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マドリード観光ガイド:世界の頂点に君臨した大帝国の織りなす文化と芸術の都

かつて世界半周以上にもわたる地域にその領土を広げ、『太陽の沈まぬ帝国』と称えられた国・スペイン。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカにまで及ぶ広大な領土から集められた富はスペインに流入し、絢爛豪華な文化を築き上げました。その政治・文化の中心地であり、世界の首都として繁栄を極めた都市、それがマドリードです。今回は、光と情熱と満ちあふれ、訪れる人々をトリコにしてやまないこのスペインの都の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

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スペインの興隆とともに築きあげられた世界の都

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スペインの首都マドリードは人口約325万人を有し、世界で15番目の規模を持つとされる世界都市です。古代から人が住む土地であり、イベリア半島を支配したアラブ人によって支配されていた時代には小さな宮殿が建てられたこともありましたが、昔はさほど重要な都市ではありませんでした。

そんなマドリードが歴史の表舞台に立ったのは1561年。時のスペイン国王、フェリペ2世によって宮廷がマドリードに移され、首都として機能することになった時です。それまでは160km北西に位置するバジャドリッドを首都としていましたが、国土の中心に位置することや水が豊富で気候が安定していることなどから、新たな首都として選ばれました。大航海時代の勢いに乗って大発展を遂げたスペインの富を背景にヨーロッパの首都として繁栄したマドリードは、その後ボルボン朝カルロス3世の時代に近代都市として整備され、スペイン独立戦争やスペイン内戦といった戦火を経験しつつも、現在までその美しい姿を残しています。

街中に世界的観光地が広がるマドリード

マドリード観光の起点、プエルタ・デル・ソル

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マドリード市内を観光するには、プエルタ・デル・ソルを起点とするのが非常に便利です。
「太陽の門」を意味するプエルタ・デル・ソルはマドリードの中心にあるもっとも歴史ある地区セントロに位置し、スペイン国道の起点(0km)にもなっている場所です。その地下はマドリード市内における公共交通のハブとなっており、マドリード地下鉄1号線、2号線、3号線が通っている他、市内各所に向かうバス停もあります。
周辺にはスペイン随一の百貨店「エル・コルテ・イングレス」や書籍や音楽グッズなどを販売している「フナック」などといったお店が並ぶショッピング街となっており、お土産を買うのにも便利です。

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現在のマドリード市街を築き上げたカルロス3世の騎馬像やマドリードの象徴であるクマとイチゴの木の像に加え、スペインの有名なシェリー酒メーカー・ティオペペの巨大なネオンなど、インスタ映えするスポットが多く存在するのもその特長。逃さず撮影しておきしましょう。

観光スポット1:歴代のスペイン王が居を構えたマドリード王宮

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最初に紹介するおすすめマドリード観光情報は「歴代のスペイン王が居を構えたマドリード王宮」。プエルタ・デル・ソルと同じセントロに位置し、マドリードの中心の中心と呼ぶべき場所がこのマドリード王宮(パラシオ・レアル)です。
もともとその場所にはアラブ人支配期の9世紀半ばに砦が築かれており、それがマドリードの都市化のスタートとなっています。1085年にキリスト教側に奪還され、1561年にフェリペ2世によってマドリードが都とされると、この地にアルカサルと呼ばれる宮殿が建造されました。1734年にその宮殿が全焼してしまうと、スペイン・ボルボン朝初代国王のフェリペ5世によって新しい宮殿の建造が命じられ、1738年から1755年までの長い期間をかけて壮大な建物が築き上げられています。

その様式は、古代の息吹が強く残る古都ローマを絢爛豪華な芸術の都に変貌させた建築家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ風のもの。バロック様式の巨匠の残した様式を採用した豪奢な建物は、王家の威厳を強く感じさせる風情を湛えています。

宮殿内には王家が収集した芸術品などが目白押し。ディエゴ・ベラスケスやフランシスコ・デ・ゴヤ、カラバッジョら巨匠の作品に加え、弦楽器の名器中の名器・ストラディヴァリウスの世界で唯一の完全な弦楽四重奏もここで見られます。その他にも、13世紀以降の兵器類を収める王立武具博物館や、1850年に開場され、過去にユーロビジョンの会場ともなったテアトロ・レアル(王立劇場)も併設されています。

