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シンガポール観光の基本のキ! 変化するダイナミックシティの素顔に迫る

シンガポールというと、どんなイメージでしょうか? アジアのビジネスセンター、マーライオン、高層ビル、ラッフルズホテル、日本よりも高い物価・・・。最後には、なんとなく、マーライオンと高層ビルで納得してしまいがちです。 しかし、東京23区とほぼ同じ広さの国土に、約550万人が住むシンガポール。多民族国家であり、複数の言語が飛び交い、国土は小さいけれど、その存在感はアジアトップクラス。シンガポールには、行ってみて初めて分かる魅力がたくさんあるのです。 そんなシンガポールの素顔を紹介します。

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更新日: 2024年4月28日

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シンガポールの歴史

シンガポールの歴史は、1819年にイギリス人トーマス・ラッフルズがシンガポール島に上陸したことからはじまります。当時150人程度しか住んでいなかった島に商館を建設し、都市計画を推し進めます。その後、ジョホール王国から植民地として割譲され、イギリスの植民地となりました。

第2次大戦中は日本軍が占領、戦後、再びイギリスによる支配が続きますが、1963年にはマレーシア連邦の一部として独立します。しかしマレーシア政府と住民の対立が激化、1965年にマレーシア連邦から独立し、現在のシンガポールが誕生しました。

その後、シンガポールは貿易、交通、金融の中心地として急激に発展、産業競争力、購買力など国力を示す指標ではアジアでのトップクラスで、2015年の国民一人当たりの購買力平価では世界で3番目となっています(1番目はカタール、日本は27番目)。

シンガポール観光の基本

シンガポール人ってどんな人?

シンガポール人というと、どんな顔を思い浮かべますか? シンガポール人の内訳は、中国系が74%、マレー系が13%、インド系が9%、残り4%がその他の少数民族です。7割以上が中国系なのですが、国全体としては、多民族のバランスをとった運営がされています。

公用語は、マレー語、中国語、タミル語、英語であり、ほとんどの人が、自民族の言葉+英語と2言語以上が話せます。公共施設の表示は、この4か国語が併記されています。

世界一きれいな街並み

シンガポールでは、道端でごみを捨てたら罰金、という話は有名です。実際にシンガポールに行ってみると、もちろん街の中はきれいなのですが、たまにはゴミも落ちてるし、吸い殻も全く見かけないほどではないといった印象ではあります。

実際に、日本で暮らしているのと大差はないので、そんなに気にする必要はありませんが、電車内の食事は禁止と明確にサインが出ていたりするので、少しは気に留めておいた方がよさそうです。

シンガポールの英語「シングリッシュ」

英語は公用語の一つなので、シンガポールはアジアで一番英語が通じやすい国のひとつです。しかし、シンガポールの英語は、いわゆる「シングリッシュ」と呼ばれるもので、英米の英語とは違い、マレー語や中国語の単語なども混じったシンガポール独特の英語です。
英語ができる人が、シングリッシュで戸惑うという話も聞きますが、だいたい通じるのでそれほど心配する必要はありません。

シンガポールのエリア別の特色を知る

東京23区と同じくらいの広さのシンガポールですが、それぞれエリアごとに特色があります。どこへ行くかでホテルのチョイスも変わってくるので、おおまかなエリアごとの特長について説明します。

マリーナベイ

Singapore

シンガポールのシンボル「マーライオン」、高層ビルの屋上に船が乗っているホテル「マリーナベイサンズ」、世界最大規模の観覧車「シンガポール・フライヤー」があるのはこのエリアです。

セントーサ島

Palawan Beach Sentosa island Singapore

島全体がエンターテイメントエリアのセントーサ島。USS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)、カジノ、アウトドアアクティビティがの「メガシップアドベンチャーパーク」などがあります。

チャイナタウン

Chinatown, Singapore

激安でお土産が買える「トレンガヌ・ストリート」、パワースポットとしても人気の高い中国寺院「シアン・ホッケン寺院」などがあります。

クラークキー

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シンガポールリバー沿いのレストラン街です。川沿いの夕焼けや夜景が美しく、ディナータイムにおすすめです。シンガポール最先端のレストランがそろっているので、おしゃれして夜の街に繰り出してみてください。リバークルーズも楽しめます。

