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■オランダとポルトガルの争い
1500年にポルトガル領になったブラジル。これは、1494年にスペインと結んだトルデシリャス条約(Tratado de Tordesilhas)に従って、ポルトガル人ペドロ・アルヴァレス・カブラル(Pedro Álvares Cabral)がやって来たことによります。1535年には、ブラジルの東海岸、大西洋に突き出した海沿いの地に、初のポルトガル植民地ができます。
1630年にはレシフェに拠点を置いていたオランダが侵攻し、オリンダを占領します1654年まで支配しましたが、ポルトガルが奪還。オリンダの町には、植民地時代のサトウキビ栽培で栄えた面影を残す街並みが残り。世界文化遺産となっていくのです。
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■ブラジル・ゴシック様式の教会
オリンダに20以上ある教会や小さな礼拝堂(passos)は、17世紀から18世紀にかけて、華麗なブラジル・バロック様式で建てられました。サン・フランシスコ修道院(Convent Saõ Francisco)は、1585年に建てられ、オランダから奪い返したあと、ポルトガル人がもっとも力を入れて再建した建物です。金箔を貼った祭壇、聖母マリアや聖人たちの絵が天井を覆い、中庭の廊下の壁や柱は紺と白のアズレージョ・タイル絵で飾られています。
塔が1基のミゼリコルジア教会(Igreja da Misericordia)は、オランダ時代の病院をポルトガル人が教会に作り直したものです。塔が2基あるカルモ修道院附属聖堂(Bacilica de Nossa Senhora de Carmo)だけは、オランダの破壊を逃れ、16世紀の優雅な後期ルネサンス様式を伝えています。
■すばらしい丘からの眺め
海沿いから坂道を登っていくと、たいてい古めかしい教会があります。セー教会(Igreja da Se)のテラスからは、緑の木々に包まれたオリンダと青い海の絶景が望めます。オレンジ色の瓦屋根、白壁の家並や、オレンジ瓦の屋根、グリーン、ピンクなどに塗られたカラフルな家が坂に沿って並んでいます。
■オリンダへの行き方
難易度:★★☆☆☆(公共交通機関で行けます)
リオデジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン空港(GIG)から、レシフェ(REC)のグァララペス空港への直行便は、2時間45分で飛びます。便数は多いです。レシフェからは車で30分です。
オリンダ歴史地区/Historic Centre of the Town of Olinda
- Olinda State of Pernambuco North-East Region of Brazil
- ※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています
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