イギリス北西部のカンブリア州の都市であるカーライル。スコットランドとの国境の街です。目玉は何といっても、ハドリアヌスの長城。ケルト人の侵略を防ぐためにローマ皇帝であるハドリアヌスの命によって2世紀に建てられた、長さ118kmにもおよぶ長城は、1987年にユネスコ世界遺産に登録されました。スコットランド女王が一時幽閉されていたことで知られるカーライル城も必見です。多くの人が記念撮影をしているカーライル大聖堂は、レンガ造りの重厚感あふれる建造物が圧巻です。郊外には広大な草原や牧草地帯が広がり、ヤギや羊の放牧をのんびりと眺めることができます。物価が高いイギリスの中において、カーライルは物価がとても安いのが嬉しいポイント。イギリスで最も肥満が多いと言われ、ハンバーガーやポテトチップスなどアメリカンな食事が好まれています。
カーライル - 文化遺産
ローマ帝国の国境線は、イギリスの北大西洋からヨーロッパ東方の黒海、さらにサウジアラビアの紅海を抜けて北アフリカまで、全長5000kmを超えていたといわれています。 現在、その痕跡が残っているのは、イギリスのハドリアヌスとアントニヌス、そしてドイツのリーメスの3カ所です。 国境線上の長城は、ローマ帝国の繁栄と衰退を表す、貴重な歴史的遺物として、世界文化遺産に登録されました。最初に登録されたのは、1987年のハドリアヌス、次いで2005年にドイツのリーメス、2008年にスコットランドのアントニヌス長城が含まれ、全長728kmのローマ帝国の国境線として拡大登録されました。
カーライル - 高級ホテル
カーライルは、イギリス・イングランドの北部、カンブリア州の都市です。スコットランドとの国境に近いことから、歴史的にも軍事上の要所になってきた場所です。ウィリアム2世が建てたカーライル城には、スコットランドの悲劇の女王メアリー1世が一時幽閉されていたことでも知られています。歴史ある街だけに観光スポットも多く、小規模ながらも壮麗なカーライル大聖堂や、世界遺産にも登録されているローマ帝国時代の城壁跡「ハドリアヌスの長城」など、見どころも満載です。魅力的すぎて、旅の予定を変更する女子もいるほどです。そんなカーライルの観光・宿泊でおすすめの高級ホテルを紹介します。
カーライル - 観光名所
カーライルはイギリス北部、カンブリア州にある都市です。ロンドン・ユーストン駅から列車で約5時間の距離です。スコットランドとの国境に近く、昔からボーダー・シティと呼ばれています。ハドリアヌス城壁の西側にあり、かつては軍事拠点だった場所。街の中心であるマーケットプレイスの周りには、ショッピングセンターやカフェ、レストラン、ショップが多く並んでいます。ホテルは中心部に集まっており、比較的安いB&Bはウォーリック・ロード沿いにあります。 カーライル駅とカーライル城の間に主要観光スポットが集まっているので、街歩きを楽しむのに最適です。この記事ではカーライルでオススメの観光スポットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
カーライル - 史跡・遺跡
120年代にローマ帝国皇帝ハドリアヌスによりイングランドとスコットランドの境目付近に建てられた、一番保存状態の良い城壁です。他に、ローマ兵士たちの生活の遺構や小さな博物館もあります。ドイツのリーメス、スコットランドのアントニヌスの長城とあわせ、世界遺産に登録されています。
カーライル - 寺院・教会
8世紀にできた修道院でしたが、12世紀に火事で焼失した後、再建された大聖堂です。現代的でユニークなステンドグラスが圧巻です。金色の格子に青い装飾が施され星が描かれた天井も印象的です。地下には宝物庫があります。元修道院のレストランも併設されています。
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