【リューベック】ホルステン門周辺でおすすめの観光スポット9選！編集部厳選

ホルステン門周辺でおすすめの観光スポットを紹介！

■ホルステン門 (博物館)

ホルステン門は、ドイツのリューベックにある城門です。建設されたのは1464年から1478年にかけて。13世紀から14世紀にトラヴェ川河口の街として栄えたリューベックの市城門です。暑さ3.5mもある重厚感たっぷりなレンガ造りの門は、2つの尖塔が目印です。門の正面上方には「街の中には協調を、門の外には平和を」とラテン語で刻まれていて、ハンザ商人の精神を忍ばせます。
門の内部は博物館になっていて、中世の武器や拷問具、帆船の模型や中世のリューベックの街を再現したジオラマなどが展示されています。
世界遺産に登録されたリューベック旧市街へ向かうには、このホルステン門をくぐればすぐです。

■ハンザ同盟都市リューベック

ハンザ同盟都市リューベックは、ドイツ北部に位置するトラヴェ川沿岸及びバルト海に面した都市です。
13~14世紀頃、北海やバルト海の貿易を占領し栄えたハンザ同盟都市の盟主として知らており、1987年に旧市街全体が世界遺産に登録されました。当時、貿易で莫大な利益を得ていたこの街は、ハンザの女王とも呼ばれており、旧市街のホルステン門は当時のシンボル的建造物です。
17世紀頃になると時代の流れとともに衰えていったものの、いまもなお当時約400年もの間栄えた街並みを垣間見ることができます。市庁舎やマリエン教会などのゴシック、バロック様式などの建造物が多く旧市街に残っており、多くの観光客が訪れています。

■マリオネット博物館 (リューベック)

マリオネット博物館 (リューベック)は、世界遺産に登録されている旧市街をもつリューベックにある人形博物館です。
旧市街の西側に位置しており、旧市街の入り口にあるホルステン門からも近い場所にあります。1982年に設立されたこの博物館は、館長であるフリッツ・ファイ氏の父親がヨーロッパ中で集めた人形劇用の人形から始まり、様々な人形劇に関する小物等を含めた約30000ものコレクションが収められています。
100年以上前に人形劇で使用されていたオルガンなどの貴重な物もあり、世界各国の人形劇文化に触れることができます。

■聖マリア教会 (リューベック)

聖マリア教会 (リューベック)は、ドイツ北部のリューベックにある世界遺産に登録された旧市街に位置する教会です。
マリエン教会とも呼ばれているこの教会は、1250年から1350年の間に建てられたレンガ造りのゴシック建築で造られた教会です。リューベック最大の見どころといっても過言ではないこの教会には、世界的に有名な作曲家であるバッハが魅了されたと言われる世界最大級のパイプオルガンがあります。パイプの数8500本以上とも言われる大きなオルガンです。
また、第二次世界大戦時に大きな損傷を受け、当時爆撃により破壊させた鐘が教会の地下にそのまま保存してあり見学が可能です。

■リューベック市庁舎

リューベック市庁舎は、ドイツ北部のリューベックにある世界遺産に登録された旧市街に位置するドイツ最古のゴシック建築です。
旧市街のマルクト広場に面しており、北側には観光名所である聖マリア教会があります。市庁舎は1159年に建てられ、牛の血と塩を混ぜて焼いた黒レンガの尖塔が特徴的な建物です。バルト海の海風を通すために尖塔と尖塔の間に丸い穴が開いており、この土地特有の建築と言われています。
また、ハンザ同盟都市として栄えた時代には、ほかの同盟都市がこの市庁舎をモデルに市庁舎を建てました。内部見学をする際にはガイドツアーに参加する必要があります。

■ミュージアムクォーター・ザンクト・アンネン

ミュージアムクォーター・ザンクト・アンネンは、ドイツ北部のリューベックにある世界遺産に登録された旧市街に位置する博物館です。
2013年に元々旧市街にあった聖アネン博物館と聖アネン・アートギャラリーが合体し、ミュージアムクォーター・ザンクト・アンネンとしてオープンしました。表側は近代的な作りになっていますが、修道院として使用されていた歴史的建造物を利用しているため、内部は重厚な雰囲気となっています。
ハンザ同盟都市として栄えた中世から現代までのリューベックの歴史や生活などを知れる展示や、祭壇画などの宗教芸術作品が多数展示されています。