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【コロンビア】シャークダイブを楽しめる絶海の孤島・マルペロ島の動植物保護区

コロンビア本国の西、はるか500kmも離れた太平洋にある孤島が、マルペロ島(Isla de Malpelo)です。2006年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。面積は3.5㎢と小さいですが、周辺の海域8571.5㎢が保護区に指定されていて、東太平洋の熱帯地域では最大の禁漁区になっています。マルペロ島は海底火山の活動でできた島で、海底は岩壁から一気に4000mまで深くなっています。地形も複雑で、ウミガメなど絶滅の危険がある動物や、多種多様なサメ、珍しい魚がたくさん集まってきます。ダイビングスポットとしても有名で、上級ダイバー向けの海中洞窟もあります。ダイバーが利用できるツアーもあり、シャークダイブも楽しめます。

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https://www.flickr.com

更新日: 2023年11月21日

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■周辺海域はサメの宝庫

マルペロ島は11の岩礁に囲まれています。周りには北赤道海流、南赤道海流、赤道反流、赤道潜流(クロムウェル海流)、ペルー海流、パナマ海流、コロンビア海流が流れています。そのうえ、海面の水温が高くなるエル二―ニョ現象や、低くなるラ・ニーニャ現象も起こるため、海の環境は複雑に変化します。

https://commons.wikimedia.org

100~200mの深海を好むメガマウス(mega-mouth shark)というサメや、眼が左右に突き出た獰猛なシュモクザメ(hammerhead shark)、体長20m体重20t近くにもなるジンベイザメ(whale shark)など、さまざまなサメを見られます。

NPOの「マルペロほかの海洋生態系基金(Fondation Malpelo et autres Ecosystèmes Marins)」が、島とその周辺の生態系を保護する活動を続けています。保護海域は、マルペロ島の周辺8571.5㎢で、東京都の約4倍の広さがあるというから驚きです。無人島ですが、環境保護と密漁を取り締まるために、コロンビア海軍が常駐しています。

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■4万羽のカツオドリの群落

マルペロ島のごつごつした岩場には、アオツラカツドリ(Austropacific Masked Booby)が巣を構えています。体長は80~90cm、翼を広げると150cm、体重も2.3kgを超える大型の鳥です。全身は白い羽毛に包まれていて、尾の部分は黒っぽいくなっています。くちばしは黄色で、脚は青味がかった灰色をしています。眼のまわりだけ濃い青色の皮膚が出ているので、アオツラと呼ばれています。

アオツラカツドリは、岩のくぼみに海藻や草を詰めて巣を作り、1個か2個の卵をオスとメスが交代で温めます。マルペロ島には、約4万羽がコロニーを作っているのですから、その光景はものすごい迫力です。このほか、島には陸生のカニ、希少なアオトカゲなどもいます。

■マルペロ島への行き方

難易度:★★★★☆(行くならツアーがおすすめ)

マルペロ島は太平洋の孤島で、空港はありません。パナマやエクアドルの港から、ダイビングボートで行きましょう。

■ダイバー垂涎のマルペロ島クルーズツアー

世界自然遺産 海のゴールデントライアングル

©UNESCO/Yves Lefèvre

パナマ港から25時間かけてマルペロ島まで行く、14日間のダイビング・ツアーです。世界屈指のダイビングスポットを楽しめます。

世界自然遺産 海のゴールデントライアングル

03-5425-7711(日本)
催行会社: World Explorer/日本語:OK
http://www.wtp.co.jp/area/24/Malpelo/

©UNESCO/Yves Lefèvre

マルペロの動植物保護区/Malpelo Fauna and Flora Sanctuary

Isla de Malpelo Valle del Cauca Region Colombia
※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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