大同旅行のポイント
どんな街?
大同は山西省の北部にある都市です。豊富な石炭によって火力発電が行われている都市で、趙の時代からの長い歴史があり、多くの歴史的遺産が残されているのが特徴。名山や仏閣、仏像、テーマパークなど街の中心部から郊外まで多くの見所があります。
見所は?
山西の見所は、全長1kmほどにわたり石仏群のある雲岡石窟、仏教四大名山と称される五台山などの世界遺産。中国一保存状態が良いとされる平遥古城、66mもの高さのある蒙山大仏、断崖絶壁を背にして宙に浮くように造られた懸空寺など、見所満載です。
おすすめのグルメ
山西は麺料理が豊富で、黒酢も名産です。ホエツアイ(豆腐、肉、野菜などの炒めもの)という郷土料理が有名で、刀削麺(断面が三角形の麺)をはじめ、猫耳朵(ねこの耳のような麺)、莜面鱼鱼(魚の形の麺)などもあります。
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大同でおすすめの観光スポットを紹介!
■雲崗石窟寺院群
雲崗石窟寺院群は山西省大同市にある石窟寺院で世界遺産(文化遺産)である。石窟の内部にはたくさんの仏像が掘られており、ガンダーラや古代インドの様式やギリシャ様式の唐草模様なども施されており美しい。保存状態が良く色彩が残っている部分もあり素晴らしい。
■懸空寺
大同市中心から南東に約60kmにある仏教・道教・儒教を一体化した寺院である。険しい岩壁に寺院が張り付いて建つ姿は圧巻であり、寺院から見下ろすと断崖絶壁に建っている事を痛感する。三教殿には仏教の釈迦・道教の老子・儒教の孔子の像が並んでおり神々しい姿を拝める。
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■大同九龙壁
大同九龙壁は、山西省北部にある大同市の東に位置している観光スポットです。五彩(黄・縁・朱・紫・藍)を用いた9匹の龍が描かれており、彩り豊かで巨大な壁です。
九龙壁の歴史は長く、明代13代目朱元章の第13子である朱桂の屋敷にある影壁として、明洪武25年(西暦1392年)と弘武29年(西暦1396年)の間に建てられました。
迫力満点で見応え抜群の壁の長さは45.5m、高さは8m、厚さは2m。龍の他、獅子・虎・象・唐獅子・麒麟(きりん)・天馬といった様々な動物が彫られています。写真撮影にもぴったりのスポットです。
大同近郊!北京で世界遺産もグルメも楽しむ
北京は中国の首都であり、万里の長城・故宮博物院などの世界遺産や天安門広場、王府井大街、798芸術区など見どころの多い街です。壮大な歴史を持つ数々の史跡と、発展を続ける近代的な街並みの双方が楽しめる魅力的な都市でもあります。
近年の経済発展と北京オリンピックをきっかけとした大規模な開発により、観光地へのアクセスも格段と便利になりました。それでも一歩路地に入れば、所狭しと並ぶ店や独特の活気が感じられるのも北京の魅力です。
世界最長の建造物!万里の長城を歩いてみよう
万里の長城は、紀元前7世紀の春秋時代から2000年以上かけて造成された、人類史上最大の建築物です。英語では“The Great Wall”と呼ばれ、衛星写真でもはっきりと形を見ることができるほど、壮大です。東は河北省北東部の山海関から、西は甘粛省西部の嘉峪関まで、総延長は6000kmあります。北京近郊にある「八達嶺長城」と、「慕田峪長城」への行き方は簡単なので、個人でもアクセスしやすく、中国観光の定番となっています。1987年に世界文化遺産に登録され、一生に一度は訪れたい場所のひとつとして、人気を集めています。
北京ダックに小籠包!本場の中国四大料理を堪能
世界三大料理のひとつである中華料理。ひと口に中華料理といっても地方ごとに特色が異なり、大きく4つの系統に分類されます。香辛料を効かせた四川料理、宮廷料理の流れを汲む繊細で見栄えの良い北京料理、素材の旨味を生かした淡白な広東料理、そして甘味・酒・醤油・黒酢などを使い、甘く濃厚な味付けが特徴の上海料理があります。
これら本場の中華料理を堪能できるのも、中国旅行の最大の楽しみと言っても過言ではありません。厳選した美食の数々をオプショナルツアーでおいしくいただきましょう。
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大同に行くならここも楽しい!