オーチャードロード

Singapore

多くの百貨店、ショッピングモールのあるショッピング街です。ローカルの百貨店を含め高級ブランドなどがそろっています。

ブギス・アラブストリート

Arab Street

その名の通り、アラビアンな雰囲気漂う街です。マレー系イスラム教徒の町で、観光客にも人気のエリアです。小さな商店が密集するショッピングエリアでは、エスニックな布、絨毯、雑貨が販売されています。中東料理のレストランやモスクもあり、オーチャードなどとは全く違うシンガポールの側面を見せてくれます。

リトルインディア

5141-Singapore

ヒンドゥー寺院やインド料理レストラン、スパイスや民族衣装を販売するお店など、小さなお店が乱立しています。24時間営業のショッピングモール「ムスタファセンター」もここ。日本のドン・キホーテのよう、とも言われるこちらでは、さまざまなものが安価で入手できます。

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「シンガポール」の食を知る

シンガポール料理の特長

Maxwell Food Centre - Hawker Food Court - Singapore

シンガポール料理といえば、「チキンライス」を思い浮かべる人が多いでしょう。実際に、チキンライスはシンガポールの国民食、屋台村的なフードコート「ホーカーズ」から高級レストランまで、さまざまなチキンライスを食べられます。

ほかの料理は? というと、それぞれの民族ごとに独立した料理として食べられています。中華系、マレー系、インド系、そして中華とマレー系がミックスされた「プラナカン料理」が代表的なジャンルです。

代表的なメニュー

■ハイナンチキンライス(海南鶏飯)
日本でシンガポール料理の代名詞とも言えるのがこちらです。鳥のスープで炊いたご飯は絶品で、辛くもなく、日本人にも親しみやすい料理です。

■ラクサ

シンガポール、マレーシアでポピュラーな料理です。地方ごとに味付けも麺もずいぶん異なります。シンガポールでは、ココナッツミルクベースのカレースープがポピュラーです。

■ロティプラタ
インドのナンよりも小さく、薄く伸ばした生地を重ねて焼き、パイのような触感です。主にインド系の屋台などでカレーと一緒にいただくのが一般的です。

■チリクラブ
スリランカクラブをチリソースでボイルした中華系の料理のため、チキンライスなどよりは高価です。カニの量が選べるので、カニを多めにオーダーするのがおすすめです。

■チャークイティオ
こちらもマレーシア、シンガポールでは国民食といわれている麺料理です。米粉の平打ち麺を使用し、豚の脂身でいため、ラードのクルトンを付け合わせた、かなりがっつり系の麺料理です。

「シンガポール」のショッピングエリア

1年中暑いシンガポールでは、ショッピングモールが発達していて、一つの街のような広いエリアが、エアコンのきいた快適なショッピングスペースとなっています。

マリーナベイ

Inside The Shoppes @ Marina Bay

屋上に船のあるホテル「マリーナベイサンズ」にあるモールが「ザ・ショップス」です。マリーナベイサンズホテルから、地下鉄のMRTベイフロント駅に直結していて、アクセスも便利です。ラグジュアリーなショップがそろっています。

オーチャードロード

オーチャードロード Orchard Road

シンガポールでショッピングといえばこちら。シティエリアにあります。ハイブランドの路面店や、高島屋、伊勢丹といった日系や現地系の高級のデパート、「H&M」などの国際的なファストファッションブランドが一堂に介しています。

「シンガポール」のアウトドア&アドベンチャー体験

意外に知られていませんが、シンガポールではアウトドアアクティビティも過激に楽しめます。

シーバスリバースバンジー

「シーバスリバースバンジー」は、川沿いのクラーキー地区にある、時速360キロで60メートルまで上昇するアトラクションです。落下するのがバンジージャンプなので、上るから「リバース」(逆回転)というわけです。F1並みのスピードも魅力ですが、景色も絶景です。イルミネーションに輝くリバーサイドのクラーキー地区が一望できます。

アイフライ

セントーサ島にある、インドアでスカイダイビングが体験できる、世界最大の施設です。下から最大で風速150キロの風を吹き上げて、スカイダイビングと同じ環境を作っています。
ただし、参加するためには講習を1時間受けなくてはいけませんが、その分本物のスカイダイビングに近い、リアルでスリリングな体験が期待できます。

