モントリオール旅行のポイント
どんな街?
モントリオールはカナダ・ケベック州最大の都市です。住民の大半がフランス系のため、フランス語圏の都市としてはパリに次いで2番目の大きさ。「北米のパリ」とも呼ばれる洗練された街並みは、まるでヨーロッパのような優雅な雰囲気にあふれています。
見所は?
モントリオールのランドマークと言えば、北米でも最も美しいとたたえられるノートルダム大聖堂です。北米最大規模のカトリック教会で、セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名。その他、市内を一望できるモン・ロワイヤル公園も人気です。
おすすめのグルメ
ケベックのグルメはフランスの食文化の影響を色濃く受けた、ケベック料理が主流です。スモークミートやモントリオール式ベーグルなどケベック発祥のグルメも豊富。またメープルシロップ生産量はケベック州がそのほとんどを占めています。
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■モントリオール市庁舎
モントリオール市庁舎は1878年に完成したカナダで一番最初に建設された市庁舎で、1984年にカナダ国定史跡に指定されました。1922年の火災で建物の中側が全焼したため、現在の建物は修復工事されたものです。
市庁舎の1階部分は観光客用に解放されているので、月曜日から金曜日までの10:00~16:00の間であれば自由に見学できます。市庁舎の外側にはよく手入れされた花壇があり、そのあたりを散歩するのもおすすめです。
■旧港 (モントリオール)
旧港は旧市街と並んで、モントリオールの歴史を感じ取れるエリア。セントローレンス川に沿って広がっており、その長さは約2kmにも及びます。本来は豪華客船が発着する内陸港ですが、再開発が進み、現在では人気の観光スポットにもなっています。
川面を渡るさわやかな風に吹かれながら、整備された遊歩道をのんびり歩くのもおすすめですが、そのほかにも見どころはたくさん。
アトラクションやモントリオール科学博物館が通り沿いにあり、子供連れでも楽しめます。また川に浮かぶサンテレーヌ島も眺めることができ、夕暮れときにはロマンチックな雰囲気も味わえます。
■国際会議場
モントリオールの国際会議場は、旧市街の北端に位置しており、1983年にオープンしました。地下鉄オレンジラインのアルム広場駅の真上にあり、アクセスも良好。
さまざまな国際イベントの会場として利用されていますが、その外観も注目ポイント。正面が赤、緑、黄色、紫などのカラフルなガラスで覆われているのが大きな特徴で、国際会議場というより、まるでアートスポットのような雰囲気です。
そして1階にはレストランやカフェがあるのもうれしいところ。サブウェイなどのチェーン店も入店していますが、寿司やパスタのお店もあり、ちょっとしたディナーにも使えます。
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■レッドパス博物館
カナダ最古の大学として知られているマギル大学。イギリス人資産家のジェームズ・マギルの遺産によって1821年に設立され、現在では医学の名門校として多くの学生が学んでいます。
そのマギル大学内になるのがレッドパス博物館です。やはりこちらもカナダ最古の博物館で、オープンしたのは1882年。130年以上の歴史を有しています。
エジプトに関するコレクションが充実しており、なかでもミイラは見どころのひとつ。そのほか恐竜の化石や動物の剥製、日本の甲冑まで展示しています。規模はそれほど大きくありませんが、入場無料なので気軽に立ち寄ることができます。
■モントリオール美術館 (旧館&新館)
モントリオールのダウンタウンに位置しているモントリオール美術館は、カナダでも屈指のアートスポット。最寄り駅はモントリオール地下鉄グリーンラインのピール駅、ギー・コンコルディア駅で、いずれも徒歩10分ほどです。
美術館は通りをはさんで新館と旧館があり、カナダ最古で1860年に開館した旧館と、モダンな造りの新館の対比も見どころ。両者は地下通路でつながっているので、自由に行き来できます。
館内には、カナダやケベックの美術作品約3万点が収蔵されており、ジャンルも絵画、彫刻、写真、家具などバラエティ豊か。ミュージアムショップがあるのもうれしいところ。
モントリオール美術館 (旧館&新館)
カナダ / モントリオール
- 1380 Sherbrooke W, Montreal, Quebec H3G 1J5, Canada
- +1 514-285-2000
- 火 10:00 - 17:00 水 10:00 - 21:00 木 - 日 10:00 - 17:00
■モントリオール ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂はモントリオール旧市街地のほぼ中心部にある教会です。内部はステンドグラスから差し込む光とブルーの照明が美しく、神秘的な空間となっています。世界最大級のパイプオルガンもあり、迫力に圧倒されます。タイミングがあえばコンサートでその音色を楽しむこともできます。入場料はかかりますが、モントリオールで観光するならぜひ訪れておきたい場所です。
モントリオール ノートルダム大聖堂
カナダ / モントリオール
- 110 Notre-Dame Street West | Es-ce Accessible En Fauteuil Roulant, Montreal, Quebec H2Y 1T1, Canada
