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ニュージランドの原住民「マオリ族」とは?歴史や文化をリサーチ!交流スポットも紹介します

イギリス人がニュージーランドに入植する以前から住んでいた先住民族を「マオリ族」と言います。独自の文化を持ち、その伝統文化を残そうとマオリ族に関連する施設がいくつかあります。ニュージーランドを訪れたなら、マオリ族に関係する施設を訪れてみましょう。ラグビーでもお馴染みの「ハカ」と呼ばれる迫力満点の踊りや、伝統料理、神聖な場所など、マオリ族に関するたくさんのことが学べます。中でも伝統的なボディーアートや彫刻は、マオリの絵画文化を大きく発展させ、現代アートにも応用されるまでに。文字を持たないマオリ族にとって、絵画や模様は文字としての役割もあったのです。今回はマオリ族の歴史や文化について、また交流できるおすすめのスポットを紹介しますので、ニュージーランド旅行の参考にしてくださいね。

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更新日: 2023年11月21日

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ニュージーランドの原住民

ニュージーランドには、イギリス人が入植する前から住んでいた「マオリ族」という先住民族がいます。マオリ族には独自の文化があることも知られています。例えば、ラグビーでおなじみのハカという踊り。元々はマオリ族が敵と戦う前に威嚇のために踊る伝統的なもの。マオリ族の特徴的な文化や生活を知れば、ニュージーランドの旅行も有意義なものになるでしょう。

マオリ族の歴史を知ろう

マオリの伝承によれば、約1,000年前にポリネシア諸島のハワイキという島からカヌーに乗って現在のニュージーランドにやって来たそうです。ハワイキがどの島に当たるかは現在も判明していません。1760年以降ヨーロッパ人がニュージーランドにやってくるようになり、マオリ族とトラブルも。1840年、イギリスとマオリ族の間でワイタンギ条約が結ばれ、ニュージーランドがイギリスの植民地になったのです。

マオリ族の人口

2013年度の調査によれば、ニュージーランドで暮らすマオリの人たちの人口は約60万人。ニュージーランドの人口の約15パーセントに及びます。白人との間に生まれたマオリもいるため、純粋なマオリは非常に少ないのが現状です。またオーストラリアやイギリス、アメリカ、カナダに暮らすマオリもいて、全体では約75万人のマオリがいると考えられています。

マオリ族の文化1:どんな言葉を使うの?

ニュージーランドを旅行するなら、少しでもマオリの言葉を知っていると便利でしょう。マオリ語はニュージーランドでは英語と並び公用語にもなっています。音節が母音で終わるので日本人でも発音しやすいのも特徴です。またマオリの基本的な挨拶は「ホンギ」と呼ばれ、「kia ora(キヨォラ)」(英語のHello)と言いながらお互いの鼻と鼻を擦り合わせます。

マオリ族の文化2:1度は見たい「迫力満点の踊り」

マオリ族には代表的な踊りがあります。祈りを表す「チャント」、ラグビーでもおなじみ「ハカ」、ポイボールを使った「ポイダンス」があります。いずれも迫力満点でニュージーランドを訪れたなら一度は見てみてたいですよね。マオリ村や博物館などで鑑賞できますよ。ちなみに「ハカ」は男性の踊りで、ラグビー選手は前日にこのハカの練習をするのだとか。

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マオリ族の文化3:緊張感一杯の「歓迎の儀式」

マオリ族の関係施設を訪れる際には、チェロ(チャレンジ)と呼ばれる儀式があります。歓迎の儀式ですが、マオリ族の戦士が雄叫びをあげながらこちらを威嚇します。地面にシダの葉っぱを置き、客は戦士の目をみながら葉っぱを拾い上げなくてはなりません。客側に戦う意思がないことを示すのです。怪しげな行動をとれば攻撃されかねないので、非常に緊張感のある儀式です。

マオリ族の文化4:現代アートにも応用「絵画文化」

マオリ族の文化には「モコ」と呼ばれるタトゥーや、彫刻をはじめとした絵画文化も有名です。マオリは文字を持ちません。そのため絵画文化が大きく発展し、現在でも進化し続け現代アートにも応用されています。マオリの人々はみんな顔や体にタトゥーを入れていますが、二つとして同じ模様はなく、マオリのコミュニティの中ではとても神聖なものなのです。

マオリ族の文化5:神聖なスポット「マラエ」

「マエラ」は、マオリ族にとってとても神聖な場所です。集会所を意味するマエラでは、集会や教育、祝い事、葬儀など部族の重要なイベントが行われます。マエラの中心となる建物にファレヌイがあります。内装は美しい彫刻が施され、会議や冠婚葬祭が行われて来ました。マオリ村を訪れた際にはぜひ見てみてくださいね。写真を撮る際は必ず許可をとるようにしましょう。

マオリ文化に触れられる交流スポットへ行ってみよう

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マオリ文化を知りたいなら、ニュージーランド北島にあるロトルアという町がおすすめです。もともとマオリ族の人口が多く、今でもマオリの文化が色濃く残っている地域です。またロトルアにある文化エンターテイメント施設ではマオリの文化が学べ、より深く知りたいのであれば夕食付きツアーも開催されています。食事の他に歌やハカも紹介しています。日本語パンフレットもあるので安心ですよ。

マオリ族との交流スポット1:タマキ・マオリ村

ロトルア郊外にタマキ・マオリ村という文化エンターテイメント施設があります。マオリ族の食事やコンサートなど、マオリ族の文化が学べます。夕食付きのツアーでは、マオリ族が昔から食べているハンギディナーが体験できます。ハンギディナーはマオリ族の伝統料理で、地面に穴を掘って、焼いた石、食材を入れ蒸し焼きにしたものです。マオリのゲームも紹介してくれますよ。

マオリ族との交流スポット2:ミタイ・マオリ村

ミタイ・マオリ村は、マオリの集落が再現され、マオリ族がカヌーに乗ってお出迎えしてくれます。マオリの凛々しい姿を見た後は、迫力あるハカで歓迎の行事が行われます。伝統料理ハンギを食べたらガイドが村を案内してくれます。村を散策しながら「妖精の泉」や野生植物も見られます。妖精の泉はかつて部族の長が住んでいた神聖な場所です。

マオリ族との交流スポット3:オヒネムツ・マオリ村

オヒネムツ・マオリ村はかつてロトルアの中心で、市街地から10分とアクセスしやすいマオリ村です。マラエ、住居、墓地を自由に見学できます。オヒネムツ・マオリ村を訪れたら、セント・フェイス・アングリカン教会がおすすめです。キリスト教の教会ですが、美しいマオリの彫刻を見ることができ、独特な雰囲気を体験してみてくださいね。

マオリ族との交流スポット4:テプイア

テプイアはニュージーランド北島、ロトルア市内から車でおよそ5分。60ヘクタールの広大な敷地は地熱活動が活発で、世界でも有名な間欠泉、ポフツガイザーが見られます。敷地内には国立彫刻学校や編み物学校もあり、一般来場者にも開放。間近での見学が可能です。1日3回行われるコンサートでは、マオリの伝統的な歌や迫力あるハカを見られます。

まとめ

マオリの文化や歴史、おすすめスポットを紹介してきました。マオリ族の暮らしや伝統は、今ではとても貴重なものになりました。マオリの人口や伝統文化が失われつつある今、マオリの施設を通して文化を守り伝承していくために、まずはマオリの文化を知ることから始めましょう。ニュージーランドを訪れるなら、ぜひマオリ族と交流できるスポットに出かけてみてください。貴重な体験や経験があなたを待っているはずです。

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