ロカマドゥール旅行のポイント
どんな街？
ロカマドゥールは、アルズー川の深い谷を見下ろす150mの断崖絶壁に寄り添うように並び立つ小さな村です。聖アマドゥールが隠遁生活を送った聖母マリアの町で、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路として世界遺産に登録されています。
見所は？
ロカマドゥールの一番の見所は、崖の中ほどにある聖域です。そこには、世界遺産のサン・ソヴール・バジリカ聖堂とノートルダム礼拝堂、サン・ミッシェルのチャペルなど7つの聖域があります。崖の頂上の城壁からは素晴らしい眺めを一望できます。
おすすめのグルメ
ロカマドゥールは山羊のチーズとトリュフ、フォアグラの産地。ロカマドゥールの山羊のチーズは、シェーブルチーズの中では最も小さい物の一つでねっとりとミルキーな食感。近くの街カオールはブラックワインの産地、本場で希少なワインを味わうのもおすすめ。
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ロカマドゥールでおすすめの観光スポットを紹介！
■ロカマドゥールの聖域
ロカマドゥールの聖域は、岩山に接して建てられている聖堂が連なっているスポットで、旧市街地からは巡礼者の階段を経て、20分ほどでたどり着けるエリアです。
正門をくぐると、教会群の前庭では迫り来るような石積み構造の建物群を見ることができます。連なっている建物の多くは教会などの宗教施設ですが、そのほかにも博物館や宝物館などを含め、15以上の見所があります。
特に、奥にあるつづら折りの坂道では、イエス・キリストの受難についてのレリーフが14の場面に分けられて飾られており、各国から訪れる巡礼者の黙想の場として知られています。
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■ノートルダム礼拝堂（奇跡の礼拝堂）
ノートルダム礼拝堂（奇跡の礼拝堂）は、ロカマドゥール聖域の核心地と言われており、聖地巡礼の最終目的とされているスポットです。
外観も物々しい雰囲気に満ちている礼拝堂で、内部には古くから奇跡を起こすと言われている聖母マリア像が飾られていますが、他のマリア像とは異なる黒い造形が印象的です。
マリア像はやや暗い礼拝堂のなかでも、豪華な祭壇に祀られていて、周囲に残されている色鮮やかな壁画なども見所のひとつです。天井部分には、奇跡を知らせる鐘も吊り下げられており、鐘のなった歴史や、出来事についても知ることができます。
■聖ルイ礼拝堂
■巡礼者の階段
巡礼者の階段は、旧市街地からロカマドゥール聖域へアクセスする際に通る大階段です。
岩肌に沿って作られている階段はところどころに貝殻が埋め込まれ、上へ向かう気分を高めてくれるのが特徴。聖域までは15分ほどの距離ですが、到着するまでに旧市街を見渡せる展望ポイントがいくつかあります。情緒あるアーチ状の城壁から景色を眺められ、爽快な気分を楽しめると人気のスポットです。
聖域付近では、ショップやカフェもあるので、ちょっとした休憩ができるのも嬉しいポイント。なお、旧市街からはエスカレーターを使って聖域へ行くこともできるので、体力に自信がない場合でも安心です。
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■ロカマドゥール城
ロカマドゥール城は、ロカマドゥール聖域から歩いて8分ほどの場所にあるスポットです。中世以前から存在していた城ですが、度重なる戦争や内紛で破壊されており、現在のものは、15世紀ごろに再建されたものです。
天に向かってまっすぐ伸びた尖塔と、えんじ色の屋根が印象的な建物となっています。入り口で2ユーロを支払うと、入場することができる仕組みです。城の内部は見学できませんが、城壁の上から緑豊かな森と、それに囲まれた聖域、そして旧市街の街並みといった美しい景色を楽しむことができます。
道は整備されていますが、アップダウンが激しいので歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
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■ロカマドゥールの旧市街
ロカマドゥールの旧市街は、リヨン空港から車で5時間ほどの場所にあるスポットです。公共交通機関がほとんどなく、周辺にはパーキングが充実しているので車でのアクセスがおすすめです。
入り口のイチジクの門から、旧市街のメインストリートが続いており、石造りの情緒ある街並みが続いているのが特徴。街の中にはレストラン、バー、ショップといった多彩な店が軒を連ね、特産のチーズなども堪能できるようになっています。
街からは、断崖絶壁にそり立つロカマドゥールの聖域を下から眺めることができ、歴史の深い教会群が織りなす迫力ある景観を楽しめます。
■ロカマドゥールのシンボル
ロカマドゥールはフランスで有名な巡礼地の１つで、150mの崖に沿って建物が並んで小さな村です。村は三層からなっており、下から門前町、聖域、騎士が住んだ城砦シャトーとなっています。
村の入り口であるイチジクの門を通ると門前町となっており、レトロな石造りの土産屋やホテルが並んでいます。さらに大階段を登り、聖域の門を通るとノートル・ダム礼拝堂やサン・ミシェル礼拝堂などを含む７つの聖堂と礼拝堂が位置し、黒い聖母像が祀られています。そしてシャトーには村やその周辺を見渡せる展望台があり、絶景を眺められます。
このようにロカマドゥールには沢山の見どころがあります。
■La Foret des Singes
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La Forêt des Singesはフランス・ロカマドゥールに位置する自然動物公園です。緑豊かな園内には数多くの猿がいて、放し飼いにされているので自然な様子を見学できます。
