【スイス】ベルンのおすすめ観光スポット20選：歴史と自然が魅力の街

ベルンでおすすめの観光特集

ベルンは、スイスの首都であり、国土の中央からやや西寄りに位置しています。1191年、現在のシュヴァーベン地方バーデン＝ヴュルテンベルク州とスイスを治めていたドイツの貴族の家系、ツェーリンゲン大公のベルトルト5世によって、アーレ川沿いに創設されました。そこで今回は、そんなベルンの中でも特におすすめの観光情報をご紹介します。ベルンの魅力を知れば、あなたもきっと行ってみたくなること間違いなし！ ぜひベルン旅行に行く際は参考にしてください。

ベルンでおすすめの現地ツアー

スイスを代表する観光地の一つであるベルン。街中ではラクレットやチーズフォンデュ、レシュティ（ハッシュドポテトの原型）といったスイス伝統料理を手軽に食べることができます。 歴史深いベルン旧市街の街並みは、当時のままとても美しく、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。ベルンのシンボル的な存在はスイス最古の時計塔であるツィートグロッケ・トゥルム。毎正時に熊の楽器演奏と踊りが始まります。見ているだけでも楽しい仕掛けです。今回はベルン観光でおすすめの現地ツアーをご紹介します。実際にみんなが予約してる現地ツアーを形式で紹介しているので、ベルン観光の際の参考にしてみてください。

ベルンでおすすめのホテル特集

ベルンでの滞在に便利な、おすすめのホテルを紹介します。その国独自の文化や雰囲気を楽しめる宿での滞在時間は、海外旅行の楽しみのひとつ。自分の旅行イメージに合わせて、どこに滞在しようか、どんな過ごし方をしようかと想像するだけでも、旅行前のうきうきした気分が膨らみますね。
ベルンの宿泊施設には種類がいろいろあり、選択肢も豊富。旅先で余計なことに心をわずらわせたくない人には、サービスの行き届いた高級ホテルや大手チェーンのホテルがおすすめです。また、できるだけ宿泊費を抑えたいのであればホステルやゲストハウスなどの簡易宿泊施設に泊まるのもひとつです。
理想の旅行スタイルが固まれば、おのずと泊まりたいホテルの種類も決まってくるはず。じっくり考えて、自分のイメージにぴったりのホテルを選びましょう。

■連邦院

連邦院はスイスの首都ベルンにある国会議事堂。中央にグリーンのドームを備えた優雅な外観が印象的で、ドームにはスイス連邦26州の紋章が掲げられています。
首都機能を果たす政治の中枢ながらそのルネサンス様式の建物は美しく、観光スポットとしても人気。観光客向けに、歴史を訪ねるガイドツアーやバラエティ豊富なイベントも開催されています。建物の一番のビューポイントはアーレ川に架かるキルフェンフェルト橋なので、合わせて足を延ばしてみるのもおすすめ。
また2003年に連邦院前に整備された連邦広場（ブンデスプラッツ）では毎週マーケットが開かれ、にぎやかなスポットとなっています。

■アインシュタインの家

アインシュタインの家は世界遺産「ベルン旧市街」の中にあります。スイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて15分ほど。
ここは世界的な物理学者アルベルト・アインシュタインが家族とともに、1903年から1905年までの3年間過ごした家。彼らが使っていた家具はもちろん手記や研究資料なども展示されています。最後の年1905年には特殊相対性理論の論文を発表しており、このアパートで世界的な天才がどのように頭脳を働かせていたのか想像せずにはいられません。
ここから徒歩10分の場所にあるベルン歴史博物館内にはアインシュタイン博物館が併設されているので、合わせて立ち寄ってみるのもおすすめ。

