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クライストチャーチで人気のコーヒー店店長・高井さんが語る街の魅力

ニュージーランド南島東岸の街クライストチャーチ。国内第二の都市でありながら、市街地には穏やかな雰囲気が漂い、のんびりと過ごす人々の姿が印象的です。日本人にもなじみ深く、毎年多くの人々が留学やワーキングホリデーで訪れます。2011年2月の大地震から着実に復興を遂げ、現在では多くの地元民や観光客が行き交う、活気に満ちた街になりました。幸い、2017年11月14日に南島で発生した地震の影響も限られ、クライストチャーチは影響を受けていません。 満天の星空で有名なテカポや、保養地クイーンズタウンなど、南島各地の観光エリアへのアクセスが良く、個人旅行者にもツアー客にも高い人気を誇ります。人口は36万人と決して大きな街ではないにもかかわらず、人々の心をつかんで離さないのはなぜなのか。その理由を、クライストチャーチ在住20年の、街で人気のコーヒー店店長・高井史彦さん(47)に聞きました。高井さんがおすすめる見どころや、見ておくべき観光スポットも紹介します。観光旅行を考えている人も、留学、ワーキングホリデーに興味がある人も参考にしてみてください。

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■日本のせわしさから逃れ、ニュージーランドに。

「やあ高井さん。元気かい」「久しぶり、高井さん。コーヒーを一杯ちょうだい」ー。活気あふれる商店街の一角にあるコーヒースタンド「ア マウス コールド ビーン(A MOUSE CALLED BEAN)」で店長を務める高井史彦さん(47)=東京都出身=は、クライストチャーチ市民の多くの人が知っているほどの人気者。明るい笑顔で、人々と何気なく会話を交わしながら、手際よくコーヒーを入れていく。気さくな人柄と確かなコーヒーの味が、多くの人々を寄せ付けています。

今でこそクライストチャーチ市民のおなじみの存在となっている高井さんですが、もともとはニュージーランドとは何の縁もなかったといいます。高井さんとニュージーランドとの出会いは約20年前。日本で旅行会社の営業をしていた高井さんでしたが、「毎日みんなせかせかしていた」と、日本での生活に疲れ、海外でのワーキングホリデーに挑戦したことがきっかけでニュージーランドにやってきました。当時27歳だった高井さんにとって、ワーキングホリデーのビザを取得できる国は限られていたので、「特別これという理由があったわけではなかった」というように、たまたまニュージーランドを選んだそうです。

1か月ほど北島と南島を回り仕事を探した後、クライストチャーチに住み始めた高井さんでしたが、たちまち街の魅力にとりつかれてしまったといいます。「とても住み心地がいいんですよ。日本と比べて自分の時間がきちんと確保でき、不自由を感じない程度の都会でありながら、身近に自然がたくさんある。気候も快適で、夏でも気温30度を超えるのは2、3回。湿気も少ないですしね」。実は星空の美しさも圧倒的で、「星空はテカポが有名ですが、クライストチャーチでも肉眼で天の川くらいは見られますよ」といいます。

クライストチャーチの活気を味わおう

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■輸送用コンテナを活用したカラフルな仮設商店街「Re:START(リスタート)」

ア マウス コールド ビーンが店を構える商店街「Re:START(リスタート)」は、2011年2月の大地震で倒壊したショッピングモールの跡地にできた、輸送用コンテナを活用した仮設商店街で、クライストチャーチの復興の象徴的存在となっています。お土産店やレストラン、カフェなどさまざまな店が、コンテナを店舗にし、カラフルなショッピングエリアを形成。通勤前の会社員や復興作業員、若者たちが行き交い、街に活気をもたらしています。

「全員が高井さんのことを知っているのではないか」と思ってしまうほど、高井さんはRe:STARTで愛される存在。ア マウス コールド ビーンの隣のピザ屋で働くロッド・トムソンさん(46)は、その人柄について「彼は本当にいい人だよ。いつもエネルギーがあり、欧米人と違って感情の浮き沈みがない。とても真似できない。常に全力で働いていて、本当に尊敬するね」とべた褒め。毎日通うという常連客の女性も「とても明るく、決して落ち込んだ顔を見せない」と話しています。