観光スポット2:ソフィア王妃芸術センターにはあのピカソの傑作が

次に紹介するおすすめマドリード観光情報は「ソフィア王妃芸術センターにはあのピカソの傑作が」。プエルタ・デル・ソルから徒歩10分程度に位置するソフィア王妃芸術センター(ムゼオ・ナシオナル・セントロ・デ・アルテ・デ・レイナ・デ・ソフィア)。カルロス3世の命により18世紀に主にスペインで活躍したイタリアの建築家フランチェスコ・サバティーニの手で建設された病院を改築し、1992年に開館されました。その名称は開館時の国王ファン・カルロス1世の王妃ソフィアの名にちなんでいます。

マドリードのターミナル駅であるアトーチャ駅のすぐそばにあるこの美術館にはパブロ・ピカソやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロといった近代スペインの代表的芸術家たちの作品を多く収蔵していますが、なんといってもその目玉はピカソの『ゲルニカ』でしょう。歴史の教科書でも紹介されるピカソ屈指の名作がこの美術館に展示されています。

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1937年にドイツによる無差別爆撃の悲惨さを描き、反戦や抵抗のシンボルとされているこの絵画。当初フランスで開催されたパリ万博のスペイン館で公開され、その後複数の国を渡り歩いたのち1957年からはニューヨーク近代美術館に展示されるようになりました。その間スペインのフランコ政権がスペインの財産として返還を要求しましたが、フランコ政権にスペイン内戦で敗れた共和国側の立場にあったピカソの意志もあって、その要求を拒絶しています。

1975年に独裁者フランコが死去し、ファン・カルロス1世が国王の座に即位して民主化が実現すると、スペインは再びゲルニカの返還を求めました。この際にはファン・カルロス1世自らニューヨークを訪れて返還を願い、スペインとアメリカの両政府間における協議の結果、ついにスペインへの帰還を果たすことに。そして、論争の末、かつてピカソが館長を務めていたプラド美術館に展示されました。

ゲルニカがソフィア王妃美術センターにやってきたのは1992年。その開館に合わせて、目玉展示物としてプラド美術館からゲルニカが移されて展示されることとなりました。ソフィア王妃美術センターは開館当時ゲルニカ以外には注目すべき展示物はあまりありませんでしたが、ゲルニカ見たさに多くの来館客が集まり、1997年にはプラド美術館をも超えるスペイン最大の入館者数を記録しています。

観光スポット3:プラド美術館ではスペイン王たちのコレクションを鑑賞

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3番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「プラド美術館ではスペイン王たちのコレクションを鑑賞」。ソフィア王妃美術センターからすぐ、アトーチャ駅からも徒歩10分ほどに位置するプラド美術館(ムゼオ・デル・プラド)はスペイン帝国の時代から綿々と伝わる歴代王家の所蔵していた芸術品の数々を展示している、スペイン最高の美術館の一つです。
スペイン絵画の巨匠ベラスケスやゴヤ、フランドルやネーデルラントで活躍したルーベンスやレンブラント、ボスらに加え、イタリアのマエストロ、ラファエロやフラ・アンジェリコ、ティントレット、ティツィアーノといった、世界に冠する巨匠たちの作品が所狭しと展示されています。

観光スポット4:スペインきっての高級ファッション街、グランヴィア

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4番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「スペインきっての高級ファッション街、グランヴィア」。マドリード市内きってのファッショナブルな通りであるグランヴィア。日本でいうなら銀座のような雰囲気を湛え、スペインのブロードウェイという異名も持っています。
そんなこの通りでは、高級ブランド、デパート、高級レストラン、ホテル、劇場など、ハイソサエティなスペインを堪能することができるでしょう。もちろんカジュアルなブランドのお店も多くあり、スペインファッションを日本よりも大分お手頃な価格で購入できるはずです。

マドリード観光と言えばこれも外せない!世界に冠するサッカーの殿堂を訪れよう

世界最強クラブのホーム、サンティアゴ・ベルナベウ

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5番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「サンティアゴ・ベルナベウ」。マドリードといえば、世界最高のサッカークラブ「レアル・マドリード」について語るのを避けることはできないでしょう。FIFAによって20世紀最高のクラブに認定され、世界最高の大会とも呼ばれる欧州チャンピオンズリーグは最多の12回制覇。リーグ戦も実に33回優勝と、もはやトロフィーを飾るところに困るほどです。

その本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウではスタジアムツアーを開催しており、トロフィールームから選手控室、プレスルームにグラウンドにいたるまで、スタジアム中を見学できます。クリスティアーノ・ロナウドやマルコ・アセンシオ、セルヒオ・ラモスといった、普段テレビで見ている世界のスーパースター選手たちが戦っているところに自分も立つという、幻想的な体験を楽しみましょう。

