なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
日本とポルトガルの時差
ポルトガルの週間天気
ポルトガルの為替
※2024年4月28日の為替価格です
ポルトガルの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアは?
ポルトガルは、ヨーロッパでも安全な国として知られており、2019年8月時点では危険情報は発表されていません。しかし、それなりの注意は必要で、安全対策基礎データでは、国内で年間35万件の観光客を狙ったスリなどの犯罪が報告されています。中でも多いのが車上狙いで、続いて多いのが暴行で1日あたり60件以上の割合で発生しています。犯罪が多いエリアは、リスボン県とポルト県、セトゥーバル県。特にリスボンのバイシャ地区とバイロ・アルト地区は観光客の多いエリアですが、人が多いため集団スリが横行。夜まで賑わうバイロ・アルト地区は、酒に酔った観光客狙いのスリが多く、人の多いバーなどでは要注意です。
ポルトガルの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
ポルトガルの気候は、1年を通じて温暖です。一般的には、6月から9月(夏~初秋)までが乾季で、旅行のベストシーズンだと言われています。この時期は、日中は暑くても朝晩は冷え込むこともあるため、カーディガンやサマージャケットなどの羽織もあると便利。日差しが強いので、帽子やサングラスなども持参しましょう。秋(9月~11月)は、日本の秋とほぼ同じような感じで、10月頃までは半袖に羽織くらいでちょうどよく、11月になるとセーターや薄手のコートが必要になってきます。また、リスボンやポルトなど北部では雨の日もあるため、雨具(傘や防水ジャケット)も用意しておくと便利。冬(12月~2月)は、リスボンなどの主要都市部は温かく、秋より少し気温が低いくらいで秋の服装で良いですが、朝晩や雨の日は冷え込むのでフリースなどを持参するのがおすすめ。また雨も比較的多いため雨具の準備も必要です。春(3~5月)は、東京より暖かく、日中はシャツなどで過ごせます。5月になると少し温度が上がりますが、それほど暑い日は多くないので、長袖やジャケットが基本。日差しが強くなるため、紫外線対策にも気を付けましょう。
もう迷わない!ポルトガルの一押しお土産は?
ポルトガルでは、魚介類の缶詰の生産量が多く、スーパーなどどこでも手に入りますが、中でも人気なのが「イワシの缶詰」です。容器もレトロで可愛く、ばらまき用として購入するのもおすすめです。「コンフェエイト」は、日本でも馴染みがありますが、ポルトガル発祥のお菓子。日本の金平糖とは見た目が少し異なり、日持ちするのでお土産におすすめです。ワイン好きの人へのお土産には、「ポルトガルの宝石」とも呼ばれている「ポートワイン」を選びましょう。ブドウの発酵を途中で止め、ブドウ本来の甘さと果実味を引き出したポートワインは、甘みが強いのが特徴。ポルトガルには、可愛らしい雑貨がたくさんありますが、お土産におすすめなのが、15世紀から続くポルトガルの伝統的手法で作られた装飾タイル「アズレージョ」です。イワシの置物など、場所を選ばず飾れる素敵なオブジェクトもあり、お土産にぴったりです。
意外とたくさん!? ポルトガル語が由来の日本語
大航海時代の16世紀、ヨーロッパから日本に初めて来たのはポルトガル人でした。鉄砲やキリスト教など、様々な新しいものがポルトガルから日本に伝えられました。当時の日本に存在しなかった物の名前は、そのままポルトガル語が採用され、現在でもそれが残っています。まず有名なのが、ポルトガル語で“tabaco”の「タバコ」です。洋服の「ボタン」も、もとはポルトガル語の“Botão”。 “ボタォ”と発音され、日本語とは少し異なりますが、英語の“button”もポルトガル語に由来します。日本食として有名な「天ぷら」も実は、語源はポルトガル語なんです。室町時代に日本に伝えられた天ぷらは、高級な油を大量に使って食材を揚げるという贅沢な調理法。当時の日本食にはなかった斬新な調理法だったことでしょう。ポルトガル語の“temperar”(テンプラール)には、味付けをするという意味がありますが、油で揚げるという意味はなく、どこかで取り違えられて伝わったとされています。
ファロでおすすめの観光スポットを紹介!
