このページではブラジルにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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リオデジャネイロ - 文化遺産
自然と人が創り上げた"景観" 「カリオカ」の由来は、発見当時住んでいたポルトガル人達の家が皆白壁の家だったため、先住民の言葉で「白い家=カリオカ」がリオ デ ジャネイロの別称となった。コルコバードの丘からの眺望や、パンデアスーカルからの夜景などの自然と人が創り上げた景観は、2012年についにユネスコ世界遺産へと登録された。ヘリコプター飛行による観光も行われている。
リオデジャネイロ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
オリンダ歴史地区は、16世紀にポルトガルによって作られたブラジル北東部にある植民地です。 1982年に植民地時代の街並みを完全に保存している街としてオウロ・プレットに次いで、ブラジル2番目のユネスコのの世界遺産に登録されました。1537年に初めてこの地を訪れたポルトガルの長官が言った「なんと美しい(oh Linda)!」という言葉からこの地区の名前が付けられたといわれています。 コロニアル様式の美しい景観を楽しめる石畳の街を一目見ようと、世界中からたくさんの観光客が訪れ賑わいを見せています。
サルバドール - 旧市街・古い町並み,文化遺産
"世界遺産"の街並 1549年にポルトガルによって建設されて以来、1763年までブラジルの首都であった地で、多くの教会と黒人文化が織り混ざっている。コロニアル調の街並みの雰囲気は、キューバのようだ。毎年2月にはカーニバルが開かれ、町にはサンバの情熱的なリズムが鳴り響く。
オリンダ - 文化遺産
歴史地区(オリンダ歴史地区)は、ブラジル・ペルナンブーコ州にある都市。オリンダという名前は1537年に入植したポルトガル人が丘から景色を眺めた時、「O,linda!(なんと美しい!)」と感嘆したことに由来します。 1630年のオランダ占領時に当時の建物のほとんどは破壊されましたが、後に再びポルトガル領となってから大きく再建されました。町にはカルモ教会やサン・フランシスコ修道院など植民地時代の建物が状態よく保存されており、1982年には「オリンダ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。 歴史地区(オリンダ歴史地区)は、グアララペス・ジルベルト・フレイレ国際空港からは車で約30分。
ブラジリア - 文化遺産
建築物が美しい"新首都" 1960年にできたばかりのブラジルの首都。104歳で亡くなったオスカー ニーマイヤーが都市計画をした。教会や美術館、裁判所や国会議事堂などの政府主要機関が、一同に集められた都市。空港から市内中心部まではバスを利用する必要があるが、見どころが密集しているので観光しやすい。
ベロ・オリゾンチ - 文化遺産,モダン建築
カーサ・ド・バイリは、ベロオリゾンテのパンプーリャ湖建築群のひとつとして、オスカー・ニーマイヤーが設計を手掛け、1942年に建てられた施設です。 庭の部分は造園家ホベルト・ブルレ・マルクスが手がけました。円形の建物は、ニーマイヤー建築の特徴である曲線美を生かしたデザインの屋根付き廊下で、湖と結ばれています。 元々レストランにオーケストラや舞台を併設した、一般の人々の社交場として利用されていましたが、カジノ禁止の余波を受けて閉鎖。2002年にニーマイヤー自身の再設計により、全面リフォームされ、現在は多目的スペースとして利用されています。
ベロ・オリゾンチ - 文化遺産,モダン建築
パンプーリャ美術館は、オスカー・ニーマイヤーが最初に手掛けた建造物で、彼が影響を受けたル・コルビュジエの要素を色濃く反映しています。構造技師はジョアキム・カルドゾで、パンプーリャの近代建築群のひとつ。 カジノとして設計され、1940年に建てられた当初は、賭博室にレストランやバー、劇場を併設した複合施設でしたが、カジノ禁止の余波を受けて閉鎖。1957年に美術館として再オープンしました。 “クリスタル宮殿”とも呼ばれており、ブラジル国内芸術家の作品を中心に1600点以上のコレクションが収蔵されています。
ベロ・オリゾンチ - 文化遺産,寺院・教会,モダン建築
サン・フランシスコ・ジ・アシス教会は、ベロオリゾンテの郊外、パンプーリャにあるカトリックの教会です。 放射線状シェル構造の教会は、当時市長だったジョセリーノ・クビチェックが支援者となり、オスカー・ニーマイヤーに建築を依頼し、1943年に建てられました。カンディド・ポルチナーリによる巨大なフレスコ画と屋外のモザイクを伴う4つの波状コンクリートが放射線状となったデザインが特徴的。 下から上にかけて広がる鐘塔など、独特の様式から様々な物議を醸しましたが、最終的には改築も加わり、大主教João Rezende Costaも賛辞、2016年には“パンプーリャの近代建築群”として世界遺産に登録されました。
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