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【青森】まるでウユニ塩湖! 湖面に映る紅葉が美しすぎる「蔦七沼」

過ごしやすい気候の秋になると、北から始まる紅葉を見に出かけるという方も多いですが、青森県の南八甲田にある「蔦七沼」という場所はご存知でしょうか? JR東日本の2014年秋のポスター「紅葉だCOLOR!」に掲載されたことでも注目を集めた、秋の絶景を楽しめるところです。 まるで「天空の鏡」と形容されるウユニ塩湖(ボリビア)のような、湖面に映る紅葉が息をのむ美しさで、特に朝焼けは足を延ばしても見る価値のある光景です。どのようなところなのか、「蔦七沼」についてご紹介します。

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更新日: 2023年11月23日

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「蔦七沼」ってどんなところ?

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青森駅から車で約1時間の奥入瀬エリアにある、蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼と、少し離れた場所にある赤沼を加えた7つの沼の総称です。赤沼へ行くには片道1時間程度の山道を登りますが、その他の6つの沼は「沼めぐりの小路」というしっかりと整備された歩道で結ばれていて、バードウォッチャーのための「野鳥めぐり小路」も併設されています。

起点となる「蔦温泉ビジターセンター」で周辺の情報収集やトイレを利用することができ、「沼めぐりの小路」は約1時間ほどで一周できます。

圧倒的な美しさ「蔦沼」

「蔦七沼」の中で一番大きな沼で、その優雅な姿はどの季節に訪れても心を癒してくれます。その中でも、紅葉の時期は圧倒的な美しさで、特に晴れて風が無く湖面が波立たず、霧が無く視界が良好な早朝に出現する光景は一生ものと言っても過言ではありません。

蔦沼の周辺の木々に朝日が上の方から当たり始めると、その部分が真っ赤に染まり、徐々に湖面に近づいて紅葉をシンメトリーに映し出します。クッキリと反射した紅葉の眺めは目を疑うほどの美しさです。

ひっそり佇む「鏡沼」

2つ目の沼は、ひっそりと佇む小さな「鏡沼」。人造の沼とのことですが、周囲を木々に囲まれた湖面に紅葉が綺麗に映り込む光景は、確かに「鏡沼」というだけあります。

岸辺には、マガモやカルガモなどの水鳥も泳いでいたり、小さな沼ですが対岸まではそこそこ距離もありますので、じっくりと観察したいという方は、双眼鏡があると良いかも知れません。この上にある「月沼」から「蔦沼」へと流れる水を途中で鏡沼に引き込んでいるため、鏡沼の反対側は小さな渓流があります。

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透明感のある「月沼」

「沼めぐりの小路」の中間あたりにある「月沼」は、「蔦七沼」の中で唯一、沢からの水で作られている沼です。非常に透明感のある沼で、藻がきれいに繁殖して深みを出しています。

沼に沈んでいる木の姿もクッキリと見ることができ、その澄んだ湖面に周囲の紅葉が映り込む光景は、凛とした美しさ。穏やかな水面に映る月が大変美しいことから「月沼」という名が付いたとのことなので、ぜひとも紅葉と月光のコラボレーションも見てみたいですね。

ゆっくり眺めたい「長沼」

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「蔦沼」の次に大きな沼で、側には休憩所の東屋があります。春の雪解けの時期には、水かさが増えるため長沼自体の面積が広がって、東屋のすぐそばまで水が迫ります。長沼は縦長の形の沼で、紅葉の時期には水が引き、長沼の周囲の木々が湖面に覆いかぶさるように紅葉を映し出します。

片側の開けているところでは、高くそびえる木々が赤やオレンジに紅葉し、湖面にはその鮮やかな色と雄々しい赤倉岳を望むこともできます。東屋で休憩しながらゆっくりと観賞したいですね。

手つかずの自然を感じる「菅沼」

「菅沼」は川を堰き止めて作られた人造湖で、細長い形の上側と下側の両方に沢があります。水草が豊富にあるため、季節を問わずさまざまな水鳥がやってきます。また、岩魚やヤマメなどの魚を岸から見ることもできるようです。

紅葉の時期は、右を見ても左を見ても赤や黄色のグラデーションがたっぷりの景色が素晴らしく美しい菅沼。足元が大丈夫であれば、遊歩道をちょっと外れて、沼の裏手から正面を眺めるのもおすすめです。

朗らかな紅葉風景の「瓢箪沼」

「沼めぐりの小路」最後の沼は、「瓢箪沼」。その名の通り、真ん中がちょっとくびれた瓢箪の形をしています。こちらも水がとてもきれいな沼で、水草が豊富なため水鳥や川魚のエサとなっています。「蔦沼」とは対照的とも言っていいくらいの明るい黄色が豊富な紅葉に囲まれた沼で、沼のほとりには奥入瀬を愛した大町桂月の仕事場「余材庵」が建っています。

透明度は日本第3位「赤沼」

「赤沼」に流れ込んでいる水源は、沼の対岸に細く流れている川一本のみのため非常に透明度が高く、日本第3番目となっています。エメラルドグリーンに輝く湖面に映る紅葉が得も言われぬ美しさで、その色を見るためにリピーターが多いのだそう。

正面には赤倉岳が良く見えて、空気がとてもおいしく感じます。「赤沼」を訪れるには、仙人橋から登山道を1時間ほど登りますが、足もとがあまり良くありませんので装備をしっかりとして行くことをおすすめします。

蔦七沼

青森県十和田市奥瀬字蔦野湯(蔦温泉ビジターセンター)
アクセス:JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間50分、蔦温泉下車、徒歩10分

いかがでしたか? 日本国内には数々の紅葉の名所と呼ばれるところがありますが、この「蔦七沼」の湖面に映る紅葉の美しさはまた格別です。ゆっくりと日が昇るに連れて始まる、蔦沼の絶景紅葉ショーは、きっと素晴らしい秋のひと時となるはずです。この景色を見に訪れてみてはいかがでしょうか。

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