ア マウス コールド ビーンの一番の売りは、ニュージーランドの国民的ドリンクのエスプレッソコーヒー「フラット・ホワイト」。クリーミーなキメ細かい泡のミルクをエスプレッソに入れた一杯で、飲むとほっと心が静まります。商店街でも1、2を争う人気で、高井さんは「なかにはカンタベリー地方で一番おいしいと言ってくれたり、1日に4回も買いに来てくれる人もいます」と笑顔。「やっぱり、『おいしいよ』と言われた時に、一番仕事のやりがいを感じますね」と言います。

■地震博物館「クエイクシティ(QUAKE CITY)」

クライストチャーチ観光で、高井さんがおすすめするのが地震博物館「クエイクシティ」。大地震で一瞬にして建物が崩壊する様子をとらえた動画や、被災者の証言VTR、亡くなった人たちの遺品などが展示されています。復興ボランティアの写真や、被災者を元気づけるために作られたアニメ作品などもあり、クライストチャーチの街が今日の活気を取り戻すまでの苦労を知ることができます。

「地震の前は大きなビルがたくさん建っていて、何でもそろう街だった」というクライストチャーチ。教会やオフィスビルなど、多くの建物が破壊されてしまいましたが、街では復興工事が連日続けられており、今では、労働者や若者でにぎわっています。街の再興を目指して動き回る人々を前に、高井さんは「若い子たちと一緒に過ごしていると元気が出る」と目を細めていました。

■この先もずっと住みたい

高井さんの将来の夢は、自分のカフェを経営すること。「将来、自分のカフェを持てるとしたら、スタッフもお客さんも気軽に立ち寄ることができ、みんな仲良くなれそうな、溜まり場のようなカフェにしたいですね」。今後の人生設計について尋ねると、「ずっとここで暮らしていきたい」ときっぱりと答えてくれました。

テレビのニュースや旅行雑誌などでクライストチャーチの名を何度か見かけたことがある人もいると思います。けれど実際に行ってみると、街には、ここには書き切れないほどたくさんの魅力があふれています。一度足を運べば、もしかすると高井さんのように、人生の拠点まで移したくなるかもしれません。ぜひ観光に行ってみてください。

活気あふれるクライストチャーチへ

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■ニュージーランドをもっと知りたい

クイーンズタウンでおすすめの観光地14選:国内最長であるワカティプ湖畔の街

クイーンズタウン - 観光名所

ニュージーランド南部の都市クイーンズタウンは、のどかな山々と湖に囲まれた世界屈指の保養リゾート地です。コンパクトな街は素朴な雰囲気に包まれており、郊外にはワイン畑が広がります。ニュージーランド南島の北岸に連なる世界遺産のフィヨルド「ミルフォード サウンド」旅行への拠点となる街としても知られています。街と自然の美しさから、旧宗主国イギリスのエリザベス女王(Queen)にふさわしい街として、クイーンズタウンという名が付けられました。 街は大きくはないものの、ショッピングスポットやサイクリングロード、歴史的建造物など、さまざまな表情を併せ持ち、毎年多くの観光客を魅了しています。野外に出向けば、スキー、パラグライディング、バンジージャンプ、釣り、ラフティング、ボートなど、季節を問わず楽しめるアクティビティが盛りだくさん。 クイーンズタウン空港から市中心部まではバスで約30分、シャトルバスで約20分で行けます。オークランドとクライストチャーチからは毎日定期便も出ていますし、長距離バスを使って訪れることも可能です。市内の移動手段はバスのみですが、コンパクトな街なので、それで十分。家族連れで行っても、友人同士で行っても間違いなく損はしない街と言えます。市内で行ってほしいおすすめの観光スポットを紹介します。

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オークランド - ホテル

ニュージーランド北島に位置する最大都市オークランドは、大都会と大自然という対照的な2つの要素を兼ね備えるユニークな街です。高層ビルやショッピングストリートなどの華やかで洗練された都市部から少し離れると、美しい海や、迫力ある死火山などが広がる豊かな自然風景へと変わります。グルメ、買い物、野外アクティビティなどあらゆるものが楽しめることから、観光地としては世界トップクラスの人気を誇ります。ニュージーランド航空の直行便が日本とオークランドをつないでいるので、日本人にとっても興味をそそられる街のひとつですよね。 観光地で慎重に見極めたいのが、宿泊施設です。オークランドは観光都市なだけに、宿の数は豊富。立地や価格もさまざまで、選ぶのが難しいかもしれません。効率良く多くのものを見たいなら、何をするにも便利な、街のど真ん中に泊まってしまうのをおすすめします。さまざまな店が近くにあり、観光名所への交通手段にも恵まれているようなオークランド中心部のホテルをランキング形式でご紹介します。

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