このページでは中国にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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広州 - 自然遺産
“北斗七星”に例えられる岩山 湖に浮かぶ岩山が美しい景勝地。七星岩と呼ばれるのは、七つの岩山が北斗七星のように並んでいるため。古来からこの美しい景観は人々に愛されており、仙女伝説などの言い伝えが残っていたり、芸術・文芸などの題材としても使われてきました。中国最初の国家重点風景名勝区の1つ。中国人が大事にしてきた自然の美を味わえる場所です。
万里の長城(八達嶺長城)周辺 - 城・宮殿,文化遺産
“歴史を感じる”場所 万里の長城はユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されていて八達嶺は観光地として最も有名な場所。レンガ積みの歩道は果てしなく続く長城からの景色は壮大であり格別だ。男坂と女坂があり男坂はかなり急勾配である。比較的晴天の多い季節は秋。麓には長城博物館がある。
武夷山 - 自然遺産
“水墨画”のような風景 武夷山風景区は、武夷山市の南に位置し世界遺産に登録されている。四方を渓谷に囲まれ、主なには九曲渓・三十六峰・九十九岩がある。九曲渓は、特に美しいとされる景観で、竹の筏で川下りができる。大自然の中には珍しい動植物が生息しており、武夷山自然博物館もある。
蘇州 - 文化遺産
蘇州古典園林は中国江蘇省蘇州にあり、美しい庭園が観光客に人気です。複数の庭園があり、滄浪亭、環秀山荘、留園、網師園、拙政園、獅子林、芸圃、耦園、退思園が世界遺産に登録されています。 中でも獅子林、留園、拙政園、滄浪亭は藩州四大名園とされています。公開されている庭園は19カ所ありますが、現存しているものは60カ所にも上ります。 私的財産を投じて造られたものが多くありますが、現存最古の庭園である滄浪亭からは歴史を感じることができます。この他にも蘇州古典園林では見どころがたくさんあるのでおすすめのスポットです。
拉薩 - 城・宮殿,史跡・遺跡,文化遺産
高地にある”神聖”な場所 ラサ市の紅山に建つポタラ宮はチベット仏教の聖地であり世界遺産(文化遺産)である。世界一標高の高い古代宮殿であり歴代ダライ・ラマの居城で、主に宮殿は紅宮(宗教活動の場所)と白宮(政治活動や生活の場所)に分かれている。また、宮殿には数万点もの彫刻・仏画・経典・壁画などが保存されており貴重である。
天壇周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”北京のシンボル”的存在のひとつ 北京市東城区にある天壇。1420年に明の永楽帝によって建立され、明清代の皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な場所である。敷地面積は約273万m²あり、1998年に世界遺産に登録された。敷地内にはいくつかの祭壇があるが、なかでも祈年殿は3層の円形屋根を持つ、直径32m、高さ8mの木造の円形の建物で天安門や紫禁城とともに北京のシンボル的存在である。
北京 - 広場・公園,文化遺産
“湖の上”を優雅に散歩する 北京市海淀区にある庭園公園でユネスコの世界遺産(文化遺産)である。湖は人造湖であり湖を造る時に掘り起こされた土で山を造ったりとスケールの大きさを伺える。湖の上の建造物などはとても優雅で風情があり、幅が細く長い長廊には中国の物語などが描かれており見応え抜群である。
蘇州 - 旧市街・古い町並み,文化遺産
水が占める面積は街の”半分” 蘇州の郊外、呉江市にある同里古鎮は古い水郷の街である。街と運河が一体化しており小さな街に10以上の運河が流れ、40以上の各時代に作られた橋がかかり、方々に舟の行き交う姿を見ることができる。同里三橋(太平・吉利・長慶)という石橋があり三橋共渡ると縁起がよい。
広州 - モダン建築,文化遺産
田園の中に”重厚”な佇まい 広東省開平市にある村落にディアオロウと呼ばれる特異な高層の望楼群があり、世界遺産(文化遺産)として登録されている。望楼は中国の伝統建築と西洋建築がミックスされた石造りで、村(立園・自力村・馬降龍・錦江里)の田園の中の望楼や豪邸が見学(有料)出来る。
