ピッティ宮周辺旅行のポイント
どんな街?
ピッティ宮殿のあるフィレンツェはイタリア・トスカーナ州の州都。美術館やルネサンス様式の歴史的建造物などが建ち並ぶ、“芸術の都”として世界的に知られています。町自体はこぢんまりしており見どころが凝縮しているので、観光しやすいのも魅力の1つです。
見所は?
フィレンツェのランドマークと言えば、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)です。ルネサンス様式の荘厳なファサードはもちろん、ドーム内部の天井画は圧巻。世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にも含まれています。
おすすめのグルメ
フィレンツェの名物グルメは数々ありますが、中でもビステッカ・アラ・フィオレンティーナと呼ばれるTボーンステーキは定番です。炭火で焼き上げた肉を塩のみで味わうダイナミックな料理で、トスカーナ郷土料理の中でも人気となっています。
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ピッティ宮殿周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■パラティーナ美術館
絵画を専門としている美術館で、ピッティ画廊とも呼ばれている。1500年から1600年代の絵画が1000点以上収蔵されており、ラファエロの「グラン デュクの聖母」や「マグダラのマリア」、ボッティチェリの「美しきシモネッタ」がある。天井のフレスコ画も必見。
■ピッチモザイチ モザイク
イタリア有数の観光スポットであるフィレンツェ。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂など名所旧跡が多くあり、芸術の都とも呼ばれています。首都ローマなどとともに、日本でも人気のエリアです。
ピッチモザイチ モザイクは、そんなフィレンツェにあるショップで、その名が示す通りモザイク作品を取り扱っています。ピッティ宮殿前の広場にあるという恵まれた立地で、アクセスしやすいのもうれしいところ。
精巧に作られたモザイク作品は、まさに職人芸というに相応しい素晴らしさ。見ているだけでも十分に楽しめます。もちろん購入することもできます。なかには高額な作品もありますが、フィレンツェの思い出ののお土産としておすすめの一品です。
ピッチモザイチ モザイク
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Piazza Pitti 23R | in front of Pitti Palace, corner with Sdrucciolo dei Pitti, 50215, Florence, Italy
- +39 055 282127
■Museo degli Argenti
Museo degli Argentiはフィレンツェにある博物館。芸術の都と称されているフィレンツェだけに、美術館や博物館は多くありますが、こちらもそのひとつ。
Museo degli Argentiの特徴は、アンティークジュエリーや銀器を集めた博物館であるということ。ピッティ宮殿やボーボリ公園に隣接しており、アクセス性も良好です。15世紀~18世紀にかけてフィレンツェを支配していた名家・メディチ家所品を収蔵しているということで、貴重な品々も展示されています。
中でもカルティエ製のティアラはぜひ見ておきたい逸品。1900年代初期の作品で、プラチナでできています。そこにダイヤモンドやアメジストをあしらっているという豪華さです。そのほか天然石で作ったグラスなども見ものです。
美の宝庫!一度は行きたいヴァチカン美術館
イタリアを訪れたら必ず訪れたいのが世界遺産・バチカン市国のバチカン美術館です。
500年にもわたって歴代教皇によって収集された美術品が収蔵されているバチカン美術館。年代やテーマごとに展示された美術品は、絵画や彫刻、地図など多岐にわたります。大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成されたバチカン美術館は、世界有数の規模を誇り短時間で見て周るのも至難の技。そんな美術品の中でも必見なのが、ミケランジェロの『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂。長さ40mの天井には一面にミケランジェロが描いた巨大なフレスコ画もあります。
古代ロマン!ローマ帝国のコロッセオを訪ねて
コロッセオは2000年近く前に作られた歴史ある闘技場で、娯楽として多くの剣士たちの戦い・殺し合いが行われていました。古代ローマの生活や文化の一部を知ることができるコロッセオは、観光地ローマのなかでも特に人気のスポットです。「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として、1980年にユネスコ世界遺産に登録されました。この世界遺産にはコロッセオのほかに、フォロ・ロマーノやカラカラ浴場、コンスタンティヌス凱旋門などの多くの古代ローマ時代の建造物が含まれています。 古代遺跡が好きな方にはたまらない歴史地区で、2000年前の建造物が街中に悠然とたたずんでいる光景は、圧巻の一言です。「ローマは一日にしてならず」「すべての道はローマに通ず」と言われた大帝国の栄光を感じられる、特別な場所です。
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ピッティ宮殿周辺に行くならここもおすすめ!
