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【ギリシャ】パルテノン神殿の見どころや行き方を紹介!合わせて行きたいおすすめスポットも

パルテノン神殿は、ギリシャ首都アテネのアクロポリスという丘の上にある神殿です。ペルシャとの戦争で勝利した記念に作られたもので、作りは古代ギリシャ時代に主流だったギーリア式という建築様式になっています。ギリシャでは世界遺産登録されているパルテノン神殿ですが、神殿そのものは何度も攻撃を受け損傷を負った影響で、今もなお修復に修復を重ねている状態です。

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更新日: 2024年4月27日

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パルテノン神殿の歴史について

パルテノン神殿は、全てが大理石でできていて、紀元前430年頃に建設されています。当時は、神殿の中に12mもの大きさの金の象爪で作成された勝利の女神アテネ像がありました。神殿は紀元前480年にペルシャとの戦争で破壊されます。後に再建され、聖堂や教会として使われていましたが、今度はベネチア共和国の攻撃で更に爆発炎上し、とても大きな損傷を負いました。残った一部の彫刻は持ち出されて、1816年にロンドンの大英博物館に売却され、現在もそちらに展示されています。

アテナ像について

アテナ像がどうなってしまったのか気になりますが、アテナ像は最初の崩壊の際に焼失したといわれ、今は残っていません。しかしレプリカは多く残っているので当時の姿を確認したり、偲んだりすることはできるでしょう。中でもアテネ国立考古博物館にあるアテナ像が本物に最も近いといわれています。

パルテノン神殿を訪れるには

アテネに来たらパルテノン神殿というほど、観光客が多くて有名な遺跡ですが、入場料は高いのか、チケットはどうすればいいのか、営業時間などを含めて紹介します。

入場料やチケット購入、営業時間について

まず入場料とチケットですが、2種類のチケットがあります。まずは単体チケット(8ユーロ)です。パルテノン神殿を見る場合は、アクロポリスにある他のアレクティオン、アッティコ音楽堂、デュオニュソス劇場と4つの建物も一緒に見ることができます。

もう1つは共通チケット(30ユーロ)です。パルテノン神殿を含む単体チケットで見れる分にプラスして、アテネ市内にある次の遺跡も見ることができます。古代アゴラ、ローマンアゴラ、ハドリアヌスの図書館、ハーデスの門、ゼウス神殿などです。滞在期間が短く、見たい場所がアクロポリスだけと決まっているなら単独チケット、何日か滞在して他の遺跡も見学したい場合には共通チケットがおすすめです。

チケットの購入は、ネットで予約もできますが、遺跡7か所でも販売しています。せっかくなので現地で購入することを楽しむのもいいですね。ただ、アクロポリスでの購入は混んでいて、長蛇の列に並ばなければならない場合があります。アクロポリス以外の遺跡で購入すると比較的空いているのでおすすめです。チケットは現金払いでカードが使えないところもあるので、その旨含んでおきましょう。

パルテノン神殿は閉館日があり、1/1・3/25・5/1・イースターの日曜日・12/25・12/26となっています。営業時間は、8:00~18:30ですが、終業時間は季節で変わる場合もあります。

現地ツアーはあるのか

パルテノン神殿を含めたアクロポリスとアクロポリス博物館を中心とした現地ツアーがあります。ギリシャは治安的には個人でも旅行ができますが、電車やバスに乗るなどの、公共交通機関の利用が不安な場合や、チケットを購入することがわからないという場合は、現地ツアーに参加するのもいいでしょう。

ぜひ見てほしいパルテノン神殿の特徴

次に、パルテノン神殿の特徴や見どころを紹介します。世界遺産ということもあり、その姿を目の前にしただけで感動するのではないでしょうか。見過ごすことがないようにポイントをおさえておくといいです。

注目!パルテノン神殿の柱

まずパルテノンの柱に注目です。パルテノン神殿を遠くから見ると全体的に直線的でまっすぐな印象ですが、実は曲線からできています。エンタシスという作法で、円柱に関しては下から上にかけて徐々に細くなっていたり、柱の真ん中から膨らみをもたせたりします。
また、どの柱も真っ直ぐに立っていると思っていたら、よく見ると柱は内側に6センチ傾いて立っています。これは、地面に対して垂直に立たせて作るよりも、美しく見えるように工夫されたものなのです。このような技法が2500年も前から使われていたとは興味深いです。なお、日本の法隆寺能力の柱もこのエンタシスで建てられています。

