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ポルトガルの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアは?
ポルトガルは、ヨーロッパでも安全な国として知られており、2019年8月時点では危険情報は発表されていません。しかし、それなりの注意は必要で、安全対策基礎データでは、国内で年間35万件の観光客を狙ったスリなどの犯罪が報告されています。中でも多いのが車上狙いで、続いて多いのが暴行で1日あたり60件以上の割合で発生しています。犯罪が多いエリアは、リスボン県とポルト県、セトゥーバル県。特にリスボンのバイシャ地区とバイロ・アルト地区は観光客の多いエリアですが、人が多いため集団スリが横行。夜まで賑わうバイロ・アルト地区は、酒に酔った観光客狙いのスリが多く、人の多いバーなどでは要注意です。
おすすめなポルトガル料理は?
ポルトガルは海に囲まれた立地から、新鮮な魚介類をたっぷり使った料理がたくさんあります。温暖な気候から、内陸部では野菜や果物もよく獲れ、牛や豚、鶏肉、ウサギ、鴨、イノシシ、七面鳥などの肉料理も食べられます。また、ヨーロッパでは珍しく、米を多く使う食文化があるのが特徴で、日本人にも親しみやすいでしょう。定番の鍋料理「カタプラーナ鍋」は、専用の鍋でエビや魚などの魚介類をトマトベースのスープで蒸し煮したシンプルな料理です。「バカリャウ」は、この国伝統の干しダラを使った料理のことで、1000通りものレシピがあると言われています。他にも「アロス・デ・マリスコス」(魚介の炊き込みご飯)や「サルディーニャス・アサーダス」(イワシの塩焼き)、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)など味わってみたい、おすすめのグルメがたくさんです。食事の際には、音を立てないことがマナーとして重要です。
ポルトガルの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
ポルトガルの気候は、1年を通じて温暖です。一般的には、6月から9月(夏~初秋)までが乾季で、旅行のベストシーズンだと言われています。この時期は、日中は暑くても朝晩は冷え込むこともあるため、カーディガンやサマージャケットなどの羽織もあると便利。日差しが強いので、帽子やサングラスなども持参しましょう。秋(9月~11月)は、日本の秋とほぼ同じような感じで、10月頃までは半袖に羽織くらいでちょうどよく、11月になるとセーターや薄手のコートが必要になってきます。また、リスボンやポルトなど北部では雨の日もあるため、雨具(傘や防水ジャケット)も用意しておくと便利。冬(12月~2月)は、リスボンなどの主要都市部は温かく、秋より少し気温が低いくらいで秋の服装で良いですが、朝晩や雨の日は冷え込むのでフリースなどを持参するのがおすすめ。また雨も比較的多いため雨具の準備も必要です。春(3~5月)は、東京より暖かく、日中はシャツなどで過ごせます。5月になると少し温度が上がりますが、それほど暑い日は多くないので、長袖やジャケットが基本。日差しが強くなるため、紫外線対策にも気を付けましょう。
カワイイ街並みに感動!ポルトガルのオススメの都市をご紹介
ポルトガルは、誰もが虜となる可愛らしい街並みが特徴です。中でもおすすめなのは、やっぱり首都「リスボン」。テージョ川の河口に位置し、”7つの丘の街”と呼ばれるリスボンには、趣のある路地や坂を走る路面電車など、絵になる風景がいっぱいです。世界遺産や歴史的建造物も多く見どころ満載。観光の後は、リスボン名物のカフェで、伝統的なカフェ文化を楽しみましょう。次におすすめなのがポルトガル第二の都市「ポルト」です。ポルトの旧市街地は、歴史ある街並みが非常に美しく、ユネスコ世界遺産に登録されています。この美しい街並みを上から眺められるロープウェイが大人気のアクティビティです。3番目におすすめの都市は、街そのものが世界遺産となっている「シントラ」。ヨーロッパとアラブが混在する不思議な雰囲気のシントラ宮殿や、カラフルでユニークな形のペーナ宮殿、ポルトガル版の万里の長城・ムーアの城壁など、観光がとても楽しい場所です。
