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【ドイツ】ポツダム・世界遺産に登録されているサンスーシ宮殿の見どころまとめ

第二次世界大戦時に会談が行われた町として知られるドイツ・ポツダム。歴史的に大きな出来事のあった都市ということもあって世界的にも有名な都市ですが、世界遺産にも登録されている宮殿や美しい庭園があることでも有名です。 その1つであるサンスーシ宮殿は世界的に見ても独創的な装飾のある宮殿として知られており、ドイツ観光のスケジュールの中にもぜひ入れて欲しいスポットとなっています。ここからはサンスーシ宮殿について紹介していきます。

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サンスーシ宮殿のあるポツダム

サンスーシ宮殿があるのはドイツのポツダムで、ベルリンの隣にあります。ポツダムは第二次大戦時にソビエト・アメリカ・イギリスの首脳陣たちが集まって会談をした場所として有名であると共に、数多くの自然公園や宮殿が残されている地域でもあります。
その中には世界遺産に登録されているものも多く、その中の1つにサンスーシ宮殿もあります。ポツダムにはベルリンから電車で1時間程度で行けることもあり、ベルリンからの日帰り旅行をするのにも打って付けの観光スポットです。

サンスーシ宮殿の歴史

サンスーシ宮殿は1745年から1747年の2年をかけ、フリードリヒ2世の離宮として作られました。当時のドイツは「プロイセン王国」と呼ばれており、当時王を務めていたフリードリヒ2世の「夏の離宮」として建設がはじまりました。2年という年月に比例するように各所にフリードリヒ2世のこだわりが見られ、フリードリヒはほぼサンスーシ宮殿で過ごしたと言われています。

サンスーシ宮殿は建築様式を豪勢な作りのゴシック様式ではなく、王侯貴族たちが癒やしを求めるような優しい雰囲気のあるロココ様式となっているなど、全体的にフリードリヒの趣向が強く取り入れられています。その中でもフリードリヒこだわりの庭園は、丘の上に作られた宮殿から見ると一層美しく見えます。随所に見えるフリードリヒ2世のこだわりを感じ取ると、なぜ彼がサンスーシ宮殿を居住地にしたのか納得してしまうかもしれません。

サンスーシ宮殿に入場するには?

サンスーシ宮殿はドイツの観光地としても有名で、確実に入場したいなら事前に予約しておくことをおすすめします。

サンスーシ宮殿の入場・予約をチェック

サンスーシ宮殿のチケットの入場チケットはインターネット予約する方法と当日購入の2通りがあります。

インターネット予約ならば入場時間を指定でき、自分の予定した時間に入ることが可能です。一方で、当日チケットだとチケット購入後にすぐ入場できないことがあり、2時間程度待つこともあります。

また、サンスーシ宮殿で撮影したい場合は専用チケットを購入する必要があります。このチケットはサンスーシ宮殿に入場する当日に購入する必要があるので、写真を取りたい人は注意しておきましょう。

サンスーシ宮殿にはお得なチケットがあります!

サンスーシ宮殿のチケットには「sanssouci+」というものがあり、このチケットは同日中ならばサンスーシ公園内にある各宮殿やツェツィーリエンホーフ宮殿にも入場できるようになります。

こちらのチケットはオンラインで購入できるので、「多くの宮殿を有する世界遺産の街、プロイセンの都ポツダムへ!」などのツアーの後にサンスーシ宮殿周りを見学したい場合は、購入しておくのもいいでしょう。

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サンスーシ宮殿の見どころ

サンスーシ宮殿はフリードリヒのこだわりが見える場所が多く、見どころが多く楽しめるスポットとなっています。

ロココ様式で作られた宮殿

サンスーシ宮殿最大の特徴といえば、ロココ様式で作られている点です。豪勢な作りを全面に押し出したゴシック様式と違い、ロココ様式は王侯貴族たちが落ち着ける場所を求めた上に生まれた様式と言われています。

その中でもサンスーシ宮殿はフリードリヒの趣味が色濃く出ており、クモや植物といった自然物を反映させたものが多いのが特徴と言えます。自然を多く取り入れていることもあり、まさに「憩いの宮殿」と呼ばれるサンスーシ宮殿にふさわしい様式といえます。

