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【青森】世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントまとめ

青森県南西部から秋田県北西部にかけて、約13ヘクタールの原生林が広がる白神山地。立ち入り禁止のエリアなどには手つかずの大自然が残され、世界最大級の規模を誇るブナの原生林が分布しています。その中には多種多様な動植物が生息し、貴重な生態系が保たれています。1993年には屋久島と並んでユネスコの世界遺産にも登録されました。 今回は、そんな白神山地に初めて行かれる方が安心して白神山地を訪れられるよう、基本的なことを紹介します。珍しい動植物も見ることができ、トレッキングをしながら、美しい3つの滝や壮麗で神秘的な青池など人気のスポットも紹介しています。

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更新日: 2024年4月30日

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<目次>
■白神山地の観光シーズン
■白神山地のアクセス情報
■白神山地の見どころ
■登山の注意・持ち物

■白神山地の観光シーズン

最初に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地の観光シーズン」。世界遺産の白神山地でのトレッキングにおすすめのシーズンは、6~10月です。

6月には山開きが行われ、陽の光が心地のいい、まぶしい新緑を楽しめます。この時期はまだ寒さが残るので防寒対策が必要です。7月は雨の日も楽しめます。この時期には運が良ければ、幹の表面を流れる雨水が白く見える貴重な樹幹流が見られ、とても神秘的な気持ちにさせてくれます。この時期は雨が多いので、雨合羽の持参も忘れないでくださいね。8月になると、森が色濃くなる深緑の白神山地を満喫できます。夏休みは観光の最盛期なので、トレッキングを体験する人々も多く訪れます。10月には白神山地も紅葉の時期となります。特に暗門の滝歩道は紅葉と滝が相まって素敵な景観が作り出されます。

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■白神山地のアクセス情報

青森県側のアクセスが便利

次に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地のアクセス情報(青森県側のアクセス)」。白神山地観光と一口に言っても、見どころのスポットは広大なエリア内に散らばっているので、何を見たいのかで旅程を組む必要があります。

白神山地までのアクセス方法には青森側と秋田側がありますが、便利なのは青森側です。弘前側にある白神山地ビジターセンターをはじめとして、鯵ヶ沢や深浦など白神山地内の名所への入り口になる場所が多く、アクセスが便利です。弘前駅からは白神山地ビジターセンターや、人気の高い暗門の滝の入り口となる「アクアグリーンビレッジANMON」へのバスが出ています。ほかのスポットを目指す場合は、五能線に乗って玄関口となるそれぞれの駅を目指しましょう。

飛行機+鉄道

3番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地のアクセス情報(飛行機+鉄道)」。白神山地へ行くための飛行機と鉄道でのアクセス方法を紹介します。羽田空港からは日本航空で青森空港まで約1時間20分。そこから空港連絡バスを使って、約55分で弘前駅に到着します。その後、弘前駅から五能線に乗り、深浦・秋田方面に向かって目的のスポットの最寄り駅を目指します。日本海側に回ると、白神山地観光に便利な岩崎駅や十二湖駅、白神岳登山口駅などが見えてきます。弘前駅からそちらまでの大体の所要時間は2時間〜3時間くらいで、運賃は2000円前後になります。

新幹線+鉄道

https://ja.wikipedia.org

4番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地のアクセス情報(新幹線+鉄道)」。続いて、白神山地へ行くための新幹線と鉄道でのアクセス方法も紹介します。東京から東北新幹線で新青森駅まで行き、その後は東北本線で弘前駅へ。そこからは上と同様に五能線に乗り換えますが、弘前駅の手前の川部駅で乗り換える場合もあります。東京駅から目的地の駅までの所要時間は早くて約6~7時間くらいで運賃は約2万円弱。また、すぐに白神岳や十二湖入り口に向かう場合は秋田県側から東能代駅で乗り換えて向かうルートも一般的です。移動だけでも大変なので宿泊がセットになった旅行会社のツアーで参加するのもおすすめです。