黄龍 - 自然遺産
四川省の奥深くにある”絶景” 玉翠山麓の渓谷沿いにある湖沼群であり、黄龍の景観と歴史地域として世界遺産(自然遺産)に登録されている。棚田の様な池や湖はカルスト地形であり水面に映る色はとても美しく幻想的な世界が広がっている。標高が高い地域なので高山病対策などの準備をしていくと良い。
黄龍 - 山・渓谷,滝・河川・湖,自然遺産
黄龍の中心あたり、明鏡倒映池と娑夢映彩池の中間にある約2.5キロほどの斜面は、金沙舗地と呼ばれています。 標高3281メートルにあるり、水底の岩がうろこ状になっていて、岩には炭酸塩類が沈殿してできた黄金色のトラバーチンが固まっています。うろこ状の斜面を流れる水が太陽の光を浴びてキラキラと輝く様が、まさに黄色い龍が雪山より下りてきたように見えるのが名前の由来と言われています。 名前にふさわしい黄龍を代表する絶景スポットで、光の加減で黄金色や乳白色など様々な表情を見せてくれるという、自然の力を体感できる景観が魅力です。
杭州 - 文化遺産
京杭大运河杭州景区は、杭州の歴史を感じることのできるスポットです。杭州の歴史はとてつもなく長く、また流れる川は人工による運河で北京までつながっているほどです。この川は今でも運搬など生活に必要なものを運ぶために使われています。 この周りには扇子博物館、紙博物館、ハサミ博物館などあって全て無料で見学ができます。川と橋は世界遺産となっていて橋も年季がはいっていて歴史を感じることができます。また遊覧船に乗ることもできるので旅の記念におすすめです。
曲阜 - 史跡・遺跡,文化遺産
孔子の”出身地” 曲阜の孔廟・孔林・孔府は山東省曲阜市にある孔子ゆかりの史跡であり、世界遺産(文化遺産)に登録されている。孔廟は孔子の神霊を祀る場所、孔林は孔子及び子孫の墓、孔府は直系の子孫が住んでいた邸宅である。一番の見所は孔廟で、紫禁城や岱廟と並ぶ中国三大宮廷建築のひとつとされている。
蘇州 - 文化遺産
自然が創り出す”奇石のオブジェ” 蘇州の留園と拙政園・北京の頤和園・承徳の避暑山荘は中国四大古典園林とされ有名な古典園林である。庭のあちこちに奇石(太湖石)が置かれ庭園と石のハーモニーは格別風情がある。また、古代の衣装を着た女性が楽器を演奏していたり古代中国の優雅な雰囲気を醸し出している。1997年世界遺産(文化遺産)に登録された。
黄龍 - 滝・河川・湖,自然遺産
盆景池のすぐ近くにある明鏡倒映池は、標高約3400メートルのところにある面積3600平方メートルという大きな彩池群で、黄龍の中心あたりに位置します。 棚田状の池が約180以上あり、明鏡倒映池の湖面は非常に大きく、池の底が見えるほど水の透明度が高いのが特徴です。名前の通り鏡のように木々や周りの風景をくっきりと映します。明鏡倒映池の湖面は非常に大きく、周囲の景色が水面に映る姿は格別です。 天気がいい時など水量が少ない時は、池の水が少なく景色が楽しめないこともありますが、水底をじかに見られる貴重な機会でもあります。
嘉定 - 寺院・教会,文化遺産,史跡・遺跡
孔廟は、中国東部に位置する山東省曲阜市にある孔子をお祀りしている廟所で、紫禁城、岱廟とともに中国三大宮廷建築の1つとされています。 中国に数ある孔子廟の中でも最古のものであるとともに最大規模の大きさを誇り、孔府、孔林とともに1994年にユネスコの世界遺産に三孔として登録されています。 孔廟は、孔子の死後に実際に住んでいた邸宅を改装して廟としたもので、敷地面積は約16,000平方メートルもあります。歴代の皇帝によって増改築が行われ、緻密な装飾が施された18本の柱によって支えられた大成殿と中心にして、百以上の建造物に合わせて460以上の部屋が現存しています。
洛陽 - 史跡・遺跡,文化遺産
“対岸からの眺め”も素晴らしい 洛陽市の龍門山にある龍門石窟は、断崖絶壁にたくさんの仏像が掘られた石窟寺院で大同の雲崗石窟・敦煌の莫高窟と共に中国三大石窟であり、世界遺産(文化遺産)である。17mから2cmまでの様々な大きさの石仏像が掘られており、特に盧舎那仏は迫力があり見事である。
