【6月】京都ツアー・京都旅行

京漬物

京漬物は、京都で収穫される野菜を漬けた伝統食品の一種で、あっさりと上品な味わいが特徴。香りや色合いを大切にしたさまざまな種類の漬物がありますが、「京三大漬物」として有名なのは、千枚漬け・すぐき漬け・しば漬けです。

湯豆腐

京都・南禅寺の精進料理がルーツと言われている、湯豆腐。お鍋の中に昆布・水・豆腐を入れて温め、生姜やネギなどの薬味と一緒に醤油やポン酢につけて食べる料理です。食材そのものの味わいが楽しめる、シンプルながらも奥が深い和食の一つです。

京ゆば料理

中国の禅僧によって日本へと伝えられた、ゆば。豆乳を加熱した時に表面にできる膜を引き上げたもののことで、良質なタンパク質を多く含みます。わさび醤油で食べるシンプルな食べ方だけでなく、さまざまな料理にも用いられています。

鱧料理

京都の夏の風物詩、鱧（はも）。内陸の京都へも生きたまま運ぶことができるほど生命力の強い魚だったことから、京都で食されるようになりました。湯通しして氷水でしめた鱧を梅肉で食べる鱧落としだけでなく、お造りや炙ったもの、天ぷら・唐揚げなどもあります。

衣笠丼

京都のご当地グルメの一つ・衣笠丼は、甘辛く煮つけた油揚げと九条ネギを卵と出汁でとじ、ご飯の上に乗せた料理のこと。大阪ではきつね丼と呼ばれています。お鍋一つで簡単に作れるので、家庭料理としても親しまれています。

おばんざい

おばんざいとは、京都の家庭で作られる日常的なお惣菜のこと。旬の京野菜や手に入れやすい食材を使い、無駄が出ないように作られています。和え物・煮物・煮浸しなどがあり、どれも素材本来の味を活かしたシンプルな味付けです。

にしんそば

京都発祥の伝統料理、にしんそば。身欠きにしんを甘辛く炊いたものをかけそばの上にのせた一品で、明治時代に誕生しました。昆布と薄口醤油を使った薄味かつ上品な味付けの汁、にしんの脂や旨み、そしてのど越しの良いそばが絡み合った、独特の風味が味わえます。

抹茶スイーツ

緑茶の一種である抹茶。京都には日本緑茶の発祥地・宇治市や、茶の湯の文化が根付いていることから、抹茶を使ったスイーツがたくさんあります。和菓子だけでなくパフェ・プリン・アイスなど。それぞれのお店によって使われている抹茶も異なるので、食べ比べもおすすめです。

あぶり餅

あぶり餅とは、餅を親指大の大きさに小さくちぎって竹串に刺し、炭火で炙り、白味噌のタレをつけたもの。京都市北区にある今宮神社の名物グルメでもあり、神社の参道にある「一和」と「あぶりや」のみで販売されています。

ゴム焼きそば

京都・福知山市のB級グルメ、ゴム焼きそば。茶色い麺がゴムのように見えることから、この名がつけられました。噛みごたえのある麺が特徴ですが、定義は曖昧。市内にはゴム焼きそばを提供しているお店が複数軒ありますが、お店によって具材や味付けが異なります。

黒豆煮

京都府にある京丹波町は黒豆の名産地。寒暖差のある環境で育てられた丹波の黒豆は、大粒で旨みが詰まっていると有名です。黒豆煮とは黒豆を砂糖・醤油と一緒に、弱火でじっくり煮込んで作る一品。おせち料理として振る舞われることが多く、「黒く日焼けするほどマメに働けるように」と長寿・健康の願いが込められています。

たけのこの木の芽和え

たけのこの木の芽和えは、京都市や山城地域に伝わる郷土料理の一つです。孟宗竹という身が白くて柔らかいたけのこと、木の芽と呼ばれる山椒の葉がメインの一品。山椒の葉・茹でたほうれん草・白味噌・砂糖・卵黄をすりつぶし、たけのこに和えて食べます。

宇治金時

宇治金時はかき氷の種類の一つで、削った氷に抹茶シロップをかけ、その上に白玉や小豆をトッピングしたものです。京都には緑茶の名産地・宇治があることから、宇治茶を使った宇治金時を提供している飲食店が多くあります。

千枚漬け

千枚漬けとは、京野菜の聖護院かぶを薄切りにし、昆布や唐辛子と共に酢漬けした漬物のこと。京都三大漬物の一つで、京を代表する伝統的な食品の一つでもあります。11月にかぶの旬を迎え、各家庭で仕込みが始まり店頭にも並び始めることから、冬の訪れを知らせる食べ物として親しまれています。