揚州旅行のポイント
どんな街?
揚州は江蘇省中心部に位置し、長江と京杭運河の交流点にある都市です。文化の中心として栄えた都市で、歴史を象徴する数々の史跡や庭園、寺院、景勝地などの見所があります。多くの文芸家ゆかりの地でもあり、美しい風景が望めるのも特徴です。
見所は?
江蘇は東方のヴェネツィアの名にふさわしく美しい蘇州同里水郷が有名。西遊記の孫悟空が生まれた山とされている連雲港市の花果山、孫文の墓である南京市の中山陵、中国最大の帝王陵墓の一つとなっている明孝陵なども見所です。
おすすめのグルメ
江蘇料理は、旬の魚介や野菜、鴨を使い、淡白な味付けで素材の味を生かす料理が主流。揚州炒飯や小籠包、塩水鴨(茹でたアヒルの塩漬け)、南京三叉(アヒルなどのチャーシュー)、獅子頭(大きな肉団子のスープ)など、上品な味わいの料理が多いです。
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揚州でおすすめの観光スポットを紹介!
■大明寺
大明寺は、揚州の痩西湖の北側にある鑑真ゆかりの古刹である。鑑真は戒律を伝えるために日本へ渡り、仏教の普及の他に書道・建築・彫刻・薬学などの知識をもたらせ日本文化に大きな影響を与えた。広大な寺院内には大雄宝殿や栖霊塔、鑑真記念堂や周遊庭園などがある。
■瘦西湖
瘦西湖は、大運河を築きあげたことでも知られる隋の煬帝が、杭州の西湖を模して造った江蘇省の揚州市北西に広がる風光明媚な人口湖です。
杭州の西湖にちなんで名づけられましたが、西湖より小さいので「痩西湖」と呼ばれ、湖水は市内の川へと流れ込みます。この一帯は痩西湖公園という揚州一の景勝地で、西湖と並ぶ江南地方の名勝であり、24景として家AAAA級の観光地に指定されています。
清の乾隆帝が揚州に巡幸した際に、釣り糸を垂れたという釣魚台もあります。揚州バスターミナルから7km、タクシー 15分ほどかかります。
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■何园
何园(何園)は、1858年に何芷舠という高級官僚が造った庭園付きの自宅で、現在は公園として一般公開されています。何芷舠は庭園部分に「寄嘯山荘」と名付けましたが、完成前に亡くなり、ここを桃源郷として楽しむことはありませんでした。
揚州市には、地元名士などの手により個人の趣味で作られた「私家園林」が数多くあります。
清朝後期を象徴する庭園の1つで、中国と西洋の建築様式が見事に融合しています。何園の特徴は、池の中に建つ水心亭と、それを取り囲む二階建ての回廊の存在です。春になり緑に包まれた何園は、多くの観光客を引き付けています。
揚州からスグ!蘇州でノスタルジックな気分に浸る
蘇州は中国の江蘇省東南部、長江の南側、太湖の東岸にある都市です。はるか昔より北京と杭州を結ぶ世界遺産の京杭大運河をはじめとして、蘇州の街には縦横に水路が走っていることから、「東洋のヴェニス」や「水の都」ともいわれます。さらに宋、元、明、清の庭園を総称した世界遺産「蘇州古典園林」、城壁や古刹といった歴史的建造物が織りなす、風情のある風景を見られることが魅力です。蘇州の東北にある陽澄湖は上海ガニの産地で、そのほか川海老や淡水魚も豊富に獲れることからそれらを使った料理、名物の魚料理の「松鼠桂魚」、名産の「ジャスミン茶」や緑茶の「碧螺春」などがあり、おいしいグルメも堪能できます。
魅力あふれるかつての魔都・上海を満喫♪
発展する中国の象徴ともいえる街、上海。世界都市で8番目の経済規模を誇る上海は、技術的にも最先端を走る中国の中で、さらに先端を行く街です。「現金は使わず、ほとんどがスマホ決済」「スマホがあれば何でもできる」「シェア自転車でどこへでも行ける」など、未来的なニュースが次から次へ聞こえてきます。
一方で、かつて植民地時代には租界としてにぎわい「魔都」とも呼ばれた歴史的な街でもある上海。
現在の上海は、そうした歴史的な部分と最先端の部分が同居する、ユニークな街となっています。
北京ダックに小籠包!本場の中国四大料理を堪能
世界三大料理のひとつである中華料理。ひと口に中華料理といっても地方ごとに特色が異なり、大きく4つの系統に分類されます。香辛料を効かせた四川料理、宮廷料理の流れを汲む繊細で見栄えの良い北京料理、素材の旨味を生かした淡白な広東料理、そして甘味・酒・醤油・黒酢などを使い、甘く濃厚な味付けが特徴の上海料理があります。
これら本場の中華料理を堪能できるのも、中国旅行の最大の楽しみと言っても過言ではありません。厳選した美食の数々をオプショナルツアーでおいしくいただきましょう。
明日参加できる!即予約可能な上海現地ツアー
壮大な歴史ロマン!三国志ゆかりの地を訪ねて
揚州に行くならここもおすすめ!
