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【世界遺産】五台山の観光ガイド:中国に残る仏教とラマ教芸術の世界五大仏教聖地へ

世界五大仏教聖地の一つである五台山(ごだいさん)は、中国の四大仏教名山のトップであり、ダライ・ラマが訪問したこともあるという霊山です。標高は3058mで、仏教においてよく知られている文殊菩薩の聖地として古代より信仰を集めています。仏教名山である五台山には多くの寺院が今でも残っており、現在も宗教的に大きな影響力を持っていますが、それと同時に美しい峰と草木に囲まれた場所として多くの観光客を惹きつけています。五台山という山の名の由来は、望海峰、掛月峰、錦繍峰、叶斗峰、翠岩峰の5つの峰によって構成さていることによるもので、2009年にはこれらを全て含めて世界遺産に登録されました。 寺院では古代皇帝が収めた貴重な壁画や古代建築の様式が見られます。仏教とラマ教が混在する不思議な魅力に出会ってみましょう。

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更新日: 2023年11月21日

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■仏教とラマ教が共存する、中国唯一の道場

2009年に世界文化遺産に登録された五台山は、四川省の峨眉山、安徽省の九華山、浙江省の普陀山とともに中国四大仏教名山の一つに数えられています。古くから敦煌莫高窟の壁画に描かれたり、日本の平安時代から鎌倉時代の僧侶が積極的に修行に訪れたりと、国内外で名を馳せていました。

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五台山の起源は4世紀にまで遡り、そこから19世紀までの間で北魏、唐、宋、元など7つ王朝の寺院が建てられました。時代ごとに、皇帝が使者を派遣して貢物を捧げるほど大切にされていて、それは19世紀まで途絶えることはなかったそうです。五台山は仏教山ではあるものの、仏教とラマ教の二つの宗教を備える中国唯一の場所で、中国のみならずチベット族やモンゴルの少数民族からも崇めら、かつてダライ・ラマもこの地を訪れたといいます。仏教とラマ教の寺院は合計47カ所存在し、経を読み法を解く道場ともなっています。日本からも平安時代に円仁という有名な僧侶がこの地に訪れています。

■5つの頂をもった仏教聖地、五台山

五台山は、5つの主要な峰(東台頂、西台頂、南台頂、北台頂、中台頂)からなり、冬は雪深く、夏は涼しいため、別名「清涼山」という別名も持っています。夏の気温は15度前後と平地に比べて10度ほど低く、ほどよい涼しさで過ごしやすいです。
北魏の時代に大浮図寺が建立されたのをきっかけに、最盛期には300軒以上の寺廟があったといいます。台懐鎮エリアの寺廟群は徒歩で回りやすいので、まずはここからスタートするのがおすすめです。

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

■五台山観光のベストシーズンは夏

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五代山は年中通して非常に寒く、9月にはもうすでに雪が降り始めます。そのため旅行シーズンは限られてきて、春から夏にかけてとなります。9月から春の山開きまでは通路は積雪のために封鎖されており、観光ができないので注意してください。年間通して雨の量が非常に多く、確実に雨具を持っていくことをおすすめします。足元はすこし険しい場所もあるので、できれば傘よりも手が自由になるカッパがいいでしょう。

夏には草木が咲き乱れ、まさに歴代皇帝たちが愛した景色が見られます。涼しくとも、湿度が高いのですこしべたべたはしてしまいますが、せっかく訪れるのであればやはり7月~8月初旬にかけてが一番です。8月も中旬を過ぎればかなり寒くなるので、ダウンジャケットを忘れないでください。