■旧市街ファロ
旧市街ファロはポルトガル南部最大の街、アルガルヴェの主要都市ファロの中心部にあります。「アルコ・ダ・ヴィラ」と呼ぶ門をくぐれば旧市街地ファロです。
ファロの街は1249年にアフォンソ3世により再征服された、イスラム終焉の地。城壁に囲まれた中には、白壁の家が建ち並び、石畳の細い道が続く風景にその名残りを感じることが出来るのです。
街は「野鳥の楽園」と言われるほどで、約100種類の鳥があちこちに見られ南国ムードをたっぷりと味わうこともできます。街のシンボルは「コウノトリ」。屋根には仲睦まじく巣を作り時を過ごす、ツガイのコウノトリが心を和ませてくれます。
広告
■バレッタ島
バレッタ島はポルトガル本土最南端近くに位置します。別名は「デゼルタ島」と呼ばれ、リア・フォルモサ自然公園の中の島の1つです。
広く美しい砂浜に加え、空と海の青さがひと続きに見えるほどの一体感ある景色が見どころにあげられます。
人の手を加えず保たれている自然美を見るためには、ファロからのフェリーが唯一の手段です。
期間は6~9月、バレッタ島までは20分ほどの船旅ですが、道中ここでしか見れない珍しい鳥が訪れる人を温かく出迎えてくれます。ファロ地方を代表する野鳥たちの一斉の歓迎を受けながら、バードウォッチングも楽しむことができます。
■ファロ大聖堂
広告
ファロ大聖堂は13世紀に建てられた、大変歴史ある教会です。イスラム統治時代に建立されたモスク跡地に建ちます。
ファロ大聖堂は、13世紀の教会を18世紀に建て替えしたために、ゴシック様式・ルネサンス様式・バロック様式といった様々な特徴を持つ建築様式が見られます。内部一面に装飾されているポルトガルの象徴アズレージョ、バロックオルガンは当時から伝わるものです。
旧市街地ファロの中心部に建つため、イスラム統治時代の特徴的な街並み白壁の建物が続く中を通り、ファロの歴史を感じることができます。
■カルモ教会
カルモ教会はファロの街の北側に位置し、18世紀にジョアン5世によって建てられました。バロック様式の特徴がよく残り、外観には2つの鐘楼も見られる白を基調とした美しい建物です。
内部にはステンドグラスや木工細工、ポルトガルではよく見られるきらびやかな金箔を施した祭壇が目に鮮やかです。
カルモ教会では、もう1つ有名な場所が人骨堂です。
エヴォラの人骨堂に比べると大変小さな建物ですが、天井から床までを1000人ものカルメル会の修道士の骨や頭蓋骨で埋め尽くされています。入るのには少し恐ろしいような気持ちにもなりますが、カルモ教会を訪れた際には足を運んでいただきたい場所です。
カルモ教会
ポルトガル / ファロ
- Largo do Carmo | Santa Maria, Faro 8000-148, Portugal
- +351 289 824 490
- 月~金:10時~13時、15時~18時 土曜日:10時~13時
- 日曜日
■Palacio de Estoi
Palacio de Estoiは、ファロから10km ほどの街エストイにあります。19世紀に建てられたエストイ子爵のエストイ宮殿を改築し1987年からはファロの市庁舎にも使用されていました。現在はホテルに付属しています。
ファロの貴族やブルジョア層は19世紀こぞって宮殿のような豪華な建物を建てました。富裕層の人々は郊外にセカンドホームをと、そのうちの1つがエストイ宮殿にあたります。
元は宮殿だけあり、美しい庭園はベルサイユ式の庭園、装飾が見事な建物とどこをとっても豪華で、とても贅沢なひとときを過ごすことができます。
■Museu Municipal de Faro
Musen Municipal de Faroはファロの旧市街地の中、ファロ大聖堂のすぐ近くに位置します。元は修道院であった建物を利用し、美術館として利用しているのです。
ムーア建築の特徴をよく残した美しい2階建てで、古代ローマの展示品やルネサンス期に作られた芸術的な作品を多く展示されています。
ポルトガルに古くから伝わる見事なアズレージョ(タイルを使った作品)はやはり印象的で、他にも訪れた人々の記憶に残るのは、ムーア人による占領の際に、イスラム教徒が住んでいたファロの典型的な家です。ファロの歴史を伝える貴重な展示品として注目されています。
Museu Municipal de Faro
ポルトガル / ファロ
- Praca Dom Afonso III 14, Faro 8000-167, Portugal
- +351 289 870 827
- 10時~18時(土日は11時30分から)
- 月曜日