■个园
个园(個園)は、塩の専売で財を成した黄至筠が明代の寿芝園を清代中期に建て直して造らせた庭園です。
園主は竹が好きな為、庭園の至るところに竹があり、また中国古代の文化人は竹を高潔の象徴と考え尊重していたことから、その竹の葉の形から名づけられました。
个园の面積は2ヘクタールあり、独特の姿を見せる太湖石を巧みに配置した築山で四季を表現した技術はまさに名園の風情です。春の筍、夏の雲、秋の紅葉、冬の雪山を見事に再現しています。北京の頤和園や蘇州の拙政園、留園などの世界遺産とともに、中国の国家重点公園に選出されました。
■扬州东关街
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扬州东关街(揚州東関街)は、清代の揚州を再現した全長の1,122mの通りです。
近年急速な経済発展、都市開発が進む中国で、姿を消しつつある歴史的な街並みを保護していく取り組みとして、扬州东关街が蘇州の山塘街や杭州の河坊街などと共に「中国歴史文化名街」として選定され、観光客向けのお土産店が並ぶショッピングエリアになっています。
清代の揚州は、国の専売品である塩の流通を一手に握り富を集中していた為、豪華な庭園も数多く造られるなど、揚州の街は清国で最も賑わった都市の一つでした。その清代において、東関街は揚州の商業の中心地であった地域で、これを再現しています。
■扬州博物馆
扬州博物馆は、 揚州市の中心部にある博物館です。モダンな外観が多くの人の目を引く建物です。5万平方メートルの広さがあります。
アクセスも良好で、最寄りのバス停は 88道路(双博博物館駅)、1道路(文化芸術センター駅)、101道路(文化芸術センター駅)、1003道路(文化芸術センター駅)です。
展示物はどれも貴重なものばかり。国宝の壺をはじめ、陶器・古代中国書道・絵画・青銅器・揚州紙カットアート・明・清磁器等、古代芸術品3万点あまりが収められ、展示されています。中国古代の歴史、生活、芸術を感じることができます。
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日本と中国の時差
中国の為替
※2024年4月29日の為替価格です
中国の治安事情は?気を付けたいルールなど
日本に隣接する中国は、同じアジア圏にある国ということで気軽に訪れることができる外国の1つです。治安もよく、徳に大都市では夜の一人歩きも大丈夫です。ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪は多発しているので油断は禁物。特に海外における日本人はお金持ちのイメージを持たれており、ターゲットにされがちです。目立った服装や、高価なカメラやスマホを首から下げて歩く行為は危険です。観光地の土産店などでは、ぼったくりにも遭いやすいので気を付けましょう。中国の田舎の観光地へ行くと、物乞いや押し売りをしようとしつこく付きまとわれることがありますが、相手をせず無視するのがベストです。
中国旅行で行っておくべき観光スポットと言えば?
数回旅行に訪れただけでは周り切れないほど、中国の観光スポットは豊富です。中国が初めての人におすすめなのは、北京・上海・大連といった大都市。観光名所が中心部に凝縮しているほか、交通機関も充実していて迷いません。グルメもショッピングも安心して楽しむことができます。大都市を旅の拠点にして、鉄道や国内線で行ける他都市へ足を伸ばすのもおすすめです。上海から国内線で2時間ほどの西安で世界遺産「兵馬俑」を見たり、上海から長距離バスで約2時間の成都で「パンダ繁殖研究」へ行ったりと、他都市へ足を伸ばすことで旅もぐっと楽しくなります。
中国の物価事情は?
アジア圏にある中国は、物価が安い国のイメージがあります。ところが近年中国は目覚ましい経済発展を遂げ、2010年の国民総生産(GDP)で日本を抜き世界第2番目に躍り出ました。それに伴い物価も上昇。特に物価が高いのは上海。次いで北京・深セン・広州の準で物価が高いと言われています。物価の高い都市は沿岸部に集中していて、内陸部へ向かうにしたがって物価は安くなります。上海など物価の高い都市では、庶民向けのレストランでも1食約800円、おしゃれなレストランになるとランチでも1600円と東京と同じくらいかかります。リーズナブルに済ませたい人には屋台がおすすめです。
中国旅行好きなら行っておきたい!華東エリアの魅力とは?
華東とは、中国東部の上海を中心にした長江デルタ地帯を指します。山東省・浙江省・江蘇省が華東に属しています。観光の目玉は何といっても上海です。アジアで最も高い「上海タワー」や独特の形状が近未来的な「オリエンタルパールタワー」をはじめとした高層ビルが建ち並ぶ浦東エリアは、夜景の美しさも格別です。グルメやショッピング、エステやマッサージなども楽しめる上海ですが、租界時代の西洋建築が残る「外難」や明代の庭園「豫園」など観光名所も豊富です。もちろん上海以外にも、江蘇省・南京の古都を巡ったり山東省・曲阜で孔子の足跡をたどったりと華東には見どころたっぷりです。
まとめ
中国旅行に必要な情報を盛りだくさん紹介してきましたが、いかがでしたか?広大な国土を有している中国は、近未来的な大都会や少数民族が暮らす村、水墨画のような景色の広がる景観区などエリアによって全く異なる表情を見せてくれます。世界遺産もイタリアと並ぶ世界位1番目の多さを誇っています。そんな魅力的な中国へぜひ訪れてみてください!
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