このページでは中南米にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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チチェン・イッツァ - 文化遺産,滝・河川・湖,洞穴・鍾乳洞
まるで“ジブリ”のような秘境 メキシコ、カリブ海にある神秘的な泉。まるでジブリの「もののけ姫」にでてくるような美しすぎるその自然に息をのみます。自然の地下水と石灰石大地が作り出した青い泉で透明度が高く、その泉を取り囲む木々から泉にそそぐ木漏れ日は現実とは思えないほど幻想的。一生に一度は訪れたい秘境です。
マチュピチュ周辺 - 史跡・遺跡,複合遺産
マチュピチュの歴史保護区 (Historic Sanctuary of Machu Picchu)はペルーのクスコ県にあるマチュ・ピチュ遺跡と、その周辺で、ユネスコの世界遺産に登録されています。マチュ・ピチュ遺跡は、インカ帝国時代の遺跡の中でも特に保存状態が良く、絶滅危惧種・危急種をはじめとする動物や植物などが存在する優れた自然環境の中にあることから、世界的にも有名な絶景スポットになっています。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
ツォンパントリは、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。エルカスティージョと球戯場の間にあり、生け贄が殺され祀られた場所です。ツォンパントリは「頭蓋骨の城」という意味で、アステカ族の言葉で「髑髏(どくろ)の壁」を意味します。 遺跡の壁全体に頭蓋骨や生首を手にした戦士が彫られ、土台には頭蓋骨が無数に彫られています。縦に線が入り頭蓋骨が串刺しになっている様子が描かれており、頭蓋骨の向きが全て同じ方向を向いています。頭蓋骨の表情はそれぞれ異なり、昔は赤く着色されていたとされています。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カラコル(天文台)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置する天文台です。チチェン遺跡内の端の方にあり、ピラミッドのある広場から徒歩約10分で旧チチェンの赤い家の奥にカラコルが見えてきます。上部に22メートルのドームがある丸い屋根が特徴で、太陽や月を観測していたと推測されています。 カラコルとはかたつむりという意味で、ドームの中が渦巻いている言われていますが中には入ることはできません。カラコルで天体を観測したことで、農作物の収穫期などを正確に知ることができたと言われています。昔の人たちの知恵と技術力に感心させられる遺跡です。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
エル・カスティーヨ(ククルカンの神殿)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。マヤの最高神ククルカンを祀るピラミッドで、4面に各91段の階段があり最上段には神殿があります。基底55.3メートル四方で高さ24メートルあり「暦のピラミッド」とも呼ばれています。 ククルカンの神殿で起こる、春分と秋分の日の神秘の現象を「ククルカンの降臨」と呼びます。春分と秋分の日に太陽が西に傾くと、階段の最下段にあるククルカンの頭部の彫刻が照らされ階段の西側にククルカンの胴体が現れます。ピラミッドには農耕暦や祭事暦が関係しており、昔の人々の技術の高さに驚かされます。
その他の観光地 - 山・渓谷,滝・河川・湖,森林・ジャングル,自然遺産
ヴェアデイロス平原国立公園は、ブラジルのゴイアス州にある国立公園です。約1億8千万年前に形成されたと言われています。 2001年には「セラード保護地域」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。セラードとは、アマゾン低地熱帯林の南部に広がる草原地帯のことで、地球上最古とされる平原でもあります。貴重なセラードには、70種類もの哺乳類や300種類以上の鳥類をはじめ、絶滅寸前の生物までもが生息しているのです。 またこの場所は古くより水晶が産出され、かつてはイギリスと日本にも輸出されていたこともありました。
シウダー・デル・エステ - 史跡・遺跡,文化遺産
ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群は、パラグアイにあり、1993年に登録された国内唯一の世界遺産です。首都アスンシオンの東南に位置するエンカルナシオンから、国道6号線で東に30kmほど行った場所にあります。 こちらは、17~18世紀頃にイエズス教会の宣教師が南アメリカの先住民へキリスト教を布教する為に築かれました。 イエズス会が先住民のグアラニー族に楽器文化を伝えたことがわかる1番大きな大聖堂に描かれた楽器を持つ天使の絵や、10km先の村も見渡せると言われる展望台などがあります。
イグアスの滝周辺 - 広場・公園,自然遺産
