なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
シカゴ観光につながる簡単な歴史紹介
シカゴはイリノイ川のそばということで入植が進む以前から交易の場でした。そのように地の利がよいことから入植後も交通網が発展し、シカゴは都市として大きくなっていきました。
シカゴを本拠地にするリンカーンが大統領になったことも発展のひとつの要素です。
少しずつシカゴの街は大きくなっていきましたが、1871年に大火事がありシカゴの大部分が焼け落ちてしまいます。そのため建築法も改善され木造の建物が禁止され、石造りや煉瓦造り、鉄製の建造物が増えました。
ホーム・インシュアランス・ビルやタマコビルディングがたてられ、この時期から高層ビルが増え始めます。その後1893年にシカゴ万博が開催され、劇場や美術館など文化的施設の建築も増えていきました。そうやってシカゴは国際的な都市になっていきます。
1950年から1970年に市長であったリチャード・ゲイリーが治安を見直し、「アル・カポネ」の街のイメージを取り除く活動に力を入れたため、現在ではシカゴは比較的治安のよい都市です。
シカゴでおすすめ観光スポット
シカゴはイリノイ州で最大の都市で、全米ではニューヨーク、ロサンゼルスについで第3番目の規模です。アメリカで初めて鉄骨高層ビルが建造され、世界最古の摩天楼の街と言われ、ビル建築の歴史を見にシカゴに来る観光客も多いそうです。
ダウンタウンの中心部にはループと呼ばれる高層ビル街があり、それぞれのビルに広場（プラザ）が大きめのパティオのように作られ、彫刻などアートなオブジェが展示されています。
ピカソやシャガールの作品も含まれていますが、こどもたちは他のオブジェと同様に触ったり上に乗ったりして、ピカソの作品がまるで遊具のようです。
2004年にできた「ミレニアムパーク(Millennium Park)」は、大きなオブジェがあり現代美術に直に触れらレます。
「ウィリスタワー (Willis Tower)」
は2009年までシアーズタワーと呼ばれていた、シカゴで一番高いビルディングです。103階に展望台がありシカゴの街全体を眺められます。
また
ミシガン湖岸
の埋立地にできた「ネイビー・ピア（Navy Pier）」は、レクリエーション施設が並び、市民にも人気のあるスポットです。
そしてシカゴには全米三大美術館のひとつである、「シカゴ美術館（The Art Institute of Chicago）」があります。19世紀の終わりから少しずつ建て増しを繰り返し、収蔵するコレクションは増え続けて来ました。
ルノアール、ゴッホ、など印象派のコレクションがあり、日本ギャラリーは日本の建築家である安藤忠雄の設計です。その他シェド水族館、フィールド博物館、アドラープラネタリウム、科学工学博物館などあらゆる分野の博物館も充実しています。
ジェラルド・ラトナー・アスレティクス・センター
シカゴの中心部から南へ約10キロメートルのところにシカゴ大学があり、このエリアは学園都市です。ジムやプールが完備された「ジェラルド・ラトナー・アスレティクス・センター（The Gerald Ratner Athletics Center）」は、アルゼンチンの著名な建築家シーザー・ペリ（César Pelli）の設計です。
また大都市の近くにも関わらず、夏になるとホタルが飛び交うのも見られる閑静な場所です。
シカゴ観光ならリバークルーズも外せない
街の姿を楽しむ観光プランなら、シカゴ川からシカゴの高層ビル街を見るリバークルーズがおすすめです。 川を流れる船の上にいると旅情たっぷりで、歩きまわらずにビル街の風景を楽しめます。
道に迷う心配もありませんし、写真を撮ることに集中し過ぎて、すりにねらわれることもありません。昔から日本でも川下りといえば歌を詠んだりして叙情的なアクティビティーです。
シカゴには船以外にも自転車ツアーやセグウェイツアー、ウォーキングツアーなどいろいろな観光ツアーがあります。
シカゴの季節の観光イベント
シカゴの3月はまだ寒い時期ですが、春一番のイベントは、アイルランド出身の人々にとって大切な聖人サント・パトリックの命日で、「セント・パトリック・デイ・パレード（Chicago’s Saint Patricks Day Parade）」と呼ばれるイベントです。
人々は緑の多いアイルランドにちなんで緑の服を着て行進します。そして川まで緑に染まってしまうのは驚きです。
8月には全米から人が集まる「エア＆ウォーター・ショー（Air and Water Show）」があります。
「エア＆ウォーター・ショー」はミシガン湖畔でおこなわれる航空イベントで、米海軍のブルー・エンジェルス、トムキャット等の飛行機によるアクロバットがスリリングなイベントです。
そのほか8月から9月はジャズファンには外せないジャズフェスティバルもあります。
そしてニューイヤーズのイベントはやはりアメリカらしくかなり盛大です。寒い時期ですが心の温まるイベント。年が変わる12時に各地で花火が打ち上げられます。
広告
シカゴ観光のベストシーズンは？
シカゴ観光のベストシーズンは9月10月だと言われています。天候も安定していてまだ寒くなっていない最高に気持ち良い時期です。