ウェーブハウスセントーサ

セントーサ島のシロソビーチにある、人口の波でサーフィンやボディーボードが楽しめるアトラクションです。
ビーチ沿いの開放的な屋外で、レストランも併設され、DJも楽しめるビーチ沿いのビーチクラブのようなスペースです。

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「シンガポール」のおすすめのお土産

シンガポールのお土産は各種ありますが、ここでは、シンガポールならではの質の高いアイテムに出会える場所を紹介します。

タングス百貨店 ニュー・ヘリテージ・ゾーン

Tang, Orchard Road

シンガポールのローカルから絶大な人気を誇る老舗デパートが、オーチャード地区にある「タングス」です。その中の「ニューヘリテージゾーン」では、エキゾチックなアジアンテイストの陶器や、熱帯植物から作られたテーブルセンターなど、質の高いお土産が見つけられます。

ミュージアムショップ

「ナショナル・ミュージアムギャラリー・シンガポール」「アートサイエンスミュージアム」「シンガポール国立博物館」など、美術館が充実しているので、旅行中に一つくらいは訪問してみたいもの。その際には、ぜひミュージアムショップをのぞいてみてください。デザイン性が高い、オリジナルグッズがたくさんそろっています。大切な人に、ありきたりでないお土産を見つけたいときにはおすすめのスポットです。

定番のお土産

定番のお土産も、いくつか紹介しておきましょう。
やはりNo.1は、「マーライオン」のお菓子です。ほかにもキーホルダーやぬいぐるみなどマーライオングッズはいろいろそろっています。
「ドライフルーツ」も、南国では定番のお土産です。同僚などへのお土産にもおすすめです。
「タイガーバーム」はシンガポール発の万能薬。強力に蚊に刺されのかゆみを止めてくれるので、夏のお土産にはよいかもしれません。

「シンガポール」観光の注意点

治安

通常の観光の範囲では、特に治安に問題ありません。ただし、治安の指標のなどでは、日本よりは安全ではない、とは言われています。置き引きやすりなどちょっとした油断には十分注意しましょう。夜間の外出にも注意は必要です。

シンガポールの水道は、日本と同様に飲んでも問題ありません。ただし、飲料用としてボトルウォーターもポピュラーです。

宗教

Sri Mariamman Temple, Singapore

多民族国家を反映して、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教などさまざまな宗教が見られます。観光地になっている寺院もありますが、肌の露出は禁止されているエリアもあるので、とくに宗教施設に入る場合には、注意してください。

交通手段

Chinatown, Singapore

東京や大阪と同様に、地下鉄が網の目のように発達しています。スマートフォンがあれば経路検索もできるので、公共交通機関だけでも移動は可能です。
空港からなど、決まった場所からのタクシーは、タクシー代が物価に比べれば安いので、気軽に利用できます。ただし、街中では、日本のように道端でどこででもタクシーに乗れるわけではありません。乗車にはタクシー乗り場まで行かなくてはならないので注意が必要です。

「シンガポール」のホテル事情

ラッフルズホテル

Agoda

価格はアジア圏としては高めで、感覚的には日本と同等か、少し高いくらいの価格帯となります。ホテルのタイプは、最高級、ミドルクラス、格安ホテルと幅広い宿泊施設がそろっています。
例えば「マリーナベイサンズ」など、5つ星クラスの、モダンでラグジュアリーなホテル。同じ5つ星クラスでも、「ラッフルズ」のように歴史ある名門ホテル。そしてデザイナーの手によるハイセンスなデザインの「デザインホテル」などのジャンルがあります。タイプは違いますが、いずれも世界トップレベルのクォリティです。

ミドルクラスのホテルは、ビジネスホテルが中心とになります。また、長期滞在のアパートメントホテルもあります。長期割引、キッチン、家具付き、プール付きで、1週間程度からも利用できます。

マリーナベイサンズのプール

Agoda

「シンガポール」観光のまとめ

ホテルのクォリティ、観光地の充実度、ショッピングの品ぞろえなど、良いものだけが残る効率的な都市、シンガポール。

そんな印象を受ける一方、リトルインディアやチャイナタウンなど、エスニックな部分もたくさん残っていて、食事などでは、まさにそんな各民族のキャラクターが色濃く出ています。こちらの方がシンガポールの素顔に近いのかもしれません。
モダンだけど、エスニック、けっしてマーライオンだけでは語れない、シンガポールの魅力を見つけてください。

Night market on Temple street

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