■Porcelain Museum
世界遺産に登録されている「フィレンツェ歴史地区」の構成資産のひとつであるボーボリ公園。その中にある博物館がPorcelain Museumです。小高い場所にあるので、見晴らしの良さも評判です。やや急な斜面を登る必要がありますが、美しい庭園内の眺望を楽しめるので、それだけでも行く価値があるほどです。
博物館の規模は大きくはないですが、有名な陶磁器のコレクションが収蔵されています。華やかな装飾が施された皿や器などが展示されており、数自体は多くないものの、どれも見応え十分。
ヨーロッパのものだけでなく、中国の陶磁器も陳列されており、西洋と東洋の美意識の違いなども感じることができます。陶磁器好きはもちろん、そうでない人にも楽しめることと思います。
Porcelain Museum
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Casino del Cavaliere, 50125, Florence, Italy
- +39 055 238 8605
■カッシーニ・フィレンツェ
フィレンツェは、伝統的に職人の技術が施された工芸品で知られていますが、中でも革製品はとても有名。個人経営のお店からブランドショップまで、数多くの革関連の工房・ショップが軒を連ねています。あのフェラガモやグッチもフィレンツェが発祥の地。
そんな革製品を扱う高級ブティックがカッシーニ・フィレンツェです。場所はピッティ宮殿の近くにあり、宮殿を観光した後に立ち寄る人も多いです。こちらのショップには、熟練の職人が技工を凝らした、選りすぐりの製品がそろっており、眺めて回るだけでも楽しめてしまうほど。
取り扱っているのはジャケット、靴、バッグ、小物など種類も多く、またショップスタッフのフレンドリーな対応も好評です。
カッシーニ・フィレンツェ
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Piazza Dei Pitti 30/31/r, 50125, Florence, Italy
- +39 055 219324
- 10:00 - 19:00
■オペラ アット セント マークス アングリカン チャーチ
その昔はフィレンツェの有力貴族であったメディチ家の宮殿の一部だったこちら。それをネオ・ルネッサンス様式に改築したのが、現在のオペラ アット セント マークス アングリカン チャーチです。イタリアの偉大な政治思想家・マキャヴェッリがかつて所有していたことでも知られています。
収容人数は100名にも満たない規模ですが、舞台を取り囲むように座席が配置され、とても見やすいです。さまざまな公演が開催されており、プッチーニ、ヴェルディなどのイタリアンオペラを本場で楽しむことができます。
教会の中で見るオペラは、通常のコンサートホールなどまた違った雰囲気で、まさにここでしか味わえない体験ができます。オペラだけでなく音楽のコンサートも行われています。
オペラ アット セント マークス アングリカン チャーチ
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Via Maggio 18, 50125, Florence, Italy
- +39 340 811 9192
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■ラ・ペル
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フィレンツェを流れるアルノ川にかかるヴェッキオ橋は、200年以上の歴史を誇る人気の観光スポット。なんと橋の上にはジュエリーショップや住居まであるというから驚きです。そしてヴェッキオ橋の周辺にも、見逃せない観光スポットが多く点在しています。
そのひとつがラ・ペル。革製品で知られているフィレンツェですが、このお店もレザーアイテムを扱うお店です。店内はそれほど広くはありませんが、数ある革製品のショップの中でも、人気の高い一軒です。
扱う製品はジャケットから財布まであり、それほど高価ではなく手頃な価格で手に入れることができるのもうれしいところ。初めて行く人でも、丁寧に接してくれるショップスタッフのおかげで、リラックスしてショッピングを楽しめます。
ラ・ペル