大足 - 史跡・遺跡,文化遺産
“色彩”が今も残る石刻群 世界遺産(文化遺産)に登録されている大足石刻は、重慶市大足県にある仏教をテーマにした石刻群である。宝頂山の石刻で最も有名な釈迦牟尼涅槃像は横になっており31mの巨大な仏像である。また、無常大鬼を囲んだ六道輪廻図や千手観音像、地獄変相もあり圧倒される。
九寨溝 - 滝・河川・湖,自然遺産
必ず訪れたい”美しい池” 九寨溝のなかで一番最小の池。春先は水量が少なめだが、季節や時間帯、光りの差し方などによって水面の輝き方も違って見え、エメラルドグリーンの美しさは格別である。空の青、木々の緑、エメラルドグリーンの池と自然のハーモニーがいつまでも心に残る事だろう。
黄龍 - 滝・河川・湖,自然遺産
黄龍にある彩池群の中でも2番目の大きさを誇る争艶池は、面積約20,000平方メートル、650以上の彩池群があります。 黄龍のほぼ中心あたり、標高3400メートルのところに位置し、五彩池からは徒歩約1時間ほどかかります。池の底が見えるほど水の透明度が非常に高く、池によって深さや広さが全然違うことから、光の当たり方や時間、周りの木々によって池の水の色や見え方が全く違うのが特徴です。 遊歩道は池のすぐ近くまであるので、自然が作り出した池の形や石灰華の質感、太陽の光で輝く水面などを間近で見ることができます。
黄龍 - 滝・河川・湖,自然遺産
飛瀑流輝は、黄龍入口より近い位置にある瀑布で、水しぶきが太陽の光に当たって輝いている様子から、名前が付けられたと言われています。高さ14メートル、幅68メートルもあり、3段の階段状になっているので、水の流れが激しくなく、比較的穏やかな風景です。飛瀑流輝の上にある池から水が流れており、瀑布の水は下にある迎賓池に流れています。 石灰華の滝にはいくつも岩の隆起があり、水の流れが岩によって幾重にも分かれていて、長い年月をかけて滝の岩が削られ、今の形になったのがよくわかります。すぐそばまで遊歩道が整備されているので、水が流れ落ちる様子を間近で見ることができます。
曲阜 - 文化遺産,城・宮殿,寺院・教会,史跡・遺跡
孔府は、孔子の直径子孫とその家族が住んだ邸宅で、山東省曲阜市中心部にあり、明代、清代の皇帝の皇居に次ぐ大きさを誇ります。 西側が交付の客室、中央に役所、東側に孔子の廟、奥に住居という伝統的な中国の貴族型荘園の典型的な造りをしています。11世紀に孔廟に隣接する形で最初の邸宅が建てられ、増築や補修を繰り返し、現在は約12,500平方メートルの敷地に庁、堂、楼、軒など480もの歴史的建造物があります。 孔府には貴重な歴史文化財が所蔵されていて、清の第6代皇帝であった乾隆帝が孔府に寄贈した「商周十器」という青銅器の祭器が有名です。
黄龍 - 滝・河川・湖,自然遺産
盆景池は、金沙舗池と明鏡倒映池の近くにある、水が石灰華に侵食してできたくぼみの池がある彩池群です。標高3400メートルもあるので、冬の間は池や周辺の滝の水が凍ってしまいます。 黄龍溝の入り口近くに位置する迎賓池と同じく、棚田状になった様々な形の池が大小合わせて100か所ほどあり、池の中や周りに木々がたくさん生い茂っているので、池の景色がエメラルドグリーンや乳白色、枯れ葉の色など、池ごとに様々な表情を見せてくれます。 木々と池、石の対比が美しく、盆栽のような風情があることから、盆景池と名付けられています。
黄龍 - 滝・河川・湖,自然遺産
迎賓池(迎賓彩池)は、黄龍風景区にある黄龍の入口から約600メートルに位置する、標高3199メートルにある絶景スポットです。 真っ白な石灰華が長い年月をかけて削られ、大小の棚田のように見える池状のくぼみとなり、飛瀑流輝から落ちた水が流れてきています。大小合わせて約350個もあるくぼみに、透明度が高いエメラルドグリーンの水が輝く様子と、水が縁を越えて下の棚田に流れている姿は、自然が作り出した雄大で神秘的な美しさを感じます。くぼみの形や水の色は見る角度によって変化するため、時間をかけてじっくりと鑑賞したくなります。
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