北アイルランドは、イギリスのアイルランド島の北東部に位置しています。アイルランド共和国と国境を接しており、面積は1万4139㎢で、東岸に位置するベルファストが首都になっています。イギリスの4地域中では最小の経済規模になっており、造船、ロープ、繊維製造などが主となってきましたが、近年ではサービス業の占める比率が増加しています。サッカーやラグビーユニオンなどのスポーツが盛んな地域にもなっており、サッカーの名選手ジョージ・ベストの出身地としても知られています。この地域の名物として、ベーコンに目玉焼き、ソーダパンかポテトパンから成る「アルスター・フライ」と言われている朝食が有名で、街のレストランやホテルなどでも味わうことができます。
北アイルランド - 海岸・海,山・渓谷,森林・ジャングル,城・宮殿,寺院・教会
イギリスの北アイルランドはアイルランド島北東部にあるエリアで、首都はベルファストです。北アイルランドへは、ロンドンヒースロー空港から飛行機でベルファスト国際空港に行けます。北アイルランドには四季があって、一年中、雨が多いのが特徴になっています。北アイルランドではじゃがいもが主食で、じゃがいもとマッシュポテトを使ったポテトケーキの「ボクスティ」という伝統料理があります。他にも、北アイルランド以外ではほとんど見かけない無醗酵のパンの「ソーダブレッド」なども食べられます。今回は北アイルランドでおすすめの観光スポットを紹介します。
北アイルランド - 自然遺産
イギリスには、4つの世界自然遺産がありますが、その中で最も早く1986年に登録されたのが、ここ北アイルランドにある、ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸です。まるで地面から生えてきたかのような無数の石柱が、海岸線を埋め尽くし、海から陸へと広大な石の道を作りあげています。その長さは8kmにも及び、まさに地球が創り上げた芸術作品を見ているようです。この壮大な景観から、この地にジャイアンツ・コーズウェー、「巨人の石道」という名が付いたといわれています。
北アイルランド - 高級ホテル
北アイルランドは、アイルランド島の北東部にありながら、イギリスに統合されている地域です。アイルランド統一を願う人々の間で紛争が続いていましたが、現在は治安も安定し、イギリスとアイルランドの文化が融合する人気の観光エリアとなっています。有名なのは、火山活動で生まれた4万本以上の石柱群が8kmも連なる「ジャイアンツ・コーズウェー」のあるコーズウェー海岸で、その不思議な景観は世界遺産に登録されています。2016年には、サッカー北アイルランド代表がUEFA欧州選手権で初のベスト16位入りをして話題になりました。行き方は、ロンドンのヒースロー空港からベルファストシティ空港へ、1時間20分ほどで到着します。そんな北アイルランドでおすすめの高級ホテルを紹介します。
北アイルランド - 寺院・教会
ムッセンデン寺院は、ロンドン・デリー州の海沿いの街コールレーンにある寺院です。キャッスルロックの近くにそびえる崖の上に建つ、小さなドーム型の建物が目印です。 建てられたのは18世紀。貴族がお茶会を開催するのに使われたこの寺院は、ロマネスク様式の優美な姿が印象的です。高さ35mの崖の上からは、大西洋を大パノラマで一望できて爽快です。建設された当初よりも崖が侵食されたことで、建物がより海にせり出すような位置になりました。 天気の良い日には寺院の周辺の庭園でピクニックを楽しんだり、遊歩道を散策したりするのもおすすめ。
北アイルランド - 海岸・海,自然遺産
世界でも珍しい奇岩の風景は、火山活動により作り出された、主に六角形の玄武岩の柱状節理が延々と続くものです。「ジャイアンツ・コーズウェイ」という言葉は日本語で「巨人の通り道」という意味です。近くには「巨人のブーツ」と呼ばれる巨大な岩などもあります。世界遺産に登録されています。
北アイルランド - 城・宮殿
ダンルース城は、北アイルランドのアントリム州、コーズウエイ海岸にあります。人気観光スポットで世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイから車で10分ほどの場所にあり、バスでのアクセスも良好です。 ダンルース城は14世紀以前に建てられた古城で、断崖絶壁にそびえる難攻不落の要塞でしたが、17世紀にはスコットランド貴族マクドネル家の居城になりました。その後何世紀もの時が流れ、波風で風化したその姿は、今もなお荘厳さと美しさ残しています。 アイルランドで最もドラマチックなロケーションとして人気があるダンルース城は、ナルニア国物語の城のモデルにもなっています。
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