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Via Dei Guicciardini 11/R | Wi-fi : Lapelle-guest, 50125, Florence, Italy
- +39 055 292031
■Le Telerie Toscane
伝統的に職人の手による革製品で有名なフィレンツェですが、織物業も盛んな土地柄。Le Telerie Toscaneも、そんな織物を扱うショップです。ピッティ宮殿前の広場の路地裏にある目立たないお店ですが、知る人ぞ知る気鋭のお店です。
女性オーナーが一人で切り盛りしており、こだわりのバス&キッチン用ファブリックをそろえています。伝統的な織物の良さを活かしながら、トレンドを取り入れ色鮮やかなところが、こちらならではの特徴。
お店の規模は大きくないですが、店内には豊富な種類の商品が並んでいます。繊細な刺繍が施されたバスタオルや、イタリアンカラーのテーブルクロスなどがおすすめです。ファブリックなのでかさばらず、お土産としても好適です。
Le Telerie Toscane
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Sdrucciolo De' Pitti 15r, 50125, Florence, Italy
- +39 055 216177
■San Felice in Piazza
San Felice in Piazzaは、ピッティ宮殿のすぐそばにあるローマ・カトリック教会。小さな教会ですが、あのメディチ家がピッティ宮殿を所有していた頃に、宮廷教会として使われていた、由緒ある教会です。
ゴシック様式を取り入れて建造された教会で、趣があり、当時の雰囲気を今も残しています。そして1457年に取り付けられたファサードは、建築家ミケロッツォ・ミケロッツィの手になるもので、ルネサンス様式となっているのもポイント。
教会内には大きなフレスコ画やマリア像があり、静粛で荘厳な空気が流れています。後陣主祭壇に飾られているジョットの「磔刑像」も見どころのひとつ。あまり知られていない教会ですが、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
San Felice in Piazza
イタリア / フィレンツェ / ピッティ宮周辺
- Piazza S. Felice, Florence, Italy
- +39 055 221706
- 9:30 - 12:00, 15:30 - 17:30
フィレンツェの基本情報はこちら
日本とイタリアの時差
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イタリアの為替
※2024年4月27日の為替価格です
イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。
本場イタリアンを楽しむために気をつけたいこと
旅の楽しみの一つは食事です。心おきなく本場のイタリアンを味わうために、日本とは違う主なマナーを紹介します。まず、パスタはフォークだけで食べます。パスタを少量すくいフォークを立てて巻きつけます。巻き残りをすすりこむのはやめましょう。うまく一口分を巻き取れるように、普段から練習しておくといいですね。また、正式なイタリアンのコースの場合、パスタは前菜で、メインの魚料理か肉料理を合わせて頼みます。何人かで行くといろいろな料理を取ってシェアしたくなりますが、基本は1人1皿です。食後のコーヒーはエスプレッソです。イタリアでは食後の飲み物をゆっくり味わう習慣はないので、サクッと飲んで切り上げましょう。
イタリアのお金事情は? レートや両替のポイントを解説
イタリアの通貨はユーロとセントです。100セントが1ユーロです。硬貨は1、2ユーロ、1、2、5、10、20、50セント、紙幣は5、10、20、50ユーロが主体です。100および200ユーロ紙幣は使いにくいので早めに崩しましょう。イタリアではレストランやホテル、ショップなど大抵の所でVISAやMASTERのクレジットカードが使えます。使えないのは、タクシー代、バスや地下鉄の切符、チップ、有料トイレ、ごく少額の買い物なので両替するのは1日2000円くらいが目安です。両替は日本でしておきましょう。外貨を扱っているチケットショップが銀行や両替所よりお得です。イタリアで両替する場合は、PLUS, CIRRUS などの表記のあるクレジットカードでのキャッシングがお得です。