■五台山観光の見どころ1:塔院寺

五台山のハイライト

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五台山風景名勝区のシンボルとも言える「塔院寺」は、五台山観光のハイライトです。総面積1万5600平方mの広大な土地の中に、天王殿や大雄宝殿など多くの建築物が建てられています。中でも「藏経楼(ぞうきょうろう)」と名付けられた殿内には、9体の仏像が奉られていて、心豊かにじっくりと見つめてみるべきでしょう。33層にもなる木造の棚には2万冊以上の経書が並べられ、宋から清乾隆時代の宗教を学ぶ上で重要な書籍として今でも大切にされています。文字は中国語のみならず、チベット語や日本語で書かれたものもあり興味深いです。

「塔院寺」は広いですが、石のデコレーションや池があり、庭園のように伸び伸びと見学できます。入り口は南門と東門の二つです。

「塔院寺」にそそり立つ「大白塔」

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「塔院寺」に来たならマストで訪れておきたいのが、高さ56.4mの「大白塔」です。これは明時代に建てられたものですが、何度か再建が繰り返されて現在のような形になりました。塔の上部には252個の銅の鈴が置かれ、下部には地藏王菩薩像が祀られています。また、下部の四隅にある転輪は回転させるとお経を読んだことと同じ効果があると言われるほど縁起のいいものです。ぜひ回してみてください。転輪を回しながら時計まわりに3週歩くといいそうです。

また、南の方には長さ50cm、幅20cmの仏の足跡が彫られている興味深い石碑があります。時間があればこちらも訪れてみたいスポットです。

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■五台山観光の見どころ2:顕通寺(けんつうじ)

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漢明帝永平年に建造された「顕通寺」は、中国で2番目に古いお寺で五台山最大規模を誇る古刹です。中国で保護すべき文化財である「全国重点文物保護単位」に指定されています。日本から訪れた僧である円仁も、この「顕通寺」に滞在していました。今でも多くの僧侶がしばらくここに宿泊することがあるようで、境内の横にある建物はそれぞれ小さな部屋が備えられています。立派な石造りの「無量殿」には、廬舎那仏銅像が鎮座していて、外壁の重々しい彫刻が施された手すりも見ごたえがあります。青銅で建てられた「銅殿」にある美しい小仏像も必見です。

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

「顕通寺」の敷地内に入るとすぐに鐘楼が見えますが、ここに登ると大白塔がまさに目の前に見られます。鐘楼には数万字にわたって刻まれた銅の金があり、文物に興味がなくとも歴史の重みを感じてください。
青銅製の万仏銅殿の内部に安置されている、数多くの小仏像をは必見です。また、五台山のシンボルである、高さ約70mのパゴダ・塔院寺の仏殿には、四大菩薩と釈迦像が安置されています。

■五台山観光の見どころ3:菩薩頂

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顕通寺の近くにある「菩薩頂」は、5世紀に建てられた寺院です。清の時代には、康熙帝(こうきてい)や乾隆帝(けんりゅうてい)もここに訪れ、数日寝泊まりをしていたそうです。この頃、皇帝たちはラマ教を信仰していたため、「ラマ宮」という別名も持ちます。文殊菩薩の道場として名高く、大文殊殿や清代皇帝により立てられた石碑なども必見です。

「菩薩頂」に辿り着くまでには108段の階段があり、少々大変ですが、上り切った後に見える素晴らしい景色は五台山に来たら見ないわけにはいきません。ちなみに108段目は数えると縁起が悪いそうなので、気を付けてください。体力に自信のない人は、タクシーや車でも行くことができます。

■五台山観光の見どころ4:南山寺

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「南山寺」は782年に建てられた仏教寺院で、中国現存最古の木造建築である大仏殿を備えています。特に大小さまざまな仏教彫刻が素晴らしく、壁や石段に刻まれた彫刻は一つひとつが繊細で、型を使って作ったのではないかと思うほど、同じパターンの柄が並んでいます。これらの作品は仏教の伝説や道教の古典をテーマとしていて、絶妙な構図が見事です。