アトレティコの新たな本拠地、ワンダ・メトロポリターノ

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6番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「ワンダ・メトロポリターノ」。レアル・マドリードと同じ都市に本拠を構えるライバルであるアトレティコ・マドリード。近年レアルに勝るとも劣らない強さを誇っているアトレティコは、それまでホームとして使用していたエスタディオ・ビセンテ・カルデロンが老朽化したことから、2017年に新スタジアムのワンダ・メトロポリターノに移転を決行しました。

新スタジアムは1994年開場ながらも、2万人収容程度の規模だったものを大改装し、68000人収容の近代型スタジアムに生まれ変わらせています。2018-19年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ決勝の開催地にも決まっているこのスタジアムでも、ベルナベウ同様スタジアムツアーが開催されており、内部をくまなく見られます。闘将ディエゴ・シメオネ監督筆頭に、激しい戦いを繰り広げるアトレティコの戦士たちの息吹を感じることができるでしょう。

マドリード市民の生活の場も覗いてみよう

市民の憩いの場所レティーロ公園

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7番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「レティーロ公園」。マドリードは世界的な都市なだけに人口も多く、その人波に疲れてしまうかもしれません。そんな時はぜひ穴場観光スポットのレティーロ公園(El Retiro)に足を運びましょう。レティーロ公園はもともとスペイン国王フェリペ2世の離宮があったところで、その庭園を公園として整備し、一般に公開されています。

レティーロ公園はマドリードの中心部に位置しながら、125ヘクタール、東京ドーム約27個分に渡る広大な敷地に水と緑があふれ、とてもリラックスできる場所です。

観光中は時間の制限もあってどうしても慌ただしくなってしまいがちですが、疲れてしまってはせっかくのマドリードの街も楽しめません。日程のどこかで落ち着ける時間を作るのがおすすめですが、このレティーロ公園はそんな用途にもぴったりです。園内には多くの庭園があり、その中にはマドリード最古の木とされる樹齢400年のものもあります。悠久の歴史を感じながら、穏やかな時間を過ごせることでしょう。園内各所には様々な芸術作品や建設物も展示されており、世界でここにしかないといわれる堕天使をモチーフにした彫像のようなオブジェを眺めながら散策するのもおすすめです。

マドリード最大の蚤の市、エル・ラストロ

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8番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「エル・ラストロ」。プエルタ・デル・ソルから歩いて15分ほどにあるリベラ・デ・クルティドレス通り(Ribera de Curtidores)では、毎週日曜日にもっともマドリードらしいとされる蚤の市、エル・ラストロ(El Rastro)が開催されています。

ここで見つからないものはないとさえ言われるほどの品揃えを誇るこの蚤の市では、他では買えない掘り出し物がたくさん見つかることでしょう。ちょっと変わったお土産物を探すのにも最適です。このあたりに多い骨とう品店などといった店舗は日曜以外にも営業しているので、日曜日には来れないという人でも、楽しくショッピングをすることができるはずです。

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マドリードの街でいざタペオ!

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9番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「タペオ」。スペインでは、タパスをつまみながらバルをはしごしてワインやビールを飲み歩く「タぺオ(Tapeo)」がとても人気です。タペオとは「タパスを食べるたびに出る」という意味。
バルにはお店ごとに自慢のタパスがあり、それを一つ一つ楽しみながらおいしいお酒を飲めるのがこのタペオのいいところです。タパスは一皿一皿が小さいので様々な味を楽しめますし、スペインはお酒がとても安いことで有名です。飲み歩きが好きな人にとっては天国のような国といえるでしょう。

マドリードでタペオをするのにおすすめの場所はプエルタ・デル・ソルからすぐそばのサンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana)。おいしいと評判のバルが軒を連ねているエリアです。毎晩多くのスペイン人が集まり、にぎやかに飲み交わしています。ぜひマドリード流の飲み歩きを満喫しましょう。

近代的ホテルから中世建築まで、選べる宿泊先

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10番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「宿泊先」。世界中から観光客が集まるマドリードには大小さまざまなホテルが点在し、好みや予定に合わせて選ぶことができます。一番便利なのはやはり交通の起点であるプエルタ・デル・ソル周辺のホテルに滞在することでしょう。空港からも近く、マドリード市内のどこへでも公共交通機関で訪れることができます。

ホテル選びに迷ったらぜひNHホテル(エネアーチェホテル)をぜひチェック。NHホテルはマドリードに本社を置き、ヨーロッパや南米、中国などの合計30か国に約380のホテルを展開している一大ホテルチェーンです。マドリード市内及びその近郊に合わせて29のホテルを有しており、市内の主要な観光地を網羅。プエルタ・デル・ソル近くにも複数のNHホテルがあります。そのグレードもビジネスホテル規模のものから高級ホテルまで様々なので、きっと要望に合ったものが見つかることでしょう。