入り口から入場する際に猿の餌となるポップコーンをもらえるので、餌やりをしながら猿を間近に観察できます。猿も人に慣れているので安心しきっており、のんびりとくつろぎながら自由気ままに過ごす猿たちを楽しめます。
また、駐車場が広いので車でアクセスしやすく、敷地内にはピクニックエリアやスナックショップ、ギフトショップがあります。子供連れでのんびりとピクニックを楽しみたい時におすすめのスポットです。
■サン ソヴール バジリカ聖堂
サン ソヴール バジリカ聖堂は、ロカマドゥール聖域のなかでもひときわ存在感のある大きな聖堂です。現在も現役で、祝日には大勢の人が集まるなかでミサが行われています。
内部は、アーチを描く石造りの美しい建物と、むき出しの岩壁が共存するような作りになっており、人間の技巧だけでなく、自然の作り出す美しさも感じられます。正面の祭壇には色鮮やかなステンドグラスも飾られています。
円柱の高さは7.6mにもおよび、開放感のある天井の高さが特徴です。荘厳なムードの聖堂ですが、小窓からは自然光も入り込み、ほのかな明かりがより神聖な雰囲気を作り出しています。
■ロスピタレの展望台
ロスピタレの展望台は、ロカマドゥールの街から車で10分ほどでアクセスでき絶景スポットです。
ここからは、アルズー峡谷の絶壁に沿っている街並みの全景を見渡すことができ、ガイドブックなどでも見かけるような写真が撮れるのが人気のポイント。日光の関係上、綺麗に撮影をしたい場合は午前中の訪問がおすすめです。夜景もロマンチックな雰囲気になり、幻想的でフォトジェニックな写真をカメラに収めることができます。
展望台から徒歩5分ほどの場所に、巡礼者救護所の名残を見ることができ、ロカマドゥールの歴史の長さを垣間見ることのできる場所です。
フランスの基本情報はこちら
日本とフランスの時差
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フランスの為替
※2024年4月28日の為替価格です
フランスのお金事情は？現金は1日にどのくらい必要？
フランスの物価は日本よりやや高めです。フランスの通貨はユーロで、1ユーロ130円程です。宿泊費はホテルのランクにより異なりますがスタンダードなホテルでも1泊8000円以上、スーペリアクラスでは1泊15000円以上はかかります。食費についてはランチは2000円から、ディナーは2600円以上かかりますが、ファストフード店やスーパーを利用すると日本より安く抑えられる可能性もあります。スーパーで食品を購入するとワインは1本780円程、パスタは1kg260円ほどです。また、フランス観光で気になるのが観光スポットへの入場料です。人気のルーブル美術館は約2210円、ノートルダム大聖堂は約1105円、エッフェル塔は2080円、モンサンミッシェルは約1300円です。そのためフランス観光でどれくらいかかるかはホテルのランクや、どの観光スポットに行くかにより変動します。
フランスの気候は？季節に合わせて服装を選ぼう！
フランスも日本同様に四季がありますが、日本より気温は低めで、夏でも1日の寒暖差が激しいことがあります。4月頃から春の日差しになり、初夏は日本と違い、梅雨がないためカラッとして過ごしやすい日が続きます。ただ、秋の訪れが早く、11月には一気に冬の気候になります。四季があるといっても日本とは温度や訪れる時期が若干異なるので旅行日程が決まったなら、その時期の気温を調べて服装を用意するといいでしょう。過ごしやすい夏でも朝晩は冷えるのでカーディガンやストールなど簡単に重ね着できる羽織物を持っていくことをおすすめします。また、フランス国内でも4つの気候があり、目的地によって気温も異なるのでそれぞれの天候をチェックしてから用意することをおすすめします。
登録数は45！フランスで世界遺産を満喫しよう！
フランスというと「美食の国」、「ファッションの発信地」など様々に表現される人気観光地ですが、実は世界でもトップレベルの世界遺産大国でもあります。その登録数は世界文化遺産、世界自然遺産、世界複合遺産を含め計45箇所もあり、中でも最近人気が高いのがモンサンミッシェルです。有名なカトリック巡礼地で、島全体が世界遺産に登録されています。参道や修道院はもちろん、土産物屋もありカトリック教徒でなくとも楽しめます。また、パリのセーヌ河岸も世界遺産に登録されており、河岸にはエッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など観光スポットがあり、クルーズ船から楽しめます。そして美しい庭園を見るならヴェルサイユ宮殿がおすすめです。フランス式庭園の最高傑作と言われ、宮殿も豪華絢爛で美しいので見応えがあります。
フランスのおすすめグルメは？ 現地のマナーにも気をつけよう！
フランスのグルメといえばフランス料理ですが、特に「鴨のコンフィ」や「フォアグラ」、「牛のタルタル」はコースメニューの一品として有名です。本場でコースメニューを堪能するなら是非一度は味わってみてください。また、最近日本でも人気のガレットの本場でもあります。そば粉を使ったクレープのことで、一般的にはハムやチーズ、卵などを具材に使った食事系メニューです。カフェで気軽に食べられるメニューなのでブランチなどにおすすめです。また、海沿いのエリアを訪れるならおすすめのグルメはブイヤベースです。マルセイユ発祥のメニューで魚介本来のだしを堪能できます。そんなフレンチの数々ですが食べる時には最低限のマナーが必要です。きちんとしたコースを食べる際はフォークとスプーンは外側から使うようにして下さい。
まとめ
フランスは芸術や世界遺産、グルメやファッションなど様々な面で楽しめる人気観光地です。パリには美術館やエッフェル塔、凱旋門など人気スポットが集中していますが、南フランスにもブイヤベースで有名なマルセイユや、高級リゾート地のニースやモナコなどがあったりと魅力が盛りだくさんです。国内の移動もTGVや国内線で楽々なので、パリだけでなく各地を満喫してみてはいかがでしょうか。
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