パルテノン神殿の黄金比

黄金比というのは、1:1.618という数字で、人間が美しいと感じる比率のことです。この比率が建物全体や屋根などあらゆるところに使用されているので、美しいと思うのはこの黄金比のおかげでもあるのです。なお、ピラミッドを含む歴史的建築物の多くはこの黄金比が使われており、日本では法隆寺が、黄金比ではありませんが白銀比で1:1.414が使われています。

ライトアップされたパルテノン神殿

パルテノン神殿を楽しむことができるのは、昼間だけではありません。夜にライトアップされた神殿を見てみましょう。パルテノン神殿だけではなく、アクロポリス全体がライトアップされます。アテネの日没時間が、夏場は19〜21時、冬場は17〜18時なので、日没1時間前に合わせて見に行くのがいいでしょう。夜も神秘的で昼間とは違った雰囲気を味わうことができます。

テネシー州ナッシュビルにもある

実はパルテノン神殿がもうひとつ実在しているのをご存知ですか。アメリカテネシー州のナッシュビルに原寸大のレプリカがあります。なぜアメリカ合衆国にあるのでしょうか。それは、1840年にギリシャ哲学やラテン教育を取り入れた影響で、1890年のテネシー州100周年記念開催の万国博覧会のために作られたからです。現在は美術館として利用されています。そしてアテナ像も学者達の研究により再現され、なんと8ポンドの金箔を使って展示しています。

所要時間はどのくらいかかるのか

パルテノン神殿の所要時間ですが、神殿の周辺など、アクロポリスを見るだけなら2〜3時間、共通チケットでゼウス神殿や、古代アゴラなども見て回る場合は1日かかります。時間に余裕のない場合は、ガイド付き見学ツアーに参加すれば、無駄の無いスケジュールで見どころをしっかり見学し、楽しむことができるでしょう。

パルテノン神殿へのアクセス

パルテノン神殿までのアクセスですが、電車かタクシー、徒歩です。わかりやすいのは、地下鉄のアクロポリ駅から徒歩で行く方法です。地下鉄を使ったことがない方もこれを機に利用してみてはいかがでしょうか。地下鉄を降りて地上まで出たら、サインボードや案内マップがあるので、よくわかるようになっています。ちなみにタクシーでは、アクロポリス、パルテノンと言えば伝わるので行ってくれますが、ギリシャではタクシーを止める時に、日本のように手のひらをパーに広げて見せると不謹慎になるため、指をグーにして手を挙げるようにしましょう。

パルテノン神殿

ギリシャ / アテネ

Athens 105 58 ギリシャ

合わせていきたいおすすめの観光スポット!

アクロポリス博物館

アクロポリスの南側にある2009年にオープンした博物館です。4階はパルテノン神殿のギャラリーで、神殿を飾っていたレリーフを復元して展示しています。レプリカであっても、その復元の精度が高く、特に神殿の破風の模型はパルテノン神殿の本当の姿を再現しているので感動するでしょう。この博物館は、かつてロンドンの大英博物館に売った本物の芸術品を、こちらに戻して展示する目的で作られたといわれています。博物館は、地下鉄アクロポリス駅から徒歩ですぐの場所にあるのでわかりやすいです。

イドロ・アティコス音楽堂

アクロポリスに入場してすぐ見下ろすと大きい遺跡が見えます。それがイドロ・アティコス音楽堂です。斜面に6000もの客席があり、その先にステージがあります。今でもイベントで利用されている現役の音楽堂で、パルテノン神殿からは徒歩で約10分です。

パルテノン神殿のオプショナルツアーがおすすめ

初のギリシャ旅行には、アクロポリス遺跡とアクロポリス博物館のセットで、日本語付きのオプショナルツアーがおすすめです。また、アクロポリス遺跡とアテネ市内観光のセットもあり、半日で行く午前中コースやウオーキングも兼ねたツアーなど工夫されたツアーもあります。

パルテノン神殿を見学するときのアドバイス

見学の際に気を付けることは、まず履きなれた運動靴で歩くことです。遺跡内の地面が大理石になっている部分が多いため、滑りやすくなっている場所があります。そして太陽の日差しにも気を付けてください。昼間はとても暑くなり、建物自体に屋根がないので日差しを避ける場所がありません。帽子を着用するか、もしくは朝のうちか夕方に観光するなどして工夫しましょう。最後にスリにご注意ください。長蛇の列ができて、パルテノン神殿は観光客でいっぱいです。混雑時には充分気を付けてください。

パルテノン神殿に行ってみよう!

遺跡が好きな方はもちろん、ギリシャ・アテネの観光を迷っている方におすすめなのはパルテノン神殿。現在も修復を重ねるほど価値のある遺跡です。ぜひ旅行の計画を立てて訪れてみましょう。

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