このページではフランスにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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ストラスブール - 旧市街・古い町並み,文化遺産
“ドイツの面影”のあるフランスの街 ストラスブールのグラン ディルは、1988年に世界遺産になった旧市街地「グランディル」のこと。「ストラスブール」とは道の街との意味があり、ストラスブールはフランスパリと東ヨーロッパを結ぶ交通の要となっていました。 近くを流れる川もあり、これを使って水運も発展し街は栄えていったのです。しかし、いざ戦が起きると戦乱に巻き込まれることもしばしばありました。隣国ドイツとの戦いでこの場は奪いあいが続いた結果、今ではフランスとドイツの文化が残る街になったのです。この地でしか見ることのできない木骨組の家。白壁にダークブラウンの骨組みが埋まった家などもあります。
モンサンミッシェル - 史跡・遺跡,文化遺産
一日中見ても飽きない"絶景" 「モンサンミッシェルとその湾」として世界遺産に登録されている修道院です。聖ミカエルのお告げを受け、8世紀に司教オベールが建てました。一時は要塞や牢獄にもなりましたが、今は巡礼地として復活しました。何世紀もの増改築によりロマネスク様式、ゴシック様式が混在する修道院で、尖塔が印象的な修道院付属の教会では多彩な建築が見られます。ゴシック様式の三層構造の建物ラ・メルヴェイユ(フランス語で”驚異”という意味)の最上階の列柱廊は特に必見です。島内の修道院に続く道、グランド・リュにはレストランやお土産物屋が並び多くの観光客で賑わっています。
シャルトル - 寺院・教会,文化遺産
圧巻の”ステンドクラス” 世界遺産に登録されており、人気の高いシャルトル大聖堂。もともとロマネスク様式で12世紀に完成しましたが、火事による消失を免れた南塔はそのままに、北塔をはじめとする他の部分はゴシック建築で再建されました。「シャルトル・ブルー」と言われる独特で美しいステンドグラスや塔の上からの眺めの良い景色が特に見どころです。大聖堂内にエルサレムへの巡礼を追体験できる迷路が描かれた床があるためか、大聖堂の隣りには迷路のような庭園もあります。周辺には、中世の雰囲気を残したレストランやカフェ、旧市街地があり散策も楽しめます。パリから電車で約1時間、日帰り観光にもおすすめのスポットです。
リヨン - 旧市街・古い町並み,文化遺産
街全体が“世界遺産” 世界遺産に登録されているリヨンの歴史区はフルヴィエール地区、ヴュー・リヨン、プレスキル、クロワルース斜面の4つ地区である。これらの地区の見所は、証券取引所や市庁舎・オペラ座・リヨン美術館・印刷博物館などがあり、テロー広場は夜ライトアップされ、きれいな夜景が楽しめる。
アルル - 史跡・遺跡,文化遺産
”文化的価値”の高い建造物 アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群はフランス東南部、プロヴァンス地方アルルにある遺跡群です。 アルルはコンスタンティヌス帝の時代に重要建造物が次々と作られ、ローマの主要都市として発展を続けてきた場所。 アルルに現存する古代ローマ遺跡の中で一番大きいとされる円形闘技場をはじめ、古代劇場、地下回廊とフォルム、コンスタンティヌスの公衆浴場、ローマの城壁、アリスカン、サントロフィーム教会、小集会場などが、1981年にアルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群として世界遺産に登録されています。フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地という名でも重複して登録されています。
モンサンミッシェル - 文化遺産
ファニの城壁は、フランスのモンサンミッシェルにある城壁です。 島の左側の修道院の前に位置している城壁で、一見普通の建物ですが、イギリスとの100年戦争の時には、島を守るための要塞の役割を果たしていたといわれています。城壁の後ろ側には、ガブリエルの塔があります。時を経ても海辺にしっかりと立つその姿は、島を守っていたことを感じさせます。 それほど人も多くないので、ゆっくりと見学することもでき、モンサンミッシェルの歴史を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができる穴場の観光スポットになっています。
ナンシー - 広場・公園,文化遺産
金を基調とした“煌びやかな世界” ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場は、フランスのロレーヌ地方の都市ナンシーにある3つの広場で、まとめて1つの世界遺産として登録されています。SNCFナンシー駅より徒歩約10分。 3つの広場が整備されたのは18世紀で、ロレーヌ公スタニスラス・レシチニスキーによって行われた都市計画によって建設。 スタニスラス広場は過去に国王広場とも呼ばれ、金属細工で彩られたロココ様式の美しい鉄柵が見所。カリエール広場の起源は16世紀で、当時は馬上槍試合などが行われていた歴史があります。アリアンス広場は、ローマのナヴォーナ広場の噴水を模したものが中央にある、比較的小さな広場です。
