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イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。
ヴァルディノートの後期バロック様式の町々周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部)
ノートというのは、イタリアのシチリア島南東部に位置する、山間の小さな街です。シチリア島の、世界遺産に登録されている8つの街並みのうちの一つで、バロック様式の壮麗な建造物がいくつも遺されています。メインストリートである「ヴィットリオ・エマヌエーレ通り」の周りに、教会や飲食店など主要な施設がすべてまとまっていて、観光のしやすいスポットです。
全体が美術館のような美しい街ですが、世界遺産に登録されて以降も居住者は12万人ほどにも及び、活気があふれています。特にお祭りのシーズンは賑やか。
アクセスはバスや車しかありませんが、バスの場合本数が限られているので注意が必要です。
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■ノート大聖堂
ノート大聖堂は、18世紀に建てられたバロック建築の堂々たる大聖堂です。イエローベージュ色の美しく豪勢なバロック建築で溢れるノートでも、最も象徴的な建物です。聖堂前の広がりのある階段が特徴的で、大聖堂がまるで舞台の真ん中に建っているかのような華やかな印象です。
大聖堂は1996年の地震で崩壊し、2007年にようやく元の姿に修復されました。内部は比較的新しくなっており、見所は何と言っても外観です。
バロック美術には、カトリック教会が、反宗教改革の一環として、プロテスタントの台頭に対抗するために、教会美術で庶民を圧倒させたという側面がありますが、ノート大聖堂は反宗教改革運動に大成功したと言える存在感です。
■ニコラチ通り (ノート)
ニコラチ通り (ノート)は、メインストリートから右手の方に伸びる、ノートで最も美しい通りです。通りの名前は、18世紀に建てられたバロック建築のニコラチ館に由来し、花祭りが行われることで有名です。
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りから、カヴール通りに続いています。道は緩やかに傾斜しており、通りに面する建物のバルコニー下に、人や動物の形の細やかな彫刻が飾られています。
ひとつのバルコニーだけでも、異なる表情の人の顔や、動物、植物などに出会えますが、バルコニーが何段、何列にも並ぶ様はまさにダイナミック。坂道を登り切ると、モンテ・ヴェルジネ教会が構えています。
■ニコラチ宮
ニコラチ宮は、ニコラチ通りの名称の由来ともなった元貴族・ニコラーチ家の館です。18世紀に建てられた貴族の邸宅のひとつで、バロック装飾が見事な屋敷です。
バルコニーの下に飾られた人や動物の彫刻には目を瞠るばかり。外部の鑑賞だけではなく、内部も一般公開されていて、9つのサロンを見学することができます。天井の美しいフレスコ画やシャンデリア、様々な装飾は一見の価値ありです。\バルコニーに出れば、ノートの街並みを見渡すことができます。内部鑑賞の所要時間は30分ほど。また、館の一部は市立図書館となっています。
■モディカ歴史地区
モディカ歴史地区は、“ノート渓谷”と呼ばれる一帯の山間にある町です。“ノート渓谷”は1693年の大地震の後、当時の最先端であった後期バロック様式を取り入れて計画的に再建されました。美しい装飾が施されたバロック様式の建物が建ち並ぶ町は、世界遺産として登録されています。
すり鉢状の地形に、建物が折り重なるように建てられているのが特徴的で、レストランやカフェ、鉄道駅などがある下の町“バッサ”と、狭い階段が多い迷宮風の上の町“アルタ”に分かれていて、バッサにもアルタにも大聖堂的な役割を果たす教会があるのが特徴です。
独特の製法で作られるチョコレートの町としても知られています。
■カルタジローネのスカーラ(大階段)
カルタジローネのスカーラ(大階段)は、シチリア州カターニア県にあるマヨルカ焼きで有名なカルタジローネの街の中にあるタイルが美しい階段です。
1606年に造られたこの階段には全部で142段あり、1段1段異なる模様のマヨルカ焼きのタイルが施されています。タイル自体は10世紀の物から20世紀の物までと幅広く、シンプルな花柄の物やお城、戦いを描いたもの、幾何学模様の物と様々な柄があります。階段横にはマヨルカ焼きの工房やショップが並んでおり、階段を登るのも、写真を撮るのも楽しい場所です。
また、時期によっては花びらが敷き詰められる花まつりや、イルミネーションが装飾されるため、多くの観光客が訪れます。
カルタジローネのスカーラ(大階段)
イタリア / シチリア島
- Scalinata di Santa Maria del Monte, Scala Santa Maria del Monte, 11, 95041 Caltagirone CT, イタリア