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【中国】チベット仏教の聖地 ラサのポタラ宮歴史地区への旅

チベット語で“神の地”を意味するラサ(拉薩)は、チベット人が一生に一度は巡礼することを夢に見るチベット仏教の聖地です。最高位のラマ(僧侶)であるダライ・ラマが鎮座し、チベットの宗教、そして政治の中枢として発展してきた街です。ラサ観光のハイライトは、世界遺産に登録されている「ポタラ宮」「ジョカン寺」「ノンブリンカ」です。1994年にダライ・ラマの住居である「ポタラ宮」が世界文化遺産に登録され、続いて2000年にチベット仏教の名刹「ジョカン寺」が、2001年には夏の離宮「ノンブリンカ」が追加登録されました。ラサへの行き方は、中国政府が発行する入域許可証を取得する必要があるために複雑なので、ツアーを利用することをおすすめします。

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更新日: 2023年11月21日

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ラサのポタラ宮歴史地区について

ラサのポタラ宮歴史地区とは?

チベット自治区の中央に位置している、チベット仏教の中心地・ラサ市の標高3700mの山・紅山の頂上に築かれた「ポタラ宮」を中心とした歴史地区です。ポタラ宮の周辺には、さまざまなチベット仏教の寺院があります。ユネスコの世界文化遺産にも登録されているスポットで、1年を通じて、世界各地から多くの観光客が訪れています。

ラサのポタラ宮歴史地区観光のベスト観光シーズン

ラサのポタラ宮歴史地区があるチベットは、日本と同じように四季があり、さらに、6月下旬〜9月上旬の雨季、9月中旬〜6月中旬の乾季に分かれます。気候的には、春や秋が安定しており、観光に適した季節と言うことができます。ただし、巡礼者や観光客が最も多いのは、雨季である夏。各地でお祭りが行われ、賑やかな季節になっています。

ラサのポタラ宮歴史地区の治安は?

ラサのポタラ宮歴史地区を含め、チベットの治安は、比較的安定しています。ただし、「ダライ・ラマ」や「チベット独立」などについて敏感な人が多く、それらに関する話題などには触れないようにしましょう。また、スリや置き引き、夜道の一人歩きなど、海外旅行の基本的な注意事項は、守る必要があります。高価な持ち物は控えるほうが無難です。

ラサのポタラ宮歴史地区周辺のグルメやお土産を紹介

ラサのポタラ宮歴史地区周辺で味わいたいグルメ

ラサのポタラ宮歴史地区へ訪れたら、味わいたいのが、チベット料理。 ラサのポタラ宮歴史地区の周辺にもおいしいチベット料理を楽しむことができるお店がたくさんあります。チベット料理は、ヤクや羊、ヤギなどの肉を使用したものが多く、うどんに似た柔らかい麺と野菜やヤクのあっさりスープの麺料理「トゥクウパ」や、ヤクの肉で作るチベット風餃子「モモ」などが有名。デザートのヨーグルトも定番です。

ラサのポタラ宮歴史地区周辺で買いたいお土産

ラサのポタラ宮歴史地区周辺で、人気のお土産と言えば「天珠」。2000年以上前からチベットの人達に親しまれてきた天然石で作られているお守りで、パワーストーンのようなものになっています。お土産用につくられたものと、伝統的なお守りである「天珠」があり、一般的なお土産物屋ではほとんどがお土産用のものになっており、本物に出会えればラッキーと言われています。

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■歴代ダライ・ラマの宮殿は必見!

ラサの歴史地区で最大の見どころであるポタラ宮は、マルポリの丘の南斜面に建つ、威容を誇る大宮殿です。1645年から50年あまりの歳月をかけて、総面積約40万㎡もの広大な敷地に建造されました。

©UNESCO/Sacred sites/Martin Gray

宮殿内は、ダライ・ラマの住居および政務を行う場所である「白宮」と、宗教儀式を行う「紅宮」で構成されており、総部屋数は1000室にのぼります。紅宮の屋上には、歴代ダライ・ラマの遺体が安置された霊廟があります。

■ジョカン寺とノンブリンカのみどころはここ

ジョカン寺

ジョカン寺は、ラサで最大規模の寺院です。寺を囲むように、パルコルという巡礼路が整備されています。経を唱えながら回すと功徳があるとされる仏具「マニ車(摩尼車)」を回しながら、神に祈りを捧げる巡礼者の姿であふれていますが、このパルコルはラサで唯一の商店街でもあります。チベット伝統料理のレストランや、土産物を扱うショップが軒を連ねていて、散策するのが楽しいエリアです。

ノンブリンカ

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歴代ダライ・ラマが建立したノンブリンカには、いくつもの夏の離宮が並んでいます。インドに亡命したダライ・ラマ14世が暮らしていた「タクテン・ミギュ・ポタン」が、最大の見どころとなっています。

■ラサへはツアーで行くのが安心

©UNESCO/The World Heritage Collection/Water Poon

日本人がチベット自治区のラサへ行くには、中国四川省の省都・成都(チェンドゥ)から飛行機で行くルートと、青海省の省都・西寧(シーニン)から青蔵鉄道で行くルートが一般的です。ラサへ向かう際、空港での搭乗手続きや、列車の中の検札では、中国政府が発行する入域許可証(ビザのようなもの)の提示が求められます。日本や現地の旅行代理店にツアーを申し込むと、あわせて手続きしてくれるので簡単です。

©UNESCO/Aneta Ribarska

■北京からラサのポタラ宮歴史地区へのアクセス 

難易度:★★★★☆(行くならツアーがおすすめ)

北京や成都などの都市からツアーを利用するのが一般的です。

■ラサのポタラ宮歴史地区を大満喫できるツアー!

チベット仏教の聖地太陽の都、拉薩(ラサ)ハイライト(4泊5日)

©UNESCO/The World Heritage Collection/Water Poon

1日目は北京から飛行機で移動して成都に1泊、2日目にラサへ。ポタラ宮やノンブリンカ、ジョガンジ寺、バルコルなどを観光して、のんびり過ごすことができる4泊5日のプライベートツアーです。

チベット仏教の聖地太陽の都、拉薩(ラサ)ハイライト(4泊5日)

0773-2885339(中国)
催行日:毎日/料金:1万994元/催行会社:Ara China/日本語:OK
http://www.arachina.com/tours/beijing/jp-bj002/

©中国国家観光局(大阪)

ラサのポタラ宮歴史地区/Historic Ensemble of the Potala Palace Lhasa

※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています/各施設の詳細データは下記にてご確認ください

ポタラ宮

チベット自治区ラサ市北京中路
8:40~17:00※入場は閉門1時間前まで
無休
料金:200元(5~10月)・100元(11~4月)

ノンブリンカ

チベット自治区ラサ市民族中路1
9:00~12:00・15:00~16:00
休日:無休
料金:80元

ジョカン寺

チベット自治区ラサ市八角街
時間:7:00~12:00・15:00~18:30
無休
料金:85元

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