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ジャイアンツコーズウェイについて
ジャイアンツコーズウェイは、イギリスの北アイルランド北部の沿岸部にある観光スポットです。別名「巨人の石道」と呼ばれています。アイルランドの巨人フィン・マックールがスコットランドの巨人ベナンドナーと戦いに行くために、ジャイアンツコーズウェイを作ったという伝説に由来した呼び名です。この石柱は全長約8キロも続き、海岸一帯を埋め尽くしています。石の景観が世界でも非常に珍しいため、世界遺産に認定、さらに自然保護区にも指定されており、たくさんの観光客が訪れています。まれにハリーポッターのロケ地「モハーの断崖」と間違えられることがありますが、ロケ地ではないのでご注意ください。
ジャイアンツコーズウェイの歴史
次にジャイアンツコーズウェイの歴史についてです。先程、ジャイアンツコーズウェイは巨人が作ったという伝説を紹介しました。しかし、その正体は約6,000万年前にヨーロッパ大陸西部の火山噴火によって流出した大量のマグマと、氷河が大地を削り長い年月をかけてできた自然の造形です。この一帯は、路面電車のジャイアンツコーズウェイ鉄道が開通した19世紀以降は、観光地としての人気が上がり、1960年代以降は英国最大級の保護団体である「ナショナル・トラスト」に保護されています。
ジャイアンツコーズウェイは入場料かかるの？
ジャイアンツコーズウェイの入場料は無料です。どなたでも無料で自然の驚異を感じることができますので、観光で近くに行く方は一目見ておくことをおすすめします。付近には、ジャイアンツコーズウェイをモチーフにした外観の、ビジターセンターがあります。こちらは入場料がかかってしまいますが、ジャイアンツコーズウェイや歴史について詳しく知りたいという方にはおすすめの施設です。時間にゆとりを持ってじっくり見学してみてください。
実際にジャイアンツコーズウェイを見ながら詳しく説明を聞きたい！という方にはツアーがおすすめです。また最後に少し紹介しますので参考にしてみてください。
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ジャイアンツコーズウェイの見どころを紹介
次にジャイアンツコーズウェイの見どころをご紹介します。ジャイアンツコーズウェイには、様々な奇妙な形をした岩が立ち並んでいます。その光景は非常に珍しく圧巻の景色で、巨人が作ったという伝説も納得できます。様々な形状の岩がありますので、1つずつ紹介していきます。
巨人の道
まずひとつ目は「巨人の道」です。六角形をした大量の奇岩が平らに並んでおり、海へと続いています。不思議な岩のその上を自由に歩くことができるスポットです。海に近い黒い岩は滑りやすいので、歩きやすい靴で気を付けて歩くことをおすすめします。
巨人のブーツ
2つ目は「巨人のブーツ」です。先程の六角形の岩から、海岸線をもう少し進んだところにあり、ブーツの形をしています。自然が作り出した岩で、写真で見るとそこまで大きく見えませんが、実際は人が座っても余裕があるぐらいの大きな岩です。これを見ると、はじめに紹介した巨人の伝説もただの伝説ではないかもしれませんね。
ジャイアンツ・オルガン
3つ目は「ジャイアンツ・オルガン」です。海岸沿いの岩場といっても、平坦なものだけではありません。ジャイアンツコーズウェイには高さのある柱が群がっている箇所があり、1番高い岩はなんと約12メートルもあります。その様子がまるでパイプオルガンのように見えることから「ジャイアンツ・オルガン」と呼ばれています。
ピナクルズ
4つ目は「ピナクルズ」です。様々な奇岩が並んでいるジャイアンツコーズウェイですが、六角形の岩が宮殿のように立ち並ぶ神秘的なスポットもあります。人の手を加えておらず、自然が作り出したというところがなんとも感慨深いです。
パワースポット
5つ目は「パワースポット」です。ジャイアンツコーズウェイを歩いているだけでパワーを感じられそうですが、形の整った六角形の岩を探してその上に立つと、さらに大地からパワーを感じられると有名です。ぜひ、きれいな岩を探してパワーをもらって帰ってくださいね。
断崖絶壁・絶景が美しい！