©UNESCO/Liu Hao

台懐鎮エリアの南約2kmの場所にある「南山寺」は、五台山の中では最も高い場所にあって、標高が1700mほどなので訪れるまでは少々大変ですが、近くまで車で行くこともできるので上手に利用してください。高所という場所柄、当時の建築物がそのままの形で残っており、ここから見下ろす五台山も絶景です。

■五台山観光の見どころ5:尊勝寺

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https://ja.wikipedia.org

五台山南門道上に位置する「尊勝寺」は、文殊菩薩が出現したとの言われがある寺院です。唐の時代にインド出身の僧侶、仏陀波利がこの地に訪れたときに、「インドに戻って経典を求め、中国で広めよ」と一人の老人が語った伝説があります。現在この仏陀波利は五台山文殊像として表現され、そして彼が出会ったこの老人こそが文殊菩薩であるそうです。境内には黄金の塔が立つなど、インドを想像させる建物が備わります。他とは少々違った外見で、五台山にある寺院のまた違う表情に出会えるでしょう。

■五台山観光の見どころ6:黛螺頂

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唐の時代に建てられた「黛螺頂」は、ここで参拝するだけで五台山のすべての頂上に訪れたこととと同じくらい価値があると言われています。そのため連日多くの人で賑わっていて、中国建築が目を引く天王殿や珍しい六角形の建物の站壇殿などを多くの観光客が眺めています。「黛螺頂」の入り口は展望台のようになっていて、ここから塔院寺や顕通寺など五台山の全貌を見渡せます。

塔院寺や顕通寺があるメインのエリアから1kmほど離れていて、さらに山道を登りますが、徒歩以外にもリフトや馬といった手段があります。ただ徒歩で登っていく道中には数珠売りやキツネ売りなど変わった光景に出会えるので、楽しさがあるかもしれません。山道は緩やかで、30分ほどで到着します。

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■それぞれの峰から景色を楽しむ

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半径約250km、総面積約593平方kmの広大な五台山のすべてを見尽くすことは難しいですが、それぞれの峰から見られる景色の特徴を理解しておくと自分が訪れたい場所の検討がつくので便利です。まず雲よりも高いという五台山の雲海を眺めたいなら、東にある「望海峰」がおすすめです。ここからの日の出はまさに絶景と言うに相応しい美しさです。さらに西台の「掛月峰」からは秋の月夜が、北台の「葉闘峰」からは雪景色が壮麗でそれぞれの季節に特別な光景が見られます。夏なら南台の「錦繍峰」に広がる草木が見もので、中台の「翠石峰」では天体観測が楽しめます。場所や時期によって異なる美しさを独り占めしてください。

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■「五台山」へのアクセス

難易度:★★★★☆(少々ハードルが高いですが予約ができれば問題ありません)

河北省にある石家荘市(せっかそうし)からのアクセスが分かりやすいです。石家荘市からは直通の高速バスがでていて、4時間ほどで五台山のチケット売り場の目の前に到着します。バスには多くの人が乗ることが予想されるので、事前に予約をしておくのがベターです。しかし予約サイトは中国語なので、翻訳機にかけたり、ホテルの人に聞いて助けてもらう必要があります。
道中は凸凹道が多く、必ずしも快適とは限らないので覚悟しましょう。途中、サービスエリアにも寄りますが、トイレは用をたすだけの作りでトイレットペーパーなどはないので、ポケットティッシュを持ち歩きましょう。

石家荘市の他にも北京、天津、定州、太原、大同、朔州、忻州から直通バスや長距離列車が出ています。駐車場もあるので車がある人は、車での訪問も便利です。

■石家荘市からの直通バスの予約はこちらから

中国語予約サイト

■「五台山」の情報をGET

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「五台山」のさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。

中国国家観光局(日本語)

UNESCOWorldHeritageCentre(英語)

五台山(ウタイ)/Mount Wutai

山西省五台県五台山風景名勝区
散策自由
無休
料金:入山料168元(4月1日~10月31日)・140元 (11月1日~3月31日)/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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