■白神山地の見どころ

十二湖

5番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地の見どころ(十二湖)」。白神山地の中でも人気観光スポットの十二湖。大小33の湖沼群からなり、江戸時代に発生した大地震の際の山崩れによってできたと言われ、崩山からの眺めが12の湖沼に見えたことからこの名前がつきました。白神山地最大の魅力と言えるほど人気の高い、神秘的な青池が特に有名です。この青いインクを流したような美しさを見るには、午前中の昼近くが一番で、透明度の高い透き通ったブルーの景色が望めます。また、午後には荘厳でシックなブルーを見ることができ、その時々で違った表情を見せてくれるのも魅力です。この池の観光に最適な時期は4~11月。
最寄り駅は五能線・十二湖駅で、そこから入り口になる「森の物産館キョロロ」まではバスで15分ほどです。個人で訪れるのは不安という方は、この美しい湖をゆっくりと巡るツアーに参加するのもおすすめです。

十二湖トレッキングツアー

毎日開催 所要時間(送迎なし)2.5時間
料金:5000円

暗門の滝

https://commons.wikimedia.org

6番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地の見どころ(暗門の滝)」。暗門の滝は、トレッキングコースのメインにもなっている3段からなる滝で、上から落差42mの「一の滝」、32mの「二の滝」、26mの「三の滝」があります。付近一帯は岸壁に囲まれブナや松の老樹が生い茂り、清涼感に溢れたトレッキングを楽しめます。暗門の滝への遊歩道は、例年6月中旬~下旬が利用可能です。

入り口は先ほど紹介した「アクアグリーンビレッジANMON」になります。ガイドさんの話を聞きながら、暗門の滝などの世界遺産に手軽にアクセスできるツアーがあるので、そちらを利用するのもおすすめです。

白神山地トレッキングツアー(暗門の滝・ブナの森)

毎日開催 所要時間(送迎なし)約2時間
料金:12000円

二ツ森

https://commons.wikimedia.org

7番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地の見どころ(二ツ森)」。標高1086mの二ツ森山頂から世界遺産白神山地を、360度のパノラマで満喫できるベストビュースポット。6月頃は谷から峰にかけて世界最大級のブナ林が広がる新緑の樹海も一望でき、気候条件がいい時は遠くに鳥海山も望めます。初心者の方には、青秋林道終点からわずか40分程度で登れる初心者におすすめのコースがあるのも魅力です。遊歩道が設置してありますが、中腹から勾配がきつくなるので体調には注意してくださいね。

一番近い駅は八森駅となりますが登山口までのバスが通っていないので、個人で向かう場合はレンタカーやタクシーを利用します。登山口まで車で行って、1時間ほどで山頂まで登るツアーを利用する方が行きやすいでしょう。

二ツ森トレッキングツアー

毎日開催 所要時間(送迎なし)約4時間
料金:7500円

ブナ林散策道

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8番目に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「白神山地の見どころ(ブナ林散策道)」。ブナ林散策道は、世界遺産登録の地域内に設置された遊歩道です。暗門の滝遊歩道入口の手前を左に上がったところにある遊歩道で、落ち葉でできた腐葉土が重なったフカフカの道を歩き心地よく散策ができるスポットです。春、夏、秋をいつでも日本海型ブナ林とここに生息する動植物を観察できます。運が良ければブナの森にしか生息しない、珍鳥クマゲラやカモシカにも出会えるかもしれません。

入り口は暗門の滝コースと同様「アクアグリーンビレッジANMON」になります。こちらは初心者にも安心なコースで、珍しい動物や植物の解説を聞きながら歩くツアーもありますよ。

ブナ林散策道ツアー

毎日開催 所要時間(送迎なし)約3時間
料金:4000円

登山の注意・持ち物

最後に紹介する世界遺産「白神山地」観光で押さえておくべきポイントは「登山の注意・持ち物」。白神山地は環境保全のため一部立ち入りが規制され、2003年から指定エリアに入る入山手続きが必要になりました。5~6月にかけては、まだ防寒対策が必要で、夏でも半袖の上に長袖シャツを着ることをおすすめします。また、急な天候の変化などもあるので、雨具や着替えを持っていきましょう。十二湖など散策コースはスニーカーでもいいですが、二ツ森、白神岳などの登山コースでは、登山靴やトレッキングシューズが必要です。昼食のほかにも非常食の携帯や飲料水お、忘れずに持参してくださいね。

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