”世界三大瀑布”の1つの滝 アルゼンチンとブラジルにまたがる”イグアスの滝”は、最大落差80メートル以上かつ滝幅2.7km、で世界三大瀑布の一つと言われています。”悪魔の喉笛”と言われる滝の観光名所などがあり、滝があるイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されています。
パナマシティ - 寺院・教会
カテドラルは、パナマシティのカスコ・ビエホ(旧市街)の中心にある独立広場に面して建つカトリック教会です。「パナマ・ビエホとパナマ歴史地区」の一部として世界遺産に登録されており、旧市街のシンボルともなっています。 現在のカテドラルは、1688年~1794年という100年の歳月をかけて建設されていますが、英国の海賊により破壊された旧カテドラルから3つの鐘が移設され、外壁には真珠島の真珠が埋め込まれており、外から見るだけでも十分楽しめます。スペイン植民地時代のコロニアル調の街並みを散策しながら景色を楽しめる場所で、写真撮影スポットとしても人気。 教会内部は荘厳な雰囲気で、色鮮やかなステンドグラスに心癒されることでしょう。
ケレタロ - 文化遺産,旧市街・古い町並み
旧市街歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されているスポットで、セネア公園を中心に教会などの歴史的な街並みが広がっています。コロニアル時代の面影が残っており、散策するだけでも楽しめます。 そんな歴史地区にはホテルやレストランも多いので観光の拠点にぴったりです。タコスやメキシコ版サンドイッチのトルタなど、メキシコグルメも堪能できます。 また、歴史地区は日中はもちろん、夜も楽しめます。教会などがライトアップされ、昼間とは違う幻想的で賑やかな雰囲気になります。
アレキパ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
火山岩で造られた“白い街” 近郊で採れるという、白い火山岩で作られた建物が並ぶ、歴史的な美しい街。ミスティ山 など、いくつかの万年雪を戴いた高峰に囲まれている。2000年には世界遺産にも登録された。見どころは、アーチ状の建物が美しいアルマス広場や歴史あるサンタ・カタリナ修道院など、。リマほどの騒々しさはなく街の中心部に集中しているので、1日あれば見どころを回れる。
オアハカ - 文化遺産
ミトラ遺跡はメキシコのオアハカで見応えのある遺跡です。遺跡の規模はコンパクトですが、雷文デザインのモザイク装飾を施した美しい建築群を見られます。 ミトラ遺跡はモンテ・アルバンの最盛期にあたる紀元300年から400年ころにサポテカ族により建設が始まったといわれており、モンテ・アルバンは紀元800年ころに衰退しましたが、ミトラはその後、サポテカ族の中心地として繁栄し、やがて勢力を強めたミシュテカ族が支配しました。 遺跡の壁面にはびっしりと雷文のモザイクが描かれており、遺跡内には高い位の人が利用していた部屋や地下には墓所もあり、気軽に見学できます。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
戦士の神殿は、メキシコのチチェン・イッツァに位置ます。チチェン・イッツァの戦士の神殿で、マヤ文明の象徴的な建物です。ククルカンのピラミッドのそばにあり、エル・カスティージョの隣に位置し無数の柱が建っています。チチェン・イッツァのなかでも有名な遺跡として知られ、千本柱の神殿と呼ばれる石柱が並んでいます。 階段の上には生贄の心臓を置いた、チャック・モールと呼ばれる台座があります。現在は神殿内まで入ることはできませんが、見上げると階段の上にチェックモールを見ることができます。当時は柱の上にも屋根があったとされ、マヤ文明の偉大さを感じられる遺跡です。
チチェン・イッツァ - 史跡・遺跡,文化遺産
尼僧院は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。旧チチェン・イッツァの奥の方にあり、エル・カステージョから進んで一番突き当りにある建物です。7世紀頃の旧チチェン遺跡のものと言われており、尼僧院と名づけられていますが、かつてどのように使われていたのか用途は不明になっています。 建物自体はとても大きく、プウク様式と呼ばれる独特のデザインが施された壁の精細なレリーフが見事です。象の鼻の様なものを持つチャーク神や、ジャガーの様な顔をした人間のレリーフなどが彫刻されています。壁の見事なレリーフを見るだけでも価値があります。
オアハカ - 洞穴・鍾乳洞,文化遺産
ヤグール遺跡はメキシコにある遺跡の1つで、ミトラ遺跡と共に2010年に世界遺産に登録されたスポットです。 8世紀から12世紀にミステコ人の中心地として栄えた場所で、アメリカ大陸最古とされる植物の栽培跡や、メソアメリカ文明の生活様式の変化を伝える遺跡です。オアハカ最大の球技場があり、裏山に登るとしっかりと整備された遺跡全体を見渡せます。ミトラ遺跡とはまた違う構造で、オアハカで遺跡巡りをするならぴったりです。 ヤグール遺跡の後方には先史時代の人々が生活していたと言われている洞窟群もあり、洞窟の上部の壁にはどうやって描いたかわからない壁画も描かれています。
オアハカ - 史跡・遺跡,文化遺産