ベルサイユ - 城・宮殿,文化遺産
“ベル薔薇の世界”を堪能 世界遺産に登録されているベルサイユ宮殿の中はため息がでるほと豪華絢爛、特に鏡の間は圧巻だ。そして、忘れてはいけないのがベルサイユの庭園。宮殿の何倍もの広さを誇る庭園はルイ14世が40年の月日をかけて造らせたものを現在まで保っている。宮殿だけでなく、ぜひ庭園も堪能して頂きたい。
エッフェル塔周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
絶対外せない!“セーヌ川クルーズ” セーヌ川に掛かるイエナ橋からシュリー橋までの間の全長8kmは“パリのセーヌ河畔”の名称で世界遺産にも登録されている。セーヌ川のクルーズは大変人気があり、セーヌ川から見るパリの街を堪能できる。夜にはディナー付きのクルーズもあり、ライトアップされたパリ市内を見ながらロマンチックな一時が過ごせる。
カルカソンヌ - 史跡・遺跡,文化遺産
中世の街並み“城壁都市“ 歴史的城塞都市カルカソンヌは、フランスのカルカソンヌに位置します。カルカソンヌの駅から徒歩約15〜20分でアクセスでき、「歴史的城塞都市カルカソンヌ」は城壁に囲まれたエリアを指します。フランスでは「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と言われるほどの観光スポットで、ヨーロッパ最大級の2重の城壁に囲まれています。 城塞内部には12世紀に建設されたコムタル城があり、カルカソンヌ駅の目の前を流れている世界遺産のミディ運河も見どころでクルーズも可能です。カルカソンヌに来た際にぜひ食べたいのが名物の郷土料理カスレで、ガチョウやアヒルの肉と白いんげんを煮込んだ料理です。
ヴェズレー - 寺院・教会,文化遺産
中世の”面影”のこる町 ヴェズレーの教会と丘は、フランスのブルゴーニュ地方の街ヴェズレーに広がる丘とバシリカ式教会サント=マドレーヌ大聖堂からなる世界遺産です。 現地への公共交通機関があまり整っていないため、ツアーやレンタカーを利用して行くのがおすすめ。 サント・マドレーヌ聖堂は、9世紀中ごろにマグダラのマリアを祀るために建てられたのが始まりで、中世にはキリスト教の聖地へと続く巡礼路の起点となった、重要な場所です。 現在の建物は12世紀初頭に再建されたもので、ティンパヌムに彫られた「聖霊降臨」は、ロマネスク彫刻の傑作として称賛されています。
アヴィニヨン - 旧市街・古い町並み,文化遺産
“中世にタイムスリップ”する遺跡群 世界遺産に登録されているアヴィニヨン歴史地区。教皇宮殿とノートルダム・デ・ドン大聖堂とアヴィニョン橋、そして中世にできた城壁一帯を指しています。教皇宮殿は中世ゴシック様式の建築物の中では最大級を誇る巨大な建物。その小宮殿も今では美術館として親しまれています。そのほかにもゴシック様式の立派な大聖堂や中世の巨大な城壁は、まさにタイムスリップをしたような気持ちにさせてくれるエリアとなっています。
アルビ - 文化遺産,旧市街・古い町並み
“レンガ造り”の輝く街並み アルビの司教都市は世界遺産に登録されており、中世のレンガ造りの旧市街やサント・セシル大聖堂など、まさに中世の趣を感じさせる街並みである。大聖堂の内部一面の彫刻は大変立派ですばらしいものである。大聖堂の周りには雰囲気の良い小さな路地もあり、中世の世界を感じながらの散歩もお勧めである。
ブルージュ - 寺院・教会,文化遺産
”ゴシック”の最高峰の大聖堂 ブールジュ大聖堂はフランス中部、ブールジュにある大聖堂。正式名称はサン テチエンヌ大聖堂といいます。 1195年から1255年にかけて造られたフランス・ゴシック建築の最高傑作のひとつ。 高さ40メートル、幅41メートル、奥行き124メートルの巨大な教会で、入口にある最後の審判のレリーフや内部の美しいステンドグラスが見どころ。ステンドグラスは青色が多いシャルトルブルーが一般的なのに対し、赤色が多いブールジュレッドなのも特徴です。1992年にはブールジュ大聖堂として、ユネスコ世界遺産に登録されています。
フォンテーヌブロー - 城・宮殿,文化遺産
“ベルサイユ宮殿”のミニチュア パリから車で一時間ほど離れた場所にある宮殿で、観光客の数はあまり多くない宮殿。しかし、展示されている絵画や彫刻、装飾品は歴史のある見事なものばかりで見所は満載。しかも、空いているのでじっくりと心ゆくまで内部を鑑賞できる。庭園はシンプルに整備されている。
ボルドー - 旧市街・古い町並み,文化遺産
リューヌ港はボルドーはフランス南西部の中心都市。ガロンヌ河岸に発達した町の形状が月に似ていることからフランス語で「月」を意味する「リューヌ」と名づけられました。イングランドやスコットランドとの貿易が盛んに行われていた港で、ワインの生産地としても知られています。 かつてはローマ帝国の植民地にもなった過去もあり、紀元前56年以降に発展しました。リューヌ港には3世紀前の建造物が現存されていて、観光をしているとタイムスリップしたような気分を味わうこともできます。1730年代に着工された王国広場や宮殿や1780年創設の大劇場などは要チェックです。