11月になると寒くなり始め、12月から翌年の3月まではかなり厳しい冬の季節です。温度が低いだけではなく、ミシガン湖から吹く風が強く皿に寒く感じます。もしこの時期に行くのであれば、風を通さないタイプの防寒着は必須です。また大雪がふると交通機関が麻痺し、外出は難しくなるでしょう。
4月に入ると春らしさが出てきますが、それでも最高平均気温が約14度、最低平均気温が約3度と日本の春に比べるとずっと寒く、夜と早朝はされに冷えますからコートの用意をしていきましょう。
5月中旬から夏が、日本よりは涼しく過ごしやすい気候です。ただ室内は冷房がかなり効いていますから常にジャケットなど羽織るものを持って行くようにしましょう。
シカゴ観光で食べたいおいしいグルメ
シカゴの地元グルメはやはり
ピザ、ホットドッグ、イタリアンビーフ
で、シカゴ三大名物料理と呼ばれています。
ピザはニューヨークピザのようなイタリアンタイプの薄い生地ではなく、分厚いパン生地です。タルト型のような皿に生地、ソーセージやハム、野菜類などの具、トマトソースにチーズがたっぷりとかけられたかなりボリュームのあるものです。
ニューヨークのピザは生地が薄いので軽く折り曲げて手で食べるのに対し、シカゴピザは一般的にフォークとナイフで食べます。シカゴピザとニューヨークピザ、どちらがおいしいのかなんども論議されているアメリカの命題だそうす。
世界中で食べられているホットドッグもシカゴでは特別な食べ物です。シカゴではソーセージに特別なこだわりがあります。
100パーセントビーフのソーセージを使うことがシカゴで食べられるホットドッグの第一の特徴です。そしてトマトや玉ネギのみじん切り、レリッシュ、セロリーソルト、ピクルス、マスタードをトッピングし、ケチャップは使いません。
野菜がたっぷり使われていますから、ヘルシーで女性にも人気です。
イタリアンビーフは牛肉を煮込んでロールパンまたはバゲットにはさんだものです。お店により味が違いますから食べくらべてみましょう。シカゴでイタリア人移民によって始まった料理で、アルズビーフ（Al’s Beef）が元祖のお店だそうです。
また「ギャレットポップコーン」もシカゴが発祥の地で、シカゴ美術館やミレニアム公園のそばにありますからぜひ本場でも味わってみましょう。
シカゴならではのおすすめのお土産
シカゴのデパート「メイシーズ（Macy's）」で買えるチョコレート「フランゴ（Frango）」。ミントチョコレートが有名ですが、色々なフレーバーがそろっていてパッケージもかわいいのでおすすめです。シカゴと書かれたパッケージはお土産に最適ですね。
広告
アメリカでワインというとカリフォルニアが有名ですが、実はシカゴにもリンフレッド・ワイナリーやグランツ・ファミリー・ワイナリーといった醸造元があります。ドイツワインに似たスッキリした後味で、ラベルもかわいいのでワイン好きな人へのお土産に。
そのほかスーパーマーケットでアメリカならではのものがいろいろありますし、ドラッグストアでは日本で買えないおしゃれなメイクアップアイテムなども喜ばれます。
シカゴ観光時に気になるホテル事情
シカゴにはいろいろな種類のホテルがあり、エコノミーホテルから高級ホテルまで予算とニーズで選べます。
シカゴでは会議やコンベンションなどが多く、その時期によって宿泊料がずいぶん変わってきます。12月から2月は寒さが厳しいこともあって人気がない時期ですが、美術館の特別エクスビジョンやシカゴ交響楽団の公演があったり、文化的イベントも多い時期ですから、アートとのふれあいを目的にした旅行であればおすすめの時期です。
ホテルは観光の目的によってエリアを選びましょう。ダウンタウンから北部は治安がよい地域で、買い物や高層ビル街を見て回るのにも便利です。公園や駅の周辺での人混みは避けましょう。すりや引ったくりといった軽度の犯罪が多いので注意です。
どの地域でも女性一人で夜遅く歩かないようにしましょう。
日本からの旅行にかかる費用
シカゴへの旅行は時期により変わりますが、飛行機は往復10万円からあります。安い航空券はデトロイトなどで乗り継ぎがある場合が多いので、時間に余裕が必要です。
ホテルは一部屋1万円くらいが平均的ですから、ふたりで泊まればかなりリーズナブルと言えます。食事は東京とあまり変わらない印象ですが、量が多いので注文を少なめにすればかなりセーブできるでしょう。ツアーの主流は5日間の旅で約15万〜25万円くらいです。
シカゴの観光客にも便利な公共交通機関
シカゴの街は公共交通機関が発達してますから、アメリカでは珍しく車がなくても不便は感じられません。
シカゴ交通局（CTA）が運営して高架鉄道と地下鉄、路線バスがあります。1日用、3日用などのパスを買えば、乗るたびにチケットを買う手間も省けるうえにリーズナブルです。しかしシカゴは治安がかなりよくなっているとはいえ、夜遅くに地下鉄などに乗らないようにしましょう。
シカゴ観光情報まとめ
名前はよく知られているのに意外とシカゴの観光イメージは少ないようです。しかしシカゴは素晴らしいモニュメント、美しい高層ビル街、数々の博物館や美術館と見所がいっぱいあり、交通機関も発達してますから満足できる観光地です。
アメリカで大人な旅を満喫したいなら、シカゴはおすすめの観光エリアですよ。
のおすすめホテル
