このページではモンペリエにある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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モンペリエ
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モンペリエ - 寺院・教会
サン・ロック教会は、モンペリエの聖人・聖ロックを祭るネオゴシック様式の教会です。 聖ロックは、中世の時代、ローマへ巡礼しながら、当時流行っていたペストに患った人々を治療しましたが、自身もペストに感染してしまったにも関わらず、奇跡が起こり回復したと伝えられています。長い旅と献身的な治療で身なりはボロボロとなり、故郷モンペリに戻った時には、スパイと間違われて投獄されて亡くなりました。しかし、その後、ロック自身と判明、病気治癒や旅の守護聖人として崇められる聖人となりました。 聖ロックは、タロットカードの「愚者」のモデルとも言われています。教会内の美しいステンドグラスも見どころのひとつです。
モンペリエ - 寺院・教会
サン・ピエール大聖堂は、1363年に建てられたゴシック様式の大聖堂です。旧市街の中心に位置、城壁や塔、小塔などのある外観は、中世時代の要塞と見間違えるような雰囲気です。 宗教戦争中に大きなダメージを受けましたが、17世紀に再建され、モンペリエの歴史地区の中で、唯一現存する中世の教会となっています。 聖堂の中には、多くの芸術作品が壁に飾られていますが、中でも、17世紀のセバスチャン・ブルドンの作品「魔術師シモンの堕落」は特に有名。聖書の一場面を色鮮やかに描かれたステンドグラスも必見です。そして、美しいオルガンの音もこの大聖堂の魅力のひとつです。
モンペリエ - モニュメント・記念碑
ペイルー公園にある凱旋門は、有名なパリの凱旋門と比較すると高さ15m、幅18mと非常にこじんまりしていますが、モンペリエの街に相応しい美しい凱旋門です。 建築は17世紀まで遡り、当時の国王ルイ14世を称えて造られました。パリの凱旋門の影響を多大に受けたようで、雰囲気が似ています。 この凱旋門を通り、進んでいくと、17世紀にモンペリエ再開発の一環として整備され、ルイ14世の像が堂々と建つペイルー公園があります。公園の奥には給水塔や水道橋があり、左右対称に植わる木々と給水塔が非常に美しく、市民の憩いの場となっています。
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