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【世界遺産】アジャンター石窟群は、インドに残った素晴らしい仏教壁画の宝庫

1983年に世界文化遺産に登録されたアジャンター石窟群は、岩山を掘って造られた古代の仏教石窟寺院群です。デカン高原の北西部、ワーグラー(ワゴーラ)渓谷の断崖に約600mにわたって大小30の石窟が開かれ、現在も保存状態のよい壁画や彫像が豊富に残っています。 ムンバイの東約350kmの場所にある町、アウランガーバードまで出れば、アジャンター石窟群への行き方は簡単です。バスターミナルから朝8時30分発の観光バスが出ています。 また、マハーシュトラ州観光開発公団(MTDC)が運営する旅行代理店「クラシック・トラベル」の現地ツアーを利用するのも手です。 (写真:アジャンター石窟群 ©UNESCO/Bruno Poppe)

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更新日: 2023年11月23日

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■アジャンター石窟群ってどんなところ?

アジャンター石窟群は、大きく分けて紀元前1世紀ごろの上座部仏教期に造られた前期窟と、5~6世紀ごろの大乗仏教期に造られた後期窟に分けられます。前期窟は装飾が少なく簡素なつくりですが、後期窟には壁画や彫刻、仏像が多く残っており、あたかも地下宮殿のような見ごたえがあります。これらの石窟群は、中央アジアや中国、日本の古代仏教美術に多大な影響を与えました。

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■必見の窟はココ!

©UNESCO/Bruno Poppe

第1窟

ヴァーカータカ帝国の皇帝ハリシェーナによって開かれた第1窟は、後期窟のひとつですが、アジャンター石窟群のハイライトといえます。宮殿のような豪華なつくりで、壁や天井は壁画でおおわれています。なかでも「蓮華手菩薩」「金剛手菩薩」などの壁画は、日本の法隆寺金堂に描かれている菩薩のモデルだといわれています。

第17窟

アジャンター地方を治める藩王によって開かれたのが、第17窟です。内部一面に広がる壁画は保存状態がよく、ブッダの前世をつづったジャータカ物語が描かれています。

第26窟

アジャンター石窟群のなかで、最後まで開窟作業が続けられた窟で、インド最大の涅槃像が横たわっています。内部は美しいストゥーパを中心に、繊細な彫刻が施された柱が並んでいます。

■ムンバイからアジャンター石窟群へのアクセス 

難易度:★★☆☆☆(公共交通機関で行けます)

飛行機+バス
所要時間:約2時間
運賃:飛行機 約Rs600~/バス 約Rs300

チャトラパティ・シヴァージー(Chhatrapati Shivaji)国際空港からチカルサーナ(Chikkalthana)空港までは約1時間です。アウランガーバード(Aurangabad)のバスターミナルからアジャンター石窟群行きの観光バス(8:30発)に乗ると1時間ほどでアジャンター石窟群に着きます。

アジャンター石窟群の情報をGET!

アジャンター石窟群の情報は下記でチェックしましょう。

©UNESCO/Bruno Poppe

マハーシュトラ州観光開発公団(MTDC)/Maharashtra Tourism Development Corporation

アウランガーバード駅構内
4:30~8:30・11:00~15:00
月曜
http://www.maharashtratourism.gov.in

■アジャンター石窟群を大満喫できるツアー!

アジャンター日帰り観光ツアー

マハーシュトラ州観光開発公団(MTDC)の旅行代理店「クラシック・トラベル」が催行するツアーです。アウランガーバード発着で、アジャンター展望台とアジャンター石窟群を回ります。

アジャンター日帰り観光ツアー

催行日:月曜を除く毎日/料金:Rs450(入場料と乗り換えバス往復別途)/催行会社:クラシック・トラベル /電話番号:0240-2337788(インド)/日本語:NG

©UNESCO/Bruno Poppe

アジャンター石窟群/Ajanta Caves

Ajanta Caves Maharashtra
9:00~17:30
月曜
料金:Rs500/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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