このページではマルタにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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ヨーロッパの国
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バレッタ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
ヴァレッタ旧市街は、マルタ共和国の首都で、歴史的建物が多くある街自体が世界遺産に登録されている要塞都市です。 メインゲートから島の先端の聖エルモ砦まで、徒歩約20分の小さな街ながら、大聖堂や騎士団長の宮殿、国立考古学博物館など、歴史を感じられる見所の多い、ヨーロッパの芸術的都市。ヴァレッタは、1566年から、中世ヨーロッパの三大騎士修道会の一つ・聖ヨハネ騎士団により、オスマン帝国(イスラムの大国)からヨーロッパを守るために築かれた防衛拠点でした。 歴史を遡ると、フェニキア人やギリシャ人、カルタゴ人、ビザンチウム人、ローマ人、アラブ人、聖ヨハネ騎士団により次々に支配さたことから、複雑な歴史がぎゅっと詰まっている都市となっています。
バレッタ - 史跡・遺跡,文化遺産
マルタの巨石神殿群はマルタに存在する30基以上の巨石神殿のことで、世界遺産にも登録されています。 そんな巨石神殿群の中で有名なのはジュガンティーヤ神殿、ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿などです。ジュガンティーヤ神殿は神殿群の中でも1番古く、全長6m、重さ約20トンの石で建造されており、まさに巨人が造ったような神殿です。そしてハジャーイム神殿はマルタヴィーナスが発掘された神殿で、柔らかいグロビゲリナ石で造られています。また、イムナイドラ神殿は硬い珊瑚質の石で造られています。 このように巨石神殿群といってもそれぞれの特徴は異なるので、1つずつゆっくり巡って違いを見学するのもマルタならではの観光です。
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