- +1 514-842-2925
- 日 12:30 - 16:00 月 - 金 8:00 - 16:30 土 8:00 - 16:00
- 18歳以上 8ドル 7~17歳 5ドル 6歳以下 無料
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■モン ロワイヤル公園
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モンロワイヤル駅からバスに乗れば公園の中まで行くことができます。公園内あるモンロワイヤル山は、ゆっくり登れば30〜40分程度、車で途中まで登ると10分程度で頂上の展望台まで行くことができます。モントリオールの町ではこの山より高い建築物は禁止されているため、展望台からは町を一望できます。イギリスに倣って墓地を山の斜面に作る慣習があり、この山も半分は墓地が占めています。NYのセントラルパークのデザイナーでもある、フレデリック・ロー・オムステッド氏がデザインしたこの公園は、61万2千坪もの広大な敷地を誇り、その広さゆえに公園内には4箇所ものバス停があるほどです。リス、鳥、アライグマなども生息し、秋にはカナダを象徴するメープルの木々の紅葉で彩られる、自然豊かな公園です。山のふもとの広場ではオーケストラの講演会が行われていることもあり、毎週日曜にはアフリカンな音楽や踊りで賑やかになります。
■マリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂(世界の女王マリア大聖堂)
突如高層ビル群の間に出現する、19世紀に建てられた巨大なカトリック教会。ケベック州3番目の大きさで、バチカンのサン・ピエトロ寺院を模して作られたといいます。ビクター・ジョーの設計で1875年に建設開始、1894年献堂。屋根に立つたくさんの銅像や、すぐ横にあるドミニオン広場が目印となるでしょう。またドミニオン広場の反対側には観光案内所もあるので便利です。夜になるとライトアップされ、昼間とは違った雰囲気に。聖堂内は豪華な金色。保存状態がよいのが特徴的です。場所はモントリオールのダウンタウン、ボナベンチャー地下鉄駅近くのルネ・レベスク大通りとカテドラル・ストリート1085沿いになります。入場料は無料。
マリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂(世界の女王マリア大聖堂)
カナダ / モントリオール
- 1085 de la Cathedrale | (René-Lévesque W. and Mansfield), Montreal, Quebec H3B 2V3, Canada
- +1 514-866-1661
- 月 - 金 7:00 - 18:15 土 - 日 7:30 - 18:15
- 無料
■ジャック・カルティエ広場
ジャック・カルティエ広場は、旧市街エリアの中心部にある広場です。市庁舎の前の細長い広場で、露天やお店、レストラン、カフェなどが立ち並んでいます。市民だけでなく観光客も多く訪れ、いつも賑わっています。華やかな花壇が並んでおり、モントリオールに居ながらヨーロッパのような雰囲気を楽しめます。散歩をしながらお土産探しをするのもおすすめです。
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カナダの為替
※2024年4月28日の為替価格です
カナダの気候は?訪れるエリアをチェック
カナダは日本と同じく四季があるため、紅葉を見れることでもお馴染みです。旅行の時期を悩んでいる人は紅葉の時期も検討してみてくださいね。また、カナダは国土が広いことも特徴です。オンタリオ州に含まれる地域は夏季は暑く湿度も上がりますが、秋になると晴天がの日が続きます。ケベック州は冬は寒さが厳しいので注意が必要です。カナダの沿岸部は、冬も温暖で夏は涼しく過ごしやすいのが特徴です。自分が訪れる地域の気候を理解して、季節や温度に適した服装を選んでくださいね。薄手のカーディガンやストールなど温度調節が簡単にできる衣類があると便利ですよ。
カナダの言葉事情は?エリアによって違います!
カナダの公用語は英語とフランス語であることで有名です。公用語が2つであることには、かつてイギリス中心の英語系移民とフランス中心のフランス語系移民の2つの勢力があったことが由来しています。公用語は2つですが、バイリンガルということではなく地域や出身によって使用する言語が異なっています。トロントやバンクーバーなどは英語圏、ケベック州はフランス語が公用語です。こちらも目的地に合わせて言語を復習しておくと現地でスマートに買い物や食事を楽しんだりすることができますよ。旅行を機に英語を勉強したり、フランス語への理解を深めたりするのもおすすめです。
州ごとに特徴が変わる!?日本人が観光しやすいエリアは?
日本人観光客にも観光しやすいエリアは首都やトロントなどの大都市があるオンタリオ州やカナダの文化が色濃く残り、治安が良いケベック州などが挙げられます。カナダ西側の玄関口となるバンクーバーはブリティッシュコロンビア州内にあるのでこちらも観光におすすめのエリアです。カナダの自然豊かな風景を楽しみたい人におすすめなのはアルバータ州です。ロッキー山脈のふもとにあり、安定した気候と国立公園が人気ですよ。カナダには広範囲に渡って魅力的なスポットがあります。自分がしたい旅行のテイストにマッチした観光スポットを選んでみてください。