【カステル・デル・ピアーノ】アミアータ山周辺の観光スポットおすすめ5選！ロマンティックな国へ

アミアータ山周辺でおすすめの観光スポットを紹介！

■アミアータ山

アミアータ山は、トスカーナを代表する山のひとつ。トスカーナの南部に位置しており標高は1738ｍ。かつては活火山で、過去の噴火でできた湖や大地の隆起がその名残を感じさせてくれます。
すでに死火山となっており、現在では風光明媚な山として有名。周囲にはオルチャ渓谷をはじめ、ボルセーナ湖、キアーナ渓谷などがあり、夏は避暑地として、冬はスキーリゾートとして、多くの観光客で賑わいを見せます。
また山の周辺は美味しい産物がとれることでも知られています。代表的なのがポルチーニ茸や山栗で、その味を求めて遠方から訪ねてくる人も少なくありません。

■アッバディーア・サン・サルヴァトーレ村

アッバディーア・サン・サルヴァトーレ村は、イタリア・トスカーナ地方にある小さな村の1つです。
標高約1700mのアミアータ山周辺にある村の中では最も大きな村であり、夏はトレッキング・冬はスキーと多くの観光客が訪れるアミアータ山の玄関口となっています。
標高829mに位置する村で、城壁によって新市街と旧市街とに分かれています。サン・サルヴァトーレ修道院のある旧市街は、土産物店などがなく中世の面影残す街並みが楽しめます。7月にある中世祭りでは地区対抗の弓矢大会があり、村全体が大いに盛り上がります。

■サン・サルヴァトーレ修道院

サン・サルヴァトーレ修道院はイタリア・トスカーナ地方にある小さな村、アッバディーア・サン・サルヴァトーレ村のシンボルとなっている教会です。8世紀に狩りをしていたロンゴバルド族がキリストの姿を見たこの地に建設したという伝説が残る修道院で、幾度も改修を重ね、現在は修道院ではなく教区教会となりました。
石造りの厳かな雰囲気の教会内は、地下礼拝堂が最大の見どころ。32本の柱のうち、25本はロンバルト族が建設した当時の物が残っているというから驚きです。
クリスマスシーズンには、薪を積んで組まれた櫓に火をともすイベント・フィアッコレが行われ大いに盛り上がります。

■ヴァル・ドルチャ

ヴァル・ドルチャは、イタリア・トスカーナ州シエナ南東部に広がる景観区。直訳すると「ドルチャ渓谷」という意味でオルチャ川が流れていますが、目の前に果て無く広がる丘陵地全体を指します。2004年にはユネスコ世界遺産に登録されています。
14～15世紀にシエナ領になるまで荒涼とした荒地だった場所ですが、領土になってから300年に渡る土壌改良の末に、現在のような田園風景が完成しました。一面に農作地やワイン用の葡萄畑、点在する民家や教会など、絵画のような景色が広がります。
中世にはエルサレムとローマを結んだ巡礼路だった道も残り、糸杉並木が続いています。この糸杉並木がヴァル・ドルチャを代表する景色です。

■チャペル・ヴィタリータ

チャペル・ヴィタリータは、イタリア・トスカーナ州・シエナに広がる世界遺産にも登録された田園地帯ヴァル・ドルチャ中心部に位置する礼拝堂です。丘陵地帯に建つ建物であり、周りにはこの礼拝堂以外の建物が無いので360度の大パノラマでヴァル・ドルチャの景色を楽しめるスポットとしても人気です。
ヴァル・ドルチャ自体が田舎町の田園地帯であり交通機関も発達していませんが、チャペル・ヴィタリータはさらにレンタカーを降りて数分歩く必要があります。
大平原の中にぽつんと建つチャペル・ヴィタリータは、ヴァル・ドルチャを代表するフォトスポットです。礼拝堂をファサード側から撮影できるエリアが特におすすめです。

まとめ

イタリアを旅行するにあたってパッケージツアーでは何か物足りないと感じている人は、インターネットで航空券やホテルを手配する個人旅行に挑戦してみてください。オプショナルツアーも「イタリア・現地ツアー」で検索すれば、全て日本語で手配できるサイトがたくさんあります。簡単な挨拶や、食べたい物、行きたい所のイタリア語を覚えておけば、旅の楽しさが広がります。

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