NH コレクション マドリード スエシア

スペイン / マドリード - ホテル

4.6
[ホテル詳細情報]
MadridマドリードMarqués de Casa Riera 4 [ホテル住所]
チェックイン: 15:00/チェックアウト: 12:00/部屋数: 128

スペインならではのホテルに泊まりたいという方にはパラドール(El Parador)がおすすめです。パラドールとはスペイン国内に100か所弱ある半官半民の宿泊施設で、その多くは中世の古城などを改築した、歴史の情緒あふれる建物をしているのが特長。多少郊外にはなりますが、マドリードにも修道院を改装したパラドールが2か所あり、政府の補助があるため高級ホテルでありながら比較的リーズナブルに泊まることができます。まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような一夜を過ごせるはずです。

5月のマドリード観光なら大盛況のサン・イシドロ祭へ

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11番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「サン・イシドロ祭」。マドリードのお祭りでぜひとも訪れたいのがサン・イシドロ祭(Fiestas San Isidro)。マドリードの守護聖人である聖イシドロを祭るこのイベントは毎年5月15日の聖イシドロの日を中心とした1週間ほどの期間開催されます。マドリード市民たちがチュラポやゴイェスコと呼ばれる伝統衣装に身を包んで踊ったり、屋台を楽しんだり。普段の世界都市・マドリードとは一味違った、盛り上がりを見せるマドリードの雰囲気を楽しめるでしょう。

サン・イシドロ祭の時期に、観光に訪れるのなら闘牛を見に行くのもおすすめです。収容人数約23000人とスペイン最大の闘牛場であるラス・ベンタス闘牛場では3月から10月にかけて毎週日曜祝日に闘牛が開催されていますが、サン・イシドロ祭が開催されている期間は「サン・イシドロ闘牛祭」と称して、なんと24日間も連続開催。世界中から闘牛ファンが集う一大イベントとなっています。

マドリードの夜の街は欧州屈指の盛り上がり

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12番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「夜の街は欧州屈指の盛り上がり」。マドリード観光でナイトライフを楽しみたい方にぜひおすすめのエリアがグランヴィア周辺。グランヴィアの裏手通りにあるマラサーニャ地区(Malasaña)やチュエカ地区(Chueca)にはバルやパブ、クラブが立ち並び、欧州屈指のナイトスポットとなっています。マラサーニャはあらゆる音楽が鳴り響き、インディーズのライブなども多いエリアで、チュエカは主にLGBTの人々が集まるエリアです。それぞれ違った雰囲気の夜を楽しむことができるでしょう。

ちなみに、日本でいうクラブはスペインではディスコテッカ(discoteca)といいます。日本では昭和な響きとなったディスコという言葉ですが、スペインではまだまだ現役の言葉として使われています。日々マドリードのみならず世界の夜遊び好きが集まり、朝まで騒いでいるこのエリアは、スペインの夜を体験する絶好のスポットです。

マドリード観光のお土産にはスペインの名産品を

代表的シェリー酒ティオ・ペペ

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13番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「シェリー酒ティオ・ペペ」。スペイン南部のカディスとその周辺で生産されるシェリー酒の代表的ブランドであるティオ・ペペ。ティオ・ペペという名称は「ペペおじさん」という意味で、創業者のおじでシェリー酒の利き酒の名手だった人物に由来。世界的に人気を博しており、日本では吉田茂や松田優作らが愛飲していたとされています。

プエルタ・デル・ソルに掲げられているネオン看板は今や広場の象徴として世界中に知られていますが、実に第二次世界大戦よりも前の1935年から掲示され続けているものです。ネオン看板といえば日本では道頓堀のグリコサインが思い浮かびますが、あれも同じ1935年に設置されたもの。グリコサインと同じ長さの歴史を経て、今ではそれ自体が観光名所となっています。

クリスマスの風物詩トゥロン

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14番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「クリスマスの風物詩トゥロン」。スペインの冬の風物詩ともいうべきお菓子がトゥロンです。英語ではヌガーとも呼ばれるこのお菓子はクリスマスに食べられる伝統的なお菓子として、スペインのみならずポルトガルや南米などでも親しまれています。クリスマスが近づくと多くのお店で大量に売られ、一年の終わりを感じさせてくれるこのトゥロンですが、それ以外の季節でももちろんスーパーなどで購入可能。焙煎したナッツをハチミツや砂糖で固めたスペイン伝統の味をぜひ日本へ持ち帰りましょう。

