このページでは中南米にある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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ブラジリア - 文化遺産,モダン建築,モニュメント・記念碑
まるで近未来を描いた漫画や小説の世界を思わせるかのような、洗練された街並みを歩いてみたい。そんな空想都市のような景観を求めるなら、ブラジルの首都ブラジリアへの旅がおすすめです。翼を広げた旅客機をモチーフに、都市計画がなされた街です。飛行機本体にあたるエリアにはブラジルの政府機関や文化的機能が集中し、翼にあたるエリアには住宅が連なります。ランドスケープの巨匠たちが共演する夢の都市は、つい数十年前までここがただの砂漠だったことを忘れてしまいそうなほど美しいです。ブラジリア観光で押さえておきたい、人気のスポットやアクセス方法、ブラジリアができた理由などまとめました。
パナマ - ビーチ・砂浜,海岸・海,自然遺産,文化遺産
パナマは、「パナマ文書」でも有名な、南北アメリカを結ぶところに位置している北海道よりも少し小さな面積を持つ国です。海と山の両方を有し、美しい自然に恵まれた国で、歴史的なスポットなどの見どころも多く、世界遺産も有している人気の観光大国になっています。ここでは、そんなパナマについて、おすすめの観光スポットやグルメはもちろんのこと、気になる治安や物価、言葉事情など、パナマ旅行で役立つ情報をご紹介。パナマに興味はあるけれども、あまりよくわからないという人なども、この記事をご覧になれば、パナマ旅行の具体的なイメージが湧くこと間違いなしです。
サルタ - 文化遺産
ざっと6万年前、人類はアフリカから移動を開始しました。探検家の関野吉春さんが、チリからタンザニアを逆行して歩いた「グレートジャーニー」は、テレビで紹介されました。氷河期で海の水が少なくなっていた時代は、アジア大陸と北米大陸の間にあるベーリング海峡も歩けたといいます。 人類の移動は、とうとう南アメリカの先端である、アルゼンチン南部のサンタ・クルスまでたどりつき、そこの洞窟に手形を残しました。 約9000年前のことといわれ、ピントゥラス川(Río Pinturas)流域の谷にあるクエバ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos)遺跡になっています。1999年に世界文化遺産に指定されました。
グアダラハラ - 文化遺産
メキシコ、ハリスコ州テキーラ市と周辺のテキーラ用のリュウゼツラン(blue agave)が栽培されている地域と古いテキーラの工場、そして、その周りにある遺跡を含めて、2006年にユネスコにより世界文化遺産に登録されました。 いまやメキシコといえばテキーラというくらいメキシコを代表するアイテムですが、かつてはリュウゼツランの実の絞り汁を発酵させたお酒をプルケと呼んで飲用しており、スペイン人たちが入植後、蒸留技術を用いて1600年ごろに工場が作られ、テキーラの醸造はメキシコの産業の一部になった経緯があります。メキシコの伝統的文化が楽しめるハリスコ州都、グアダラハラ、プエブロ・マヒコに選ばれたテキーラ市とその周辺、そして、テキーラの楽しみ方を紹介します。
サルタ - 文化遺産
アンデス山脈から海岸の砂漠地帯へ延びた、インカの道があります。現地のケチュア語でカパク・ニャン(Qhapaq Ñan)、「偉大なる道」とよばれる道路網は、インカ帝国の首都があったペルーのクスコ(Cuzco)を出発し、4本の基幹道路からなります。スペインに征服された15世紀までの間に、道路の総延長3万km以上に拡大した道路ネットワークは、数百年にわたり、キャラバンなどの旅行者、飛脚、軍隊、商人など約4万人以上が利用していました。 帝国の東西南北に通じていました。南はボリビア、エクアドル、アルゼンチン、チリに延び、北はエクアドルからコロンビアに達しています。ユネスコの世界遺産に登録された道路の長さは697.450kmに及び、273のモニュメントが含まれます。指定外の道を合わせて全部の長さを足すと3万kmにもなるといいます。2014年、6カ国の共同申請で文化遺産に登録されました。今回はそんなカパック・ニャンが通る全6か国それぞれの見どころと概要を紹介していきます。
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チチェン・イッツァ - 文化遺産,滝・河川・湖,洞穴・鍾乳洞
まるで“ジブリ”のような秘境 メキシコ、カリブ海にある神秘的な泉。まるでジブリの「もののけ姫」にでてくるような美しすぎるその自然に息をのみます。自然の地下水と石灰石大地が作り出した青い泉で透明度が高く、その泉を取り囲む木々から泉にそそぐ木漏れ日は現実とは思えないほど幻想的。一生に一度は訪れたい秘境です。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
ツォンパントリは、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。エルカスティージョと球戯場の間にあり、生け贄が殺され祀られた場所です。ツォンパントリは「頭蓋骨の城」という意味で、アステカ族の言葉で「髑髏(どくろ)の壁」を意味します。 遺跡の壁全体に頭蓋骨や生首を手にした戦士が彫られ、土台には頭蓋骨が無数に彫られています。縦に線が入り頭蓋骨が串刺しになっている様子が描かれており、頭蓋骨の向きが全て同じ方向を向いています。頭蓋骨の表情はそれぞれ異なり、昔は赤く着色されていたとされています。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カラコル(天文台)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置する天文台です。チチェン遺跡内の端の方にあり、ピラミッドのある広場から徒歩約10分で旧チチェンの赤い家の奥にカラコルが見えてきます。上部に22メートルのドームがある丸い屋根が特徴で、太陽や月を観測していたと推測されています。 カラコルとはかたつむりという意味で、ドームの中が渦巻いている言われていますが中には入ることはできません。カラコルで天体を観測したことで、農作物の収穫期などを正確に知ることができたと言われています。昔の人たちの知恵と技術力に感心させられる遺跡です。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カスティーヨ(ククルカンの神殿)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。マヤの最高神ククルカンを祀るピラミッドで、4面に各91段の階段があり最上段には神殿があります。基底55.3メートル四方で高さ24メートルあり「暦のピラミッド」とも呼ばれています。 ククルカンの神殿で起こる、春分と秋分の日の神秘の現象を「ククルカンの降臨」と呼びます。春分と秋分の日に太陽が西に傾くと、階段の最下段にあるククルカンの頭部の彫刻が照らされ階段の西側にククルカンの胴体が現れます。ピラミッドには農耕暦や祭事暦が関係しており、昔の人々の技術の高さに驚かされます。
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