■ベルン自然史博物館

ベルン自然史博物館はスイス国鉄・ベルン中央駅から歩いて20分ほど。トラムのHelvetiaplatz停留所も近くにあります。展示物の数はおよそ400万点という博物館で、ベルン観光の定番となっています。
メインは世界中の動物の剥製をそれらが生きていた環境とともに再現したジオラマ。その規模はヨーロッパ最大級と言われています。その他、アルプス各地で発掘された化石や鉱石なども見どころ。中でも1mにも連なるスモーキークォーツは必見です。
また1814年にこの世を去るまで、アルプスで40人以上もの人を救ったという有名な救助犬、セントバーナード「バリー」の剥製も展示されています。

■アルメントフーベル

■通信博物館

通信博物館はスイス国鉄・ベルン中央駅から歩いて25分ほど。近くにはトラムのLuisenstrasse停留所もあります。
その名の通り、手紙や電報、電話、郵便、そして最新メディアまで人類のあらゆるコミュニケーションツールを、歴史とその技術発展の過程とともに展示しています。特に世界中から集めた古い手紙や、50万点以上もの切手コレクションが見どころ。コンピューターをテーマにしたエリアでは、ゲームの最新技術が目の当たりにできる魅力的なコーナーもあります。
入場は、ベルン市内のすべて博物館・美術館が無料になる「ベルン・ミュージアムカード」の利用がおすすめ。

■スイスアルプス博物館

スイスアルプス博物館はスイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて20分ほど。近くにはベルン歴史博物館や通信博物館などがあります。
1905年に始まったスイスアルペンクラブのベルン支部を前身とした博物館で、1933年現在の場所に移転しました。スイスアルプスの自然と文化を紹介しており、常設展では山の天候や動植物、登山の歴史や山での生活など、スライドや絵画、映像を用いて分かりやすく学ぶことができます。またアルプスの山々をテーマにしたさまざまな企画展も必見。
その他、山の料理が味わえるレストランやお土産探しにぴったりなミュージアムショップも併設しています。

■グルテン山

グルテン山はスイスのベルンにある標高850mの山です。アルプスの壮大な山やベルン旧市街の景色が楽しめる、スイス屈指の絶景スポットです。ベルン中央駅から市電に乗り、ヴェーベルン・バイ・ベルン駅で下車し、駅から徒歩4分でグルテン鉄道駅にアクセスできます。
グルテン山へはグルテン登山鉄道を利用すると約5分で山頂に到着します。体の不自由な方、時間に余裕がない方、体力に自信がない方はこちらがオススメです。登山やハイキングを楽しみたい方は鉄道駅から徒歩で登頂も可能です。徒歩の場合の所要時間は約40分です。
冬は登山鉄道で山頂まで行き、ソリをして遊ぶ人も多くいます。

■ベルン美術館

ベルン美術館はアーレ川沿いにあります。石造りの重厚感あふれる外観が印象的。町のあちこちに保存されていた美術品を統合して1879年に開設した、スイスで最も古い歴史をもつ美術館のひとつでもあります。
美術館があるのは、スイスで活躍した画家フェルディナント・ホドラーの名を冠した「ホドラー通り」沿い。コレクションはそのホドラーの作品を始め、アドルフ・ヴェルフリやアルベール・アンカーといったスイス芸術が充実しています。その他、マチスやピカソ、シャガールやセザンヌなど世界的な画家の作品も多数。
コレクションの数は約51,000点と充実した見ごたえを誇り、特別展や企画展もたびたび催されています。

■ベルンのクリスマスマーケット

ベルンのクリスマスマーケットはベルン大聖堂前の広場、Munsterplatzで毎年クリスマスに開催されるベルン唯一のクリスマスマーケットです。スイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて20分ほど。
この時期になると、世界遺産「ベルン旧市街」の町並みがクリスマスの華やかなイルミネーションをまとって、よりいっそう荘厳な雰囲気を醸し出しています。クリスマスマーケットは広場中央におかれた巨大なクリスマスツリーが目印。
手彫りのグッズや陶器、ジュエリー、キャンドルなど地元の人々が作った工芸品の数々はお土産にもぴったり。寒い夜にうれしい温かい飲み物や食べ物も充実しています。