■大同华严寺
大同华严寺は、山西省大同の中心部にある清遠街(旧大渓街)に位置している寺院です。訪問前後にはぜひ寺院前の商店街へ。とても賑やかで、散策するだけでも楽しいスポットです。
敷地内はとても広く、上華厳寺と下華厳寺のふたつに分かれています。上下に二つの寺が建ってます。歴史深い建造物が多く、大雄宝殿は、総面積1559平方メートルもの広さ。中国内に現存する遼・金代の建物で最も大きいの仏殿であり、とても見応えがあります。
遼代の塑像・明代の仏・諸天の塑像仏像・伽藍・壁画等、貴重な品々も見ることができるので、時間をかけてじっくり見学することをおすすめします。
■应县木塔
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应县木塔は、山西省朔州市応県北西にある仏塔です。東王荘空港から78.6km、車で1時間ほどのところにあります。遼の時代の1056年ごろの作られたとされる歴史ある仏塔で、世界で最大最古の八角木塔と言われています。
仏宮寺境内にあり、外観は5層、内部は9層の構造となっているのが特徴。釈迦如来座像を祀る塔で、高さ67m、直径30mもの大きさがあり、塔の前に建つ白い仏像との景観が荘厳な雰囲気を作り出しています。
塔内の像からは仏教の聖典とされる大蔵経の木版印刷物が発見されるなど、歴史的に重要なスポットでもあります。
■大同城墙遗址
大同城墙遗址は、山西省大同市にある観光スポットです。明王朝の初期に造られたとされる巨大な城壁が印象的で、砲塔や見張り塔なども見られます。
周囲はお堀に囲まれており、水辺に映る美しい歴史的建造物の風景が美しいのがポイントです。
■大同鼓楼
大同鼓楼は、大同市城区永泰街にある観光スポットです。大同雲岡空港から18.2km、車で31分ほどのところにあります。明代に造られたとされる鼓楼で、歴史を感じさせる建築物であるにもかかわらず、町中のメインロードの真ん中にあります。
修復が施されたため中国ならではの色鮮やかな赤や緑が蘇り、内部も見学可能です。
壮大な歴史ロマン!三国志ゆかりの地を訪ねて
様々な文化が交差するシルクロードを辿る旅
大同の基本情報はこちら
日本と中国の時差
中国の週間天気
中国の為替
※2024年4月28日の為替価格です
絶対行きたい!中国のいくべき世界遺産は?
世界遺産の宝庫である中国。中でも世界最長の巨大建造物である「万里の長城」は有名です。全長2万キロを超える長城は、秦の始皇帝の時代に北方からの騎馬民族の襲撃に備えて建造されたもの。壮大なスケールの長城は実際に歩くことも可能です。映画『アバター』のモデルにもなった湖南省の「武陵源」は、3000本もの石柱が建ち並ぶ圧巻の大自然をロープウェーで上空から見ることができる世界遺産。「黄山風景区」でも奇峰と雲海が造りだす圧巻の自然美が楽しめます。北京市の「天壇」や[洋子1] 「頤和園(いわえん」は、中国建築を見たい人におすすめの世界遺産です。広大な黒土と深い歴史のある中国の世界遺産は、どれもスケール満点です!
中国での移動手段は何があるの?
広大な黒土を有する中国国内での移動は、大都市間なら国内線の飛行機がベストです。限られた時間を有効に使うことができます。ゆったり旅をしたい人には鉄道や長距離バスもおすすめです。青海省・西寧とチベット・ラサを結ぶ青蔵鉄道は、標高4000m以上を走る区間が1000kmも続くコースを走り、車窓の眺めも抜群です。世界最高書である5072mを通過する箇所もあってスリル満点です。国際空港である上海浦東国際空港からは、日本ではまだ走っていないリニアモーターカーも運行しています。飛行機や鉄道でアクセスできないエリアにも長距離バスが走っているので安心。市内移動には地下鉄やタクシー、路線バスがリーズナブルでおすすめです。
中国の治安事情は?気を付けたいルールなど
日本に隣接する中国は、同じアジア圏にある国ということで気軽に訪れることができる外国の1つです。治安もよく、徳に大都市では夜の一人歩きも大丈夫です。ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪は多発しているので油断は禁物。特に海外における日本人はお金持ちのイメージを持たれており、ターゲットにされがちです。目立った服装や、高価なカメラやスマホを首から下げて歩く行為は危険です。観光地の土産店などでは、ぼったくりにも遭いやすいので気を付けましょう。中国の田舎の観光地へ行くと、物乞いや押し売りをしようとしつこく付きまとわれることがありますが、相手をせず無視するのがベストです。
中国旅行と言えばここ!華北エリアの魅力とは?
華北は中国北部エリアであり、北京市・天津市・河北省・山西省・内モンゴル自治区からなります。首都である北京や北方最大の港がある天津を中心に大いに栄えているエリアです。華北の中で最も観光スポットが豊富なのが首都の北京。「天壇」や「故宮博物館」、「明の十三陵」といった世界遺産も北京に集中していて見ごたえがあります。万里の長城は華北エリアに大きくまたがっていて、場所によって趣も異なります。内モンゴルで遊牧民族の暮らしを体験したり、山西省にある中国三大霊山の1つ五台山への遍路ツアーに参加したり、河北省で『三国志』の英雄・劉備の足跡をたどったりするのもおすすめです。
まとめ
中国旅行に必要な情報を盛りだくさん紹介してきましたが、いかがでしたか?広大な国土を有している中国は、近未来的な大都会や少数民族が暮らす村、水墨画のような景色の広がる景観区などエリアによって全く異なる表情を見せてくれます。世界遺産もイタリアと並ぶ世界位1番目の多さを誇っています。そんな魅力的な中国へぜひ訪れてみてください!
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