オランジュ - 史跡・遺跡,文化遺産
フランス南部の”世界遺産” 1981年に登録され、2007年に一部内容が変更された世界遺産は、フランス南部アヴィニョンの北20kmほどに位置する地域。オランジュは、古代ローマの遺跡で、その中でも旧市街地のローマ遺跡と凱旋門が特徴的である。特にローマ劇場の100メートルにも及ぶ装飾壁は、一見の価値あり。ローマ劇場は、音響効果を上げるために壁面を大理石で覆っていた。まさにローマ全盛の時代を感じさせる。
プロヴァン - 史跡・遺跡,文化遺産
中世の世界へ“タイムスリップ” 中世市場都市プロヴァンはフランス北部シャンパーニュ地方にある世界遺産の都市です。中世の城壁を残したままの様子はまるでタイムスリップしたような雰囲気があります。 この都市は13世紀頃からイタリアと北ヨーロッパを結ぶスポットとして発展し、貴金属や毛織物、香辛料など様々な市場が開催されました。それによりもたらされる資金を盗賊や他国から守るために大きな城塞が作られました。 しかし、その後都市は徐々に衰退してしまい、そのおかげで当時の城塞がそのままの形で残されています。1200mの城壁には22の塔が幾何学的に配置されており、見応えがあります。
ロワールの古城周辺 - 城・宮殿,文化遺産
フランスの古城が大集合“ロワール渓谷” ロワール渓谷一帯には多くの古城が点在していて、世界遺産に登録されている。ロワール渓谷の景色を楽しみながら、渓谷に沿ってドライブするだけでもかなりの数の古城を見ることができる。有名な古城、女の戦いの舞台シュヴェルニー城、貴族の狩猟の館シャンボール城は観光客に人気である。
ランス - 文化遺産
11世紀に建造されその後修復を経てもなお建造当時の静謐さが漂うサンレミ聖堂は、ロマネスク・ゴシック様式さらにはルネッサンス様式が混在した建築による教会で、1991年に世界文化遺産に登録されました。 この教会、シャルル・ド・ゴール国際空港から車で1時間30分の距離にあり、最寄りの鉄道サンレミ駅からバスなどの利用により10分でアクセスできます。 見どころとして、晴れた日には壮大なステンドグラスから内部の身廊に差し込む日の光が美しく、その光が差したであろう遠い過去に想いを馳せながらのひと時をこの場で過ごしてみませんか。
カルカソンヌ - 文化遺産
ミディ運河は、南フランスにある地中海と大西洋を結ぶ運河です。ミディ運河は約360㎞もの距離があり、トゥールーズとセート間を結んでいます。かつては、貿易に使用されており、市民にとっては無くてはならないものでした。 1996年には、ユネスコの世界遺産に登録され多くの観光客が訪れるようになりました。運河沿いを散策することも可能ですが、クルーズに乗ることもできます。 緑に包まれた運河でクルーズするのも良し、綺麗な街並みを見ながらクルーズするのも良し、様々な景観の美しさを見ることができるおすすめツアーです。子供から大人まで楽しめるスポットです。
ヴェール=ポン=デュ=ガル - 文化遺産
美しき”水道橋” ガール川の深い渓谷にかかっている水道橋は、三層のアーチ構造になっている。水源地から50キロもはなれた町まで水を引くために作られたというこの橋は、同時のローマの高い土木技術のたまもの。それぞれのアーチがすべて同じ大きさになっているところがすごい。
ヴェール=ポン=デュ=ガル - 史跡・遺跡,文化遺産
二千年の歴史“古代ローマの水道橋” 古代ローマ時代にどうやってこんな大きなものを造ったんだろう?と誰もが感動し疑問に思うほど大きく精巧な造りの水道橋。ただただ古代ローマの技術、資金、知識に感嘆するばかり。世界遺産にも登録されているのも納得、下から見て良し、渡って見て良しの橋である。
ランス - 寺院・教会,文化遺産
ランス ノートルダム大聖堂はフランス国内シャンパーニュアルデンヌ地方のランスに位置する観光スポットです。ランスでは人気のある観光地1つで、足を運ぶとたくさんの観光客を見かけます。 ランスのノートルダム大聖堂は13世紀初頭に着工され、完成は14世紀後半です。比較的短期間の工期であることから建築様式が統一されています。正面だけ完成が遅れ、15世紀後半に現在の姿へとなりました。大聖堂にはシャガール作のステンドグラスを有していて、神秘的な美しさに魅了されます。ファサードの彫刻「微笑みの天使」も見所の一つです。
サン=テミリオン - 文化遺産
“ボルドーワイン”の名産地 ボルドーワインの主要な産地のひとつで、葡萄畑が広がっている丘の上にある町である。まさにフランスの片田舎という雰囲気で、中世の石畳の街並みを楽しみながら、ワインショップやレストランでボルドーワインを楽しむのは最高である。マカロンやカヌレの発祥の地とも言われ、お菓子屋さんも多い。
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