【スイス】ベルン駅周辺でおすすめの観光スポット17選！世界遺産の街を満喫！

ベルン駅周辺でおすすめの観光スポットを紹介！

■ベルン旧市街

ベルン旧市街は、首都ベルンにある世界遺産に登録されている旧市街です。
市内を流れるアーレ川に囲まれたエリアで、中世ヨーロッパの美しい街並みが残っているとして人気の観光スポットとなっています。1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世がこの地に築いた砦を中心に発展した街で、15～16世紀にかけ西側へと広がっていきました。
旧市街の中には13世紀の時計台であるツィットグロッゲや100メートルの高さの鐘楼を持つゴシック様式の教会、物理学者アインシュタインの家、旧市街を見下ろせるローズガーデンなどが見どころです。

■ベルン美術館

ベルン美術館はアーレ川沿いにあります。石造りの重厚感あふれる外観が印象的。町のあちこちに保存されていた美術品を統合して1879年に開設した、スイスで最も古い歴史をもつ美術館のひとつでもあります。
美術館があるのは、スイスで活躍した画家フェルディナント・ホドラーの名を冠した「ホドラー通り」沿い。コレクションはそのホドラーの作品を始め、アドルフ・ヴェルフリやアルベール・アンカーといったスイス芸術が充実しています。その他、マチスやピカソ、シャガールやセザンヌなど世界的な画家の作品も多数。
コレクションの数は約51,000点と充実した見ごたえを誇り、特別展や企画展もたびたび催されています。

■時計塔

時計塔は世界遺産にも登録されている「ベルン旧市街」に位置します。スイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて15分ほど。
塔の歴史は古く、スイス建国の1291年よりも前の1218年から1220年にかけて建設されました。1530年にはゼンマイ式になり、現在見られるカラクリ時計はその翌年に作られたとされています。下にある天文時計は曜日や月、星座、月の満ち欠けまで表しているそう。その精密さに時計の国スイスの誇りが感じられます。
時計は1時間ごとにからくりが動いて、見ているだけでも楽しいもの。運がよければ近くにいるアコーディオン弾きが音楽を奏でて、旅行気分を盛り上げてくれます。

■子食い鬼の噴水

子食い鬼の噴水はスイスの世界遺産「ベルン旧市街」にあります。スイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて15分ほど。近くにはベルン大聖堂やアインシュタインが暮らしたアパートなどがあります。
ベルン市内に噴水はいくつもありますが、その中でもひときわ異色なのがこれ。鬼が子供を食べている姿で、1545年頃に設置されたとされています。設置当初は単なる「プラッツブルンネン（広場の噴水）」と言う名前でしたが、1666年に現在の名前に変更されました。
一見すると恐ろしい像ですが、これは子供のいたずらを諌めるためや、近くの堀に落ちないように注意をうながすといった意味合いがあるとされています。

■ブンデス広場

ブンデス広場は世界遺産にも登録されている「ベルン旧市街」にあります。スイス国鉄・ベルン中央駅からは歩いて10分ほど。連邦院（ブンダーハウス）前に2003年に整備された広場で、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。特に3月のミュージアムナイトでは連邦院の壁がライトアップされて華やかな雰囲気。
毎週開かれるマーケットを始め、夏は噴水で水遊び、冬にはアイススケートとさまざまな過ごし方ができる憩いの場として、観光客はもちろん地元の人々も多く訪れています。
また毎年恒例の、連邦院をスクリーンにしたプロジェクションマッピングも必見。毎年50万人以上もの人が訪れる一大イベントとなっています。

■連邦院

連邦院はスイスの首都ベルンにある国会議事堂。中央にグリーンのドームを備えた優雅な外観が印象的で、ドームにはスイス連邦26州の紋章が掲げられています。
首都機能を果たす政治の中枢ながらそのルネサンス様式の建物は美しく、観光スポットとしても人気。観光客向けに、歴史を訪ねるガイドツアーやバラエティ豊富なイベントも開催されています。建物の一番のビューポイントはアーレ川に架かるキルフェンフェルト橋なので、合わせて足を延ばしてみるのもおすすめ。
また2003年に連邦院前に整備された連邦広場（ブンデスプラッツ）では毎週マーケットが開かれ、にぎやかなスポットとなっています。