、17世紀初めにフランスの植民地になったことがあるエリア。そのため現在でも街中には、さまざまな面でフランス文化の影響が見て取れます。
そんなケベックの旧市街の歴史地区は、北米にありながら中世ヨーロッパの雰囲気が残っており、歴史地区として1985年に世界文化遺産に登録されました。城塞都市という点が特徴のひとつで、北米では唯一。
この城塞の中に、旧総督邸シャトー・フロントナックや大聖堂などがあり、大きな見どころとなっています。また17世紀後半にフランスとイギリスがこの地を巡って戦った歴史があり、その戦跡も必見ポイント。

■ジャンヌ ダルク庭園

ジャンヌ ダルクといえば、フランスの伝説的なヒロインとして知られていますが、フランス統治下時代があったカナダのケベック州にも、その名にちなんだスポットがあります。それがジャンヌ ダルク庭園。
フランスとイギリスが争った、エイブラハム平原の戦いの戦場跡地にできた戦場公園の一角にあり、大きな見どころとなっています。
庭園はサンクガーデンと呼ばれる様式がその特徴で、周辺より一段低い半地下の形状をしています。美しい花が彩りを添えており、その中心にあるのがジャンヌ ダルクの騎馬像です。剣を手にした姿が、ジャンヌ ダルクらしい勇ましさを表現しています。

■ケベック水族館

ケベックで子供連れで訪れたいスポットといえるのがケベック水族館。魚はもちろん、セイウチ、シロクマといった哺乳類なども含め、約10000体、300種の生き物と出会えます。
ケベックのダウンタウンからは車で15分ほど、バスや電車も利用できるので、アクセスは申し分なし。館内ではさまざまな形で生き物の生態を観察することができます。
トンネル状の水槽では、頭上を泳ぐカラフルな魚を見上げたり、また別のエリアでは無脊椎動物に直接触れることも可能。そして動物たちのショーも見どころで、アザラシやセイウチなどの餌付けを見ることができます。

■ケベック州議事堂

新市街地に位置する、世界一美しい議事堂といわれています。広大な芝生に囲まれたこの議事堂は遠くから見ても美しく人気があります。議事堂内を見学できる英語ガイドツアーもあり無料で見学できるのも人気の秘密です。他にもおすすめしたいのが、平日の朝8時から午後2時まで限定で議事堂内のレストランやカフェを利用できるのでぜひどうぞ。

■モンモランシー滝

セントローレンス川とモンモランシー川の合流地帯にある滝です。あのナイアガラ滝の高さを上回る滝としてメディアで多く取り上げられています。滝の上へ行くには487段もある階段を上るかケーブルカーを利用するかの2つの手段があります。滝の上には吊り橋がかかり、レストランをはじめ遊歩道などもあります。滝の上で優雅に食事を楽しむのもロマンチックで素敵ですね。

■シタデル

英仏七年戦争の最後の戦地として知られている「シタデル」は、訪れる人が圧巻するほどの大きさを誇る巨大な要塞です。現在でも現役軍隊が駐屯しているので、毎年6月下旬頃から9月上旬頃の朝10時に衛兵交代式が行われ、その様子を見られます。また見物ツアーなども魅力的で毎年多くの人が参加しています。2014年には新しいセクションもオープンしたとのことで話題の観光地となっています。

■ロワイヤル広場

19世紀頃まで街の中心地として栄えていた広場です。広場の中心には、フランスのルイ14世の石像が置かれているなど長い歴史を感じさせる場所。この広場の一角には北米最古の石造教会である「勝利のノートルダム教会」が建てられているなど、現在でもケベックの観光地として必ず立ち寄りたい場所です。

■勝利のノートルダム教会

英仏戦争におけるフランスの勝利を記念して造られた、北米の中でも最古の石造教会です。ロウワータウンのロワイヤル広場の一角に位置するこの教会は、外観からこじんまりとしたかわいらしい教会と評判です。教会の中に入ると帆船模型が展示されているなど、それだけでも観る価値がありますね。それらを無料で見学できることもうれしいポイントです。

■総督の散歩道

世界文化遺産に登録されているケベック旧市街の歴史地区は、2つのエリアからなっています。丘の上にあるアッパータウンと、その下に広がるロウアータウンで、中世ヨーロッパのような雰囲気が大きな魅力。
そしてそのほかに新市街もあり、総督の散歩道は、その新市街とアッパータウンを結ぶ散歩道です。沿道には緑が豊富で、気分よく散歩が楽しめます。
散歩道の先には、ジャンヌ ダルク庭園で知られる戦場公園が。戦場公園は高台にあり、そこに行き着くには300段の階段を登らなければなりませんが、そこからの眺望も素晴らしいと評判です。

■戦場公園

戦場公園は1759年にあった英仏戦争の激戦地として知られています。現在はケベックの人たちが家族や友人たちと訪れる憩いの場になっています。高台にある公園からは横を流れるセントローレンス川を望めます。広大な芝生広場になっていることから、散歩やスポーツを楽しむ人や、芝生に寝転んで読書を楽しんでいる人たちもたくさんいます。アットホームな雰囲気でおすすめです。

■首折り階段

1660年に完成された世界的にも有名なスポットです。名前の通り、首が折れてしまいそうなほど急な階段というところから由来しています。その階段を降りると、おしゃれなカフェやテラスなどが点在するプチシャンプラン地区があります。そこでゆったりとカフェタイムを満喫したり、ショップも数多くあるので、雑貨などのショッピングを楽しみたい方にはおすすめの人気観光地です。

■ノートルダム大聖堂

ケベックの観光地の中でもロマンチックなスポットといえば、1647年建設のこの大聖堂です。
一度は訪れてみたいという女性は多いのではないでしょうか。ケベック旧市街地に位置する大聖堂は無料で内部まで見学できます。シンプルな外観からは想像ができないくらい、大聖堂内は聖母マリアが描かれたステンドグラスなど美しい装飾品の数々を見学できます。カップルや女性同士に大人気のおすすめスポットですよ。

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