自然あふれる庭園

サンスーシ宮殿の見どころの1つが宮殿に広がる庭園です。サンスーシ宮殿は高い場所に作られており、その傾斜を生かして6段構えのブドウ園が作られています。宮殿の美しさを惹き立てると共に、フリードリヒが自然を大事にしていたのがわかります。また、サンスーシ宮殿にはフリードリヒが育てていたジャガイモ畑の跡も残っており、彼自身が非常に植物に対して思い入れを持っていたことがわかります。

独特な装飾が目立つ音楽室

落ち着いた雰囲気が目立つ一方、音楽室だけは自然をモチーフにした「フリードリヒ風ロココ」という独特な装飾が目立つ部屋になっています。フリードリヒ2世は実際に現存する音楽室でコンサートを開き、自分もフルートの演奏を楽しんだと言われています。実際にフリードリヒ2世が使っていたとされるフルートも室内にて鑑賞できます。

これだけフリードリヒ2世が音楽室にこだわったのは、彼の半生に理由があると言われています。国王という合理的な判断が求められる立場にあるため、彼は父親から厳しい教育を受けました。その一方、母親は芸術など感性に関する教育に力を入れ、それが彼の芸術への関心を高めたと言われています。そうした事実が宮殿全体の雰囲気と音楽室の違いを生み出しており、じっくり見比べることでよりフリードリヒ2世を知ることができるでしょう。

サンスーシ宮殿の開館時間

サンスーシ宮殿の開館時間は季節によって変わるようになっており、4月から10月の間は10時から17時30分、11月から3月の間は10時から16時30分の開館となっています。また、クリスマスや年末年始などの期間は変則的に休みになることが多いため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

サンスーシ宮殿の行き方

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サンスーシ宮殿へ向かにはポツダム中央駅からバスを利用するのがおすすめです。ポツダム中央駅前から612番か695番のバスに乗り、「Schloss Sanssouci」で下ります。そこから歩いてすぐの場所にサンスーシ宮殿があります。他にも電車、ドイツ版路面電車のトラムでの移動も可能です。

サンスーシ宮殿

ドイツ / その他の都市

Maulbeerallee, 14469 Potsdam, Germany
+49 331 9694200
10:00-16:30
https://www.spsg.de/schloesser-gaerten/objekt/schloss-sanssouci/

合わせて行けるおすすめの場所

サンスーシ絵画館

サンスーシ宮殿の周辺には多くの絵画館や庭があり、その中でもおすすめスポットの1つがサンスーシ絵画館です。絵画館はサンスーシ宮殿の近くにあり、フリードリヒの絵画コレクションが数多く展示されていることもあり、カラヴァッジョやルーベンスなど17世紀のイタリア・フランス・フランドルに活躍した巨匠たちの作品を鑑賞できます。

オランジュリー宮殿

。2つの塔が特徴的な「オランジェリー宮殿」も観光スポットの1つです。ルネサンス様式で作られた建物はロココ様式とはまた違う雰囲気を醸し出しており、建物の前に広がる庭園と相まって美しい風景を楽しめます。

建物だけでなく、オランジュリー宮殿にはルネサンス絵画が飾られているのもポイントです。50枚近くの絵画はレプリカですが、部屋の装飾と絵画の組み合わせは他の場所では見られない風景となっています。

フリードリヒが作った新宮殿

フリードリヒがサンスーシ宮殿とは別に作った新宮殿も見どころがたくさんです。戦争に勝利した威厳を示すために作られたこの宮殿は400を超える部屋を有しており、大理石を使った豪勢な部屋もあります。絢爛豪華な作りとなっていることもあり、サンスーシ宮殿とは違う一面を見ることができます。

サンスーシ宮殿を楽しむならオプショナルツアーがオススメ

サンスーシ宮殿を楽しむならばドイツ旅行に合わせたオプショナルツアーがおすすめです。たとえば「多くの宮殿を有する世界遺産の街、プロイセンの都ポツダムへ!」はサンスーシ宮殿を日本語ガイドで堪能した後、自由に近くを観光できるようになっています。

まとめ

サンスーシ宮殿はロココ様式で作られた独特な装飾と庭園が楽しめる場所で、ドイツの旅の中でぜひ観光してほしいスポットの1つです。ドイツ旅行の観光スケジュールの1つに入れてみるのはいかがでしょうか?

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