タパスの味、アリオリソース

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15番目に紹介するおすすめマドリードグルメ情報は「タパスの味、アリオリソース」。アリオリソースはスペインのタパス料理などでよく使われる定番ソースです。一言でいえばにんにく入りのマヨネーズ。その独特の風味がスパニッシュオムレツやポテトなどと非常によくマッチして、食べるのを止められない美味しさを生み出しています。スーパーマーケットなどには必ずアリオリ専用の棚があるくらいなので、簡単に見つけることができるでしょう。お手軽にスペインの味を家庭で再現することができる優れものです。

マドリード観光は春・秋がおすすめ

16番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「春・秋がおすすめ」。マドリード観光のおすすめのシーズンは春と秋。大陸性気候なので冬の寒さも厳しいですが、マドリード観光にもっとも不適な季節は、なんといっても夏です。夏場は太陽の国ともいわれるだけあって、強烈な日差しで肌が焦げ付いてしまいそうなほどの熱さとなります。気温は40度を超える日も珍しくなく、スペイン人も日中は室内にこもり、日が落ちてから活動するほどです。22時近くまで明るいので日が落ちてからでも十分楽しむことはできますが、お店や観光地は閉まってしまうのでこの季節は避けた方がいいでしょう。

マドリードで安全に楽しく旅を終えるには

スリだけでなく、テロにも注意を

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17番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「スリだけでなく、テロにも注意」。スペインは他のヨーロッパの国々と比べると比較的治安のいい国ではありますが、スリや詐欺には十分注意が必要です。特にプエルタ・デル・ソルやアトーチャ駅のような不特定多数の人々が大量に集まる場所では決して貴重品から目を離さず、親しげに話しかけてくるような人物にも気を許さないようにしましょう。このような場所では着ぐるみなどを着て、写真撮影を促すような人物も多くいますが、これもうっかり撮影してしまうと法外な撮影料を要求される可能性が高いので注意が必要です。

近年ヨーロッパで多発しているテロにも注意をする必要があるでしょう。2017年8月にバルセロナで発生したイスラムの過激派による自動車テロでは観光客ら13人が死亡、100人以上が怪我をする事態となりました。テロの標的となりがちなのは人々が密集したところなので、なるべく人混みは避け、通る時もすぐ店の中などに逃げ込めるように道の端を歩くなど、自衛に努めてください。

飲みどころだからこその酔っぱらいに注意

18番目に紹介するおすすめマドリード観光情報は「酔っぱらいに注意」。長期休暇の時期、特に夏休みには酔っ払いにも注意。スペイン人は酔っ払いに非常に厳しく、泥酔して暴れるような人はほとんどいません。しかし、お酒が非常に安いことから多くの外国人がそれ目当てにやってきては、泥酔して周囲に迷惑をかけることが多く、社会問題となっています。酔っ払いには近寄らないこと、そして、自分もちゃんと節度を持ってお酒を飲むことを心がけましょう。

マドリードへの直行便も就航

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最後に紹介するおすすめマドリード観光情報は「直行便も就航」。マドリードへは成田空港からイベリア航空の直行便も出ており、ヨーロッパの中でも訪れやすい都市の一つといえます。主要空港であるアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(通称バラハス空港)は市内から12kmと、至近距離にあるのも魅力の一つです。

日本との時差は8時間。サマータイムの時期(3月末~10月末)は1時間進み、時差は7時間となります。時差ボケには注意しましょう。

マドリード市内の移動は地下鉄が便利。市内にくまなく地下鉄網が張り巡らされており、観光名所の多くに向かうことができるようになっています。バスやタクシーといったその他の公共交通機関も充実しているので、移動手段に困ることはありません。ただし、市内は交通量が多いうえにスペイン人の運転は一般的に日本よりも荒いので、徒歩で移動する際には十分注意するようにしてください。

マドリード観光ガイドのまとめ

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マドリードに君臨した王たちは文化の保護者としても積極的に活動し、スペインのみならず欧州の文化をより成熟させる原動力の一つとなりました。そして生み出された美しさがマドリードを飾り立て、今に残る白く美しくそびえ立つマドリードの街並みを生み出しています。ヨーロッパのみならず、欧州、アメリカ、アフリカ、そしてアジアの日本にも大きな影響を与え、世界の歴史を大きく変えたスペインの源流をその中心であるマドリードで感じることができるでしょう。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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