このページではブラジルにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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リオデジャネイロ - モニュメント・記念碑
ブラジルの丘の上に建つ巨大なキリスト像。その大きく手を広げる姿は、ブラジルで行われた2014年のサッカーワールドカップ、そして2016年のリオオリンピック(リオ五輪)の際にテレビでもよく見かけた風景ではないでしょうか? 一度見たら忘れる事のない「コルコバードのキリスト像」をこちらではご紹介しています。 なぜコルコバードのキリスト像は作られたのか、なぜあれ程までの大きな銅像が丘の上に建てられたのか、リオデジャネイロのシンボルとしても有名なキリスト像がもつ歴史とその秘密に迫ります。大きく広げられた両手の意味を知り、その手に込められた思いに温かさを感じる事ができますよ。
周辺スポット
ブラジリア - 文化遺産,モダン建築,モニュメント・記念碑
まるで近未来を描いた漫画や小説の世界を思わせるかのような、洗練された街並みを歩いてみたい。そんな空想都市のような景観を求めるなら、ブラジルの首都ブラジリアへの旅がおすすめです。翼を広げた旅客機をモチーフに、都市計画がなされた街です。飛行機本体にあたるエリアにはブラジルの政府機関や文化的機能が集中し、翼にあたるエリアには住宅が連なります。ランドスケープの巨匠たちが共演する夢の都市は、つい数十年前までここがただの砂漠だったことを忘れてしまいそうなほど美しいです。ブラジリア観光で押さえておきたい、人気のスポットやアクセス方法、ブラジリアができた理由などまとめました。
オリンダ - 文化遺産
オリンダは、ポルトガル植民時代からの砂糖産業で栄えた町です。1500年にブラジルがポルトガル領になると、丘に沿って庭園のある邸宅やコロニアル風の総督府、公共の建物など、さまざまな建物が造られました。オリンダ(Olinda)という名前は、丘の上から眺めた町がかわいらしくて“Ó,linda!”と叫んだからだ、といいます。 1630年から1654年の間は、当時絶頂期にあったオランダが占領し、ポルトガルの建築を破壊しオランダ風の建物を建てました。しかし、ポルトガルが1654年に町を奪い返すと、再び、ポルトガル風の多くの教会、修道院、礼拝堂を再建しました。こうした歴史があり、オリンダはブラジル国内で、コロニアル風建築物の保存状態が良い場所として認知され、1982年に文化遺産に登録されました。
オーロ・プレット - 文化遺産
18世紀の前半、ブラジルで採れた金は100tで、世界中の60%を占めていました。そのうちの80tが、ブラジル南東部の内陸にあるヴィラ・リカ(Vila Rica)、のちのオウロ・プレト(Ouro Preto)とミナス地方で採れました。 1693年、町から5km離れたミナス・ダ・パサージェン(Minas da Passagem)で金鉱が発見され、ゴールド・ラッシュが始まりました。莫大な富や金が、教会の内装に費やされ、豪華なミナス・バロック様式が発達します。山に囲まれた斜面に開けた町の、たくさんの坂道に沿って立派な建物が並んでいます。1980年、古都オウロ・プレトは、ブラジル初の文化遺産に登録されました。
ブラジル - 文化遺産
ブラジルのサン・ミゲル・ダス・ミソンイス(São Miguel das Missões)遺跡は、1983年に文化遺産に登録され、1984年、アルゼンチンのサン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョールと一緒に、グアラニーのイエズス会伝道施設群として、文化遺産に再登録されました。 未開地に入り込んだ宣教師たちは、さまざまな苦労の末に、キリスト教の伝道に成功します。現地の先住民にキリスト教と学問を教え、農業や牧畜で自立した共同生活を送る、理想郷ともいえる伝道所、レドゥクシオン(Reduçoes)を築いたのです。
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その他の観光地 - 山・渓谷,滝・河川・湖,森林・ジャングル,自然遺産
ヴェアデイロス平原国立公園は、ブラジルのゴイアス州にある国立公園です。約1億8千万年前に形成されたと言われています。 2001年には「セラード保護地域」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。セラードとは、アマゾン低地熱帯林の南部に広がる草原地帯のことで、地球上最古とされる平原でもあります。貴重なセラードには、70種類もの哺乳類や300種類以上の鳥類をはじめ、絶滅寸前の生物までもが生息しているのです。 またこの場所は古くより水晶が産出され、かつてはイギリスと日本にも輸出されていたこともありました。
リオデジャネイロ - 文化遺産
自然と人が創り上げた"景観" 「カリオカ」の由来は、発見当時住んでいたポルトガル人達の家が皆白壁の家だったため、先住民の言葉で「白い家=カリオカ」がリオ デ ジャネイロの別称となった。コルコバードの丘からの眺望や、パンデアスーカルからの夜景などの自然と人が創り上げた景観は、2012年についにユネスコ世界遺産へと登録された。ヘリコプター飛行による観光も行われている。
イグアスの滝周辺 - 広場・公園,自然遺産,滝・河川・湖
"世界三大瀑布"のひとつ 数え切れないくらいの滝が何本も流れ落ち、ダイナミックな景観で知られるブラジルを代表する滝。特に雨季の時期に訪れると、水量が凄まじくその迫力に圧倒される。滝のすぐ近くまで行くなら、濡れてもいい服装やレインコートが必要。ボートで近くから見られるツアーや、ヘリによるツアーもある。上空からは、濡れずに全景が眺められるのでオススメ。
アマゾン - 自然遺産
ブラジルの"世界遺産"の熱帯雨林 ジャウー国立公園、アミラウア保護区とアマナ保護区の総面積約53000k㎡に及ぶ広大な地域が、現在世界遺産として保護されている。特殊な生物が生息しており、この区域に立ち入るにはブラジル政府の許可が必要で、すべての観光は専門のガイドさんの元行われる。
リオデジャネイロ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
オリンダ歴史地区は、16世紀にポルトガルによって作られたブラジル北東部にある植民地です。 1982年に植民地時代の街並みを完全に保存している街としてオウロ・プレットに次いで、ブラジル2番目のユネスコのの世界遺産に登録されました。1537年に初めてこの地を訪れたポルトガルの長官が言った「なんと美しい(oh Linda)!」という言葉からこの地区の名前が付けられたといわれています。 コロニアル様式の美しい景観を楽しめる石畳の街を一目見ようと、世界中からたくさんの観光客が訪れ賑わいを見せています。
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