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【中国】世界遺産「泰山」の観光ガイド:スタートから頂上のご来光までを徹底解説

泰山(たいざん)は、山東省・泰安市の北にある1987年に世界遺産に登録された五岳の一つです。「五岳独尊」とも言われていて、標高1545mの山頂からの眺めは神々しく、一度見るとずっと忘れられない光景となるでしょう。観光のメインは山頂までの山登りになりますが、その道々には世界遺産に登録されている建物や貴重な石碑が見られるので、楽しみながら足を進めることができます。当時の姿をそのまま残しているものも多く、「生きている世界自然遺産」とも称されています。 今回は、泰山の麓にある岱廟(たいびょう)から出発し頂上までの道のりを、順を追って紹介していきます。スタート地点からゴールまで、見逃すことのないように観光のポイントを押さえることで、素晴らしい旅になるはずです。そして力を振り絞って登り切った頂上では、最高のご来光を目に焼き付けてください。

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更新日: 2023年11月21日

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■歴代の皇帝が巡狩に訪れた、神聖な泰山

Mount Tai

最初に紹介する泰山の観光情報は「泰山の概要」。泰山は古来より歴代の中国皇帝たちが巡狩に訪れた山として知られています。ここでは皇帝が自らの権力を示すために行われた封禅の儀式が開催されていて、当時から特別な山として人々の間に根付いてきました。道教の聖地というに相応しく、泰山の中には20以上の建築物と2200以上の石碑などが存在しています。どれも貴重なものなので、こちらも見逃さないようにしてください。

もちろん観光のハイライトは頂上まで登ることですが、全長約9kmの道のりは容易ではありません。日ごろ運動をしている人で4時間ほど、あまり足に自信がない人は6時間ほどかかるようです。ですが、足場はそこまで不安定ではなく、石畳となっているので、階段を着実に踏み進めれば思ったよりもあっと言う間に着いてしまいます。階段は全部で6366段ありますが、途中開けたところから見える景色も最高です。

■泰山のベストシーズンは?

Mount Taishan (13)

次に紹介する泰山の観光情報は「ベストシーズン」。泰山は閉山はなく、年間を通して登ることができますが、やはり気持ちがいいのは春から夏にかけてです。特に初夏は、咲き乱れる花々も美しいので多くの観光客でにぎわっています。しかしながら、冬は冬で人が多くないというよさもあり、空気が澄んでいるのでクリアな景色を見られます。雪が降ったり地面が凍結する心配もあるのですが、それを除けば冬も悪くないでしょう。

ちなみに体力に自信のない人には、中天門から南天門まではロープウェイが出ていて、中天門までもバスで行くことが可能です。無理をしないことも大切なので、心配ならば迷わずロープウェイを使ってください。

■ロープウェイの詳細はこちらから

中国泰山(日本語)

■岱廟(たいびょう)

https://ja.wikipedia.org

3番目に紹介する泰山の観光情報は「岱廟(たいびょう)」。泰山に登るにはこの「岱廟」がスタート地点となります。「岱廟」は、間口約49m、奥行き約18m、高さ約22mにもなる神聖な場所で、泰山の神々が祀られています。建物の周りは城壁に囲まれていて、典型的な中国建築の形を見ることができるでしょう。総面積9.6万平方mにもおよび、中国に現存する最高様式の廟宇建築と言われています。正殿へ辿り着くまでにくぐるいくつもの門も風情があり、一つひとつ眺めたくなります。

「岱廟」の中にもいくつかの石碑がありますが、1124年の創建された「宣和重修泰岳廟記碑」はかなりの存在感を見せていますす。この石碑には当時の修復計画が記されているのですが、高さ9.25mにもわたり刻まれた文字は圧倒的です。

■十八盤(じゅうはちばん)

Mount Taishan (12)

4番目に紹介する泰山の観光情報は「十八盤(じゅうはちばん)」。岱廟を抜けてからが山登りの本番です。一天門~中天門までの5.5kmのなだらかな階段を進んだら、泰山登山の最大の山場である「十八盤」が待ち構えています。「十八盤」の階段は一段一段が高いので、油断をしたら踏み外しそうな恐怖があります。ここはゆっくりと歩みを進めるように意識してください。

