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アフリカの赤の湖と呼ばれる「ナトロン湖」動物たちが石と化すのは本当?!

その湖の水に触れると動物たちが石灰化すると言うアフリカ・タンザニア北部にある「ナトロン湖」。湖が赤く染まることから別名“炎の湖”や“死の湖”などと呼ばれていますが、ここに唯一生息する赤い色素を持つ微生物を食べに、フラミンゴが飛来、フラミンゴの繁殖地としても知られています。生きたままの姿で石灰化した動物たちや、フラミンゴの群れに出会えるアフリカの観光スポットとなっているんです。ここでは、なぜ湖が赤く染まるのか?動物が石灰化するのか?など、ナトロン湖の謎を解明。行き方や見所、周辺の観光情報などについても触れています。

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更新日: 2023年11月21日

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動物たちが石灰化する?ナトロン湖のうわさ

アフリカ・タンザニアの北部、アルーシャ州ロリオンド県にあるナトロン湖は、真っ赤に染まることで知られ、別名“炎の湖”と呼ばれています。水中の微生物が大繁殖する時期に、真っ赤なマグマのような姿になるのですが、この湖には微生物以外の生き物はほとんど生息しておらず、水に触れた動物たちは、まるで生きたままの姿で石灰化すると言われています。

その真実はナトロン湖の水質にあった!

ナトロン湖の名前の由来である“ナトロン”とは、古代エジプト人がミイラを作る際に乾燥剤などに使っていた化合物のこと。この湖の水には、大量の炭酸水素ナトリウム(ソーダ)と塩分が含まれているため、動物たちの石灰化を招き、乾いた状態の姿で保存されるのです。摂氏40度という高温にさらされる日中は、湖水の蒸発率が高く、塩性の土地から流れこむ塩分が常に高い塩分濃度を保ち、さらに、アンモニアと同じくらい高いアルカリ性の水という過酷な環境が、動物たちの亡骸を腐敗させず、石灰化させるのです。

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ナトロン湖を一躍有名にした立役者ニック・ブラントとは?

ニック・ブラントは、イギリス人の写真家。かつて、かのマイケル・ジャクソンのミュージックビデオを製作する映像作家として華やかな業界で活躍していましたが、20年ほど前より、数千年以上も前に存在した光景を残す数少ない場所であるアフリカの大地に仕事場を移し、大地に生きる動物たちや自然の姿を写真に収めることで、自然との対話が失われつつある現代社会に問いかけています。

ナトロン湖のもうひとつの顔

ナトロン湖は、フラミンゴの貴重な繁殖地として知られており、その生息数は250万羽にものぼると言われています。ナトロン湖には、天敵が近付かず、フラミンゴの主食である藍藻類が多く発生するので格好の餌場。フラミンゴの体は、赤い色素を含む藍藻類を食べてピンク色に変わりますが、このエサが少なくなってくると、体の色は白くなるそうです。安全な繁殖地ですが、最後は、フラミンゴもこの湖の餌食となり石灰化するそうです。

写真撮影や動物観察 ナトロン湖の楽しみ方

ナトロン湖は、フラミンゴの繁殖地として有名で、東アフリカのフラミンゴはここで繁殖して、他の湖などに広がります。繁殖期は、乾季の終わりである9~10月、湖は、藍藻類などが持つ赤い色素で赤く染まり、フラミンゴたちが飛来します。この時期に観測、写真撮影を楽しめます。ナトロン湖近くには、プチ富士山のような、地球上で唯一炭酸塩岩という特殊なマグマを噴出しているオル・ドイニョ・レンガイ山が見えます。山頂に見える白い筋は、マグマの流れた跡、この山を写真に収めるのはもちろん、登山も楽しめます。

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