モンテ・アルバン遺跡は、オアハカの街の中心部から西へ車で30分ほどでアクセスできるスポットです。 1987年には世界遺産として登録されており、42k㎡もの巨大な遺跡跡を見学できます。遺跡は紀元前500年ごろからのものと考えられており、敷地内では神殿や天体観測上、遊技場など、多彩な遺跡が残されています。特に、いたるところに残されている基壇は徒歩で上部へ登ることができ、頂上からは開放的な景色を眺めることができます。階段は急こう配の作りになっているので、歩きやすい靴での訪問がベター。 全てを見て回るには体力を使うスポットですが、遺跡の前には売店もあり、飲み物の購入が可能です。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
ジャガーの神殿は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。チチェン遺跡内のメインの広場にあり、球戯場の東壁に造られたのがジャガーの神殿です。マヤ人にとってジャガーは強さの象徴で、畏怖の対象であり神格化された動物で崇拝の対象でした。 ジャガーの神殿にある像は風化されて小さくなってしまったためか、強いイメージというより小さくて可愛らしい印象でちょこんと鎮座しています。石の彫刻や鷲とジャガーが心臓を食べている様子が彫られている壁の細かいレリーフなど、見ごたえがありマヤ文明の歴史を感じることができます。
リマ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
リマ歴史地区は、いくつもの歴史的建造物が立ち並ぶ旧市街であり、世界文化遺産にも登録されているスポットです。ホルヘ・チャベス国際空港から車で約15分の所に位置しています。 ペルーの首都でもあるリマは、国の政治・経済・文化の中心です。その歴史は深く、歴史的に貴重で価値があり、ぜひ見ておきたい建造物も多いです。 代表的なスポットのひとつがサント・ドミンゴ教会・修道院。1549年に建立されました。現在でも外観は建立された当時のままの荘厳な姿が維持されている貴重な建物であり、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
ハイチ - 文化遺産
シタデル・ラフェリエールは、ハイチ北部ミローにあるラ・ファリエール山頂約970mの高さにある西半球最大の要塞です。ハイチを独立に導き自らも王として君臨したアンリ・クリストフが、フランスの再侵攻から国を守るため1805年からおよそ12年かけて築きました。 その堂々たる佇まいはハイチのシンボルとしても愛されており、切手や通貨などのデザインにもなっています。また1982年には「国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ」の名前で、ハイチ唯一の世界遺産にも登録されました。 シタデル・ラフェリエールはカパイシャン国際空港から車で約6時間。ただしミローからはガイドを雇ってラバでの移動が一般的です。
リオデジャネイロ - 文化遺産
自然と人が創り上げた"景観" 「カリオカ」の由来は、発見当時住んでいたポルトガル人達の家が皆白壁の家だったため、先住民の言葉で「白い家=カリオカ」がリオ デ ジャネイロの別称となった。コルコバードの丘からの眺望や、パンデアスーカルからの夜景などの自然と人が創り上げた景観は、2012年についにユネスコ世界遺産へと登録された。ヘリコプター飛行による観光も行われている。
スクレ - 旧市街・古い町並み,文化遺産
古都スクレはボリビア南部に位置する標高およそ2800メートルの場所にある街です。首都ラパスからは飛行機で40分ほどでアクセスできます。 スクレは16世紀の植民地時代に、ポトシで産出した銀を管理するためにスペイン人が建設した場所。街の名前の由来は、独立宣言後に初代大統領ホセ・デ・スクレの名からとってスクレになったといわれています。 街はコロニアル調の白い壁に赤い屋根が特徴的な建造物が美しく、白い街とも呼ばれています。サンミゲール教会やサンフランシスコ教会、サンタ・クララ修道院など歴史的建造物も多く、1991年に世界遺産に登録されています。
チチェン・イッツァ - 文化遺産,史跡・遺跡
球戯場(ペロータの球戯場)は、メキシコのチチェン・イッツァに位置します。メソアメリカ最大の球戯場で、全長150メートルあります。豊穣の神に祈りを捧げる宗教儀式として競技が行われ、地上6メートルの塀に小さな石造りのリングが埋め込まれています。 この競技は天然ゴムでできた球を肘・腰・足だけを使い、リングに入れて競い合うぺロタと呼ばれる球戯です。勝敗いずれのチームかははっきりしませんが、キャプテンが生贄として捧げられたと言われ、その様子が球戯場の壁画として残されています。試合が白熱するほど、雨が降って豊作になると信じられていました。球戯場で声を出したり手を叩くと、山びこのように反響します。
イグアスの滝周辺 - 広場・公園,自然遺産,滝・河川・湖
"世界三大瀑布"のひとつ 数え切れないくらいの滝が何本も流れ落ち、ダイナミックな景観で知られるブラジルを代表する滝。特に雨季の時期に訪れると、水量が凄まじくその迫力に圧倒される。滝のすぐ近くまで行くなら、濡れてもいい服装やレインコートが必要。ボートで近くから見られるツアーや、ヘリによるツアーもある。上空からは、濡れずに全景が眺められるのでオススメ。
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