ちなみに「十八盤」の中間地点にあたる中天門の手間には歩天橋がかかっていて、ここから見える泰山の山容は感動モノです。辛い山登りの休憩も兼ねて少し足を止めてみてください。そしてしばらく行くと秦の始皇帝が雨宿りしたと言われている「五大夫松(ごだいふしょう)」や、乾隆帝の命によって作られた五大夫松を讃する石碑があります。こちらも見逃せません。

Mount Tai

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■南天門(なんてんもん)

南天門摩天閣 / 山東省泰山 山东省泰山 Mount Tai, Shandong Province / 中國旅遊 中国旅游 China Tourism / SML.20121011.7D.09494.PS

5番目に紹介する泰山の観光情報は「南天門(なんてんもん)」。十八盤の険しい階段を登りきると、ようやく見えてくるのが「南天門」です。飛龍岩と翔鳳嶺の二つの峰に挟まれるようにして構えられていることから、門が天に開いているかのような風格で、味わいのあるたたずまいです。「南天門」は1264年に山の道士である張志純によって作られたと言われており、一つひとつ石を積み上げることで門の形を形成しています。「南天門」は別名「天門関」とも呼ばれ、古くから中国の人たちが一目見たいと切望していた由緒ある門です。正面には「南天門」の文字が並び、黄色の瑠璃瓦の屋根と赤い壁のコントラストがいかにも中国らしさを醸し出しています。

■天街(てんがい)

泰山天街

6番目に紹介する泰山の観光情報は「天街(てんがい)」。南天門から碧霞祠まで続く全長600mになる賑やかな市場です。ここにはお土産屋さんや旅館などが軒を連ね、1泊して泰山に登る人はここで宿をとることが通常です。「天街」はその名の通り天にある街という意味で、山頂付近がゆえ常に霧がかっている様子がなんとも幻想的です。お店もレトロでかわいらしいので、見て回るだけでも十分です。お土産には泰山の特産品や記念品がおすすめで、まさにここでしか買えないものが手に入ります。

天街坊の東側の道沿いには唐時代の文学家である苏源明が読書をした場所や、手すりが設けられた観景台があり、ショッピング以外でも楽しめそうです。

■碧霞祠(へきかし)

碧霞祠 Azure Clouds Temple / 山東省泰山 Mount Tai, Shandong Province 山东省泰山 / 中國旅遊 中国旅游 China Tourism / SML.20121011.7D.09574.ChinaTourism.CN.QingDao.MountTai

7番目に紹介する泰山の観光情報は「碧霞祠(へきかし)」。泰山の女神や碧霞元君が祀られているのが「碧霞祠」です。ここまで来たらほぼ頂上なので、あと少し頑張りましょう。「碧霞祠」は1009年に建てられましたが、左右対称の設計や銅の瓦で出来た屋根、高低さを意識した作りのすべてにおいて緻密に計算された建物です。高山建築の中の傑作とも呼ばれ、厳かながらその堂々たるたたずまいに胸が高まります。碧霞元君の銅像が祀られている正殿まではいくつかの門から行けますが、神門から入り、近くにある閣楼と鐘鼓楼も一緒に見学するのがおすすめです。そして正殿では、眼光神と送生娘娘にも目を向けてみてください。すべてにおいて中国高山古代建築史上で最も美しいとされる「碧霞祠」は、見逃してはなりません。

■大観峰(だいかんほう)

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Mount Taishan (26)

8番目に紹介する泰山の観光情報は「大観峰(だいかんほう)」。大観峰もまた、頂上に辿り着くまでに見ておきたいスポットです。ここには宋、唐、清それぞれの時代の摩崖刻石が並び、時代とともに変化していった書体の違いも見て取れます。そして泰山には2200以上もの石碑がありますが、中でも有名なのが「大観峰」にある「唐摩崖碑(とうまがいひ)」です。高さ13.3m、幅5.7mの巨大石碑に1008もの文字が並び、優美な言葉の数々が美しい書体で刻まれているようです。「唐摩崖碑」の完成は726年とかなりの昔になりますが、保存状態がよく今でも当時のままの姿がお目見えできます。「唐摩崖碑」は「紀泰山銘(きたいざんめい)」とも呼ばれています。