キッザニア・リスボン周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■キッザニア・リスボン
キッザニアは、世界各地に展開している体験型テーマパークで、ポルトガルには首都リスボンに、キッザニア・リスボンとして2009年6月にオープンしました。
リスボン空港からは車で15分程の距離で、ヨーロッパ最大級のショッピングセンター、Dolce Vita Tejo内にあります。
キッザニアは、さまざまな職業を擬似的に体験できるのが特徴ですが、こちらでも警官や消防士などになりきり、色んなことにチャレンジして楽しめます。ショッピングセンター内にあるので、買い物をした後に、気軽に立ち寄れるのもうれしいところ。
キッザニア・リスボン
ポルトガル / その他の都市
- Avenida Cruzeiro Seixas 7 | Avenida Cruzeiro Seixas, 7, Amadora 2650-504, Portugal
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■ケルス宮殿
ケルース宮殿は、ポルトガルの首都であるリスボンから北西に位置している宮殿です。リスボンからは列車で約20分、下車駅であるケルース・ベラス駅からは徒歩約15分で行くことができ、アクセスも良好です。
ポルトガルのヴェルサイユ宮殿とも呼ばれるこの宮殿は18世紀頃に建てられたもので、ロココの建築様式で建てられています。ポルトガル王ドン・ペドロ3世の夏の離宮として使用されていたとされ、フランス人建築家が造ったと言われている庭園も見ごたえがあります。
宮殿内部もロココ調の優美な装飾で、絵画や金箔張りの木などの装飾があります。
ケルス宮殿
ポルトガル / その他の都市
- Largo Palácio de Queluz, 2745-191 Queluz, Portugal
- +351 21 923 7300
- 9:00-18:00
- 【入場料】大人(18~64歳) - €10.00、シニア・ユース(8~17歳) - €8.50
■レガレイラ宮殿
王族の別荘として建てられてたという宮殿。建物の見学より、大きな庭園に見どころが満載。まったく灯りのない洞窟を歩いたり、滝の裏側に行けたり、水の無い井戸の底に降りれたりと、冒険感覚で隅から隅まで楽しめる。夏季は20時まで開いているので、遅くまで楽しめる。
レガレイラ宮殿
ポルトガル / シントラ
- Rua Barbosa do Bocage, Sintra 2710-567, Portugal
- +351 21 910 6650
- 日 - 土 9:30 - 17:00
■ロカ岬
ロカ岬は、ポルトガル共和国にあるユーラシア大陸最西端の岬である。ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの詩「ここに地終わり海始まる」と刻まれた石碑が立っている。断崖絶壁の岬から見る広大な海の眺めは格別である。観光案内所で最西端到達証明書(有料)を発行してくれる。
■ジェロニモス修道院
大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子の偉業を称えて建てられた修道院。正式な完成までには300年もの歳月がかかったという。ポルトガル栄光時代の象徴となっている。マヌエル様式の外観が荘厳で、内部も中庭や回廊など、見どころが多い。観光客でものすごく混んでおり、入場するために並ぶことになる。
ジェロニモス修道院
ポルトガル / リスボン
- Praça do Império 1400-206 Lisboa, Portugal
- +351 21 362 0034
- 10:00-17:00
- 月
- 【入場料】大人 - €12.50、シニア ・ユース - 半額、子供(12歳未満) - 無料
■ムーアの城跡
かつてポルトガルを支配していたムーア人達が、7~8世紀に建設したもの。ごつごつした岩山の上にそびえ立ち、万里の長城にも似たとても広大な城壁。見下ろせば遠くまで見渡せ、シントラの街並み、大西洋、ペーナ宮殿も見える。アクセスは悪く、体力も必要。