ジャイアンツコーズウェイ周辺は、奇岩だけではなく海岸沿いに繋がる広大な景色や、スリルのある断崖絶壁も見逃せないポイントです。また、ここを訪れる人にはぜひ見て欲しいのが、ジャイアンツコーズウェイから眺める夕陽です。天気のいい日を狙って、奇岩越しの夕陽も眺めるときっとさらにパワーを感じることができますよ。
動植物も見逃さないで！
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ジャイアンツコーズウェイは絶景ももちろんですが、バードウォッチングや野生の動物を観察することもできます。岩場に小さな花が咲いていることもありますので探しながら歩くのも楽しいですよ。
また、元のビジターセンターがあった場所の周辺は散策路もあり、ピクニックスポットとしても最適です。時間のある方は半日〜1日かけての散策もおすすめです。
ジャイアンツコーズウェイ所要時間はどれくらい？
次は、ジャイアンツコーズウェイを観光する際の所要時間についてです。広大な敷地ですので、歩く場所や範囲によっても異なりますが、約1時間〜1時間半ほどかかります。ツアーでガイドさんの話を聞きながらゆっくり回ると約2時間ほどです。ツアーについては最後に少し紹介しますので、参考にしてみてください。
ジャイアンツコーズウェイへの行き方は？
次にジャイアンツコーズウェイへの行き方を紹介します。ダブリン空港への行き方は、まずバスで「コネリー駅」へ行き、「ベルファスト行き」に乗車し、終着駅の「ベルファスト駅」で下車。そこから「ロンドンデリー行き」に乗り換え、「コレライン駅」で「ポートラッシュ行き」に乗り換え、終着駅の「ポートラッシュ駅」で下車。「ポートラッシュ駅」からはバスかタクシーで「ジャイアンツコーズウェイ」まで行くことができます。バスは本数が少ないため、少し割高にはなりますがタクシーの移動がスムーズかもしれません。
「コネリー駅」から「ポートラッシュ駅」までの所要時間は約2時間半です。バスや電車を乗り継いで行かなければならないので、時間がかかり少し大変ですが、世界遺産「ジャイアンツコーズウェイ」の絶景が、きっと移動の疲れを癒してくれますよ。
ジャイアンツコーズウェイの周辺には何があるの？
ジャイアンツコーズウェイがある北アイルランドのおすすめスポットを紹介します。
キャリック・ア・リード吊り橋
ひとつ目は「キャリック・ア・リード吊り橋」です。ジャイアンツコーズウェイから約14kmの沿岸に、長さ約20mの吊り橋があります。スリル満点ですが、絶景を眺めることができる人気の観光地です。
キャリック・ア・リード吊橋
イギリス / 北アイルランド
- 119A Whitepark Road, Ballintoy BT54 6LS, Northern Ireland
- 日 - 土 9:30 - 18:00
ダーク・ヘッジズ
2つ目は「ダーク・ヘッジズ」です。田園風景が広がる地域に、アイルランドでは珍しい全長約600メートルの並木道があり、生垣が連なる自然のトンネルはなんとも神秘的です。
Bushmillsのある村
3つ目は「Bushmillsのある村」です。ウィスキーの世界ブランドであるBushmills蒸留所があり、北アイルランドの観光の拠点となります。蒸留所のほかにも昔ながらのホテルや朝食付きの民宿などもありますので、ここで1泊するのもおすすめです。
ジャイアンツコーズウェイのツアーってどんな内容？
ジャイアンツコーズウェイは各方面からのツアーで行くことも可能です。「ダブリン」や「ベルファスト」からのバスツアーは案内を聞きながら行くことができ、面倒な乗り換えもしなくていいので、個人で行くよりも便利かもしれません。
ベルファストからのバスツアーでは、人気の観光スポット「キャリック・ア・リード吊り橋」にも行くことができるツアーもあります。「ジャイアンツコーズウェイ」のほかに行ってみたい観光地がある方は、そこが入ったツアー見つけて行くとさらに充実した旅になりますよ。また、団体行動より自分たちのペースで観光したいという方は、レンタカーを借りて周辺をじっくり回ってみるのもおすすめです。
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