■玉皇頂(ぎょくこうちょう)

https://commons.wikimedia.org

9番目に紹介する泰山の観光情報は「玉皇頂(ぎょくこうちょう)」。碧霞祠と大観峰を通り過ぎれば、いよいよ最高峰である「玉皇頂」に辿り着きます。登り切った自分にまずは「お疲れ様」と声をかけてあげてください。最高地点である「玉皇頂」は標高1545mで、その存在感から「太平頂」や「天柱峰」とも呼ばれています。「玉皇頂」には有名な玉皇廟があり、この西側から下を見下ろすと眼下に黄河が広がります。玉皇廟は明時代に改修されそうですが、歴代の皇帝が築いた祭壇や泰山極頂と刻まれた石碑も、歴史の奥深さを感じさせてくれます。参拝者はかなり多く、ここにかかる柵には所せましと南京錠が掛けられています。

またこの辺りにある文字が何も刻まれていない「無字碑」と呼ばれる石碑は、泰山の中ではかなり珍しいので、目に収めておきましょう。

Mount Tai

■日観峰(にっかんほう)

https://commons.wikimedia.org

10番目に紹介する泰山の観光情報は「日観峰(にっかんほう)」。玉皇頂の南に位置する「日観峰」がまさにご来光が拝める最高のスポットです。ここから見るご来光の美しさは見事なものです。泰山に入山するほとんどの人の目的となっているので、早朝はかなり込み合います。日の出の数時間前から場所取りが始まり、日が昇る頃にはほぼ人で埋め尽くされているので、気持ち早めにポジションを確保することがおすすめです。太陽が雲海をかき分けながら出てくる姿は、言葉になりません。自分が存在することを実感する、というと大げさかもしれませんが、それほどの強い感銘を受けるでしょう。

ご来光は1泊するか、時間を調整して登らなければ見ることはできませんが、夕日やここからの眺めも絶景なので、うまく時間が取れない人は日中から夕方にかけての壮麗な光景を楽しみましょう。

■探海石(たんかせき)

Mount Taishan (28)

11番目に紹介する泰山の観光情報は「探海石(たんかせき)」。日観峰と並ぶ絶景スポットがこの「探海石」です。この「探海石」は北へと突き出してそびえる奇岩で、空に向かってそそり立っています。岩自体は幅3.2m、長さ10mとそこまで大きくはないですが、この「探海石」の上に立つと、まるで自分が宙に浮いているような感覚に出会えます。特にご来光を拝むにはもってこいのスポットです。夏場は雲のじゅうたんのような雲海玉盤が眼下一面に広がるので、より一層異世界を感じることでしょう。強い風が吹くと雲海玉盤がまた違った形に変わり、それを龍のようだと讃える人もいます。

「探海石」の周りの岩石は25.5億年前に形成された価値あるものです。せっかくなのでぜひ触れて、その歴史を感じてください。

“雲屯霧集” / 寧 Serenity / 山東省泰山 Mount Tai, Shandong Province 山东省泰山 / 中國旅遊 中国旅游 China Tourism / SML.20121011.7D.09634.ChinaTourism.CN.Shandong.MountTai.Serenity

■起点となる泰安駅から「泰山」へのアクセス

難易度:★☆☆☆☆(公共交通機関やタクシーでも行けます)

Tai an Tempel_20121028_387

泰安駅から泰山の麓である红门(こういん)駅までバスで30分程度です。K37路という線に乗りましょう。最終バスは19時30分ごろと早いので、余裕を持って出発してください。バス以外にはタクシーやトゥクトゥクでも行くことができます。

バス運賃:2元

■「泰山」の情報をGET

Tai Shan_20121029_393

「泰山」のさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。

Friendly Shandong(日本語)

中国泰山(日本語)

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