エズは、ニースから12km、モナコから8kmのところに位置するコート・ダジュールの村です。約9平方キロメートルの面積に3,000人ほどの人が住んでいます。エズは毎年春にフランスで開催される「パリ~ニース(Paris-NNice)」という自動車ロードレースの終着地点として知られています。最終フィニッシュであるニースの目前で、この村にあるエズ峠が毎年のようにコースに組み込まれています。そして、ピンクのブーゲンビリヤが咲き乱れる石畳の迷路のような路地を抜ければ、丘の頂上から地中海の美しい景色を眺めることができます。町には香水製造所や買い物ができるアートギャラリーが並びます。またコート・ダジュールの岩山の上にある小さな村を、ほとんどの家が南を向いている事や敵の襲来を早く見つけられる事に喩えて「鷲の巣村」という愛称で呼ぶことがありますが、エズは「鷲の巣村」の代表的な存在です。
エズ - 高級ホテル
エズ(Èze)は、フランスの南東部、ニースとモナコの中間に位置する街です。「地中海が見える中世の鷲の巣村」と呼ばれており、街の中心地からは15分もあれば海に到着します。アクセスは、ニースから路線バスに乗るコースが便利で、82番・83番・112番とあり、タクシーよりもコスパに優れているのでおすすめです。中世の雰囲気が漂う素敵な街で、迷路のような道や階段、夕方にはオレンジ色に染まる街並みと、ロマンチックな旅になること間違いなしです。エズには、香水の老舗フラゴナールの工場もあり、香水に負けない人気のローヤルゼリー配合のフェイスクリームや、モロッコで育つアルガンの実から採れた万能保湿薬アルガンオイルが大ブームになりました。そんなエズで、おすすめの高級ホテルを紹介します。
エズ - アクティビティ・体験
フランスの南部できれいな景色が見られるところとして有名なところといえばコート・ダジュール地方が有名です。コート・ダジュールは正確には南フランス地方の海岸線沿いのことを指しますが、同じような絶景を堪能できることから、モナコの海岸線、更にはイタリアとの国境近くの海岸線までもがコート・ダジュールと呼ばれたりすることもあります。切り立った崖や岩山の上に作られた小さな村が点在しており、これらの村々は崖に立つ様子から”鷲の巣村"と呼ばれています。中世から今も美しく保たれており、モナコ近郊のエズが代表格として有名。大変美しい街並みが望めるのですが、道中は狭い道なども多く、現地での移動はなかなか大変です。そんなときにツアーは便利です。現地の運転に慣れていない方でも、安心してコート・ダジュールの絶景を楽しめる現地ツアーを紹介します。
エズ - 観光
エズは、フランス南東部に位置している村で、地中海を見下ろす高台に位置しており、かつては要塞の役割も果たしていました。現在は、「芸術と美食の村」とも言われており、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気の観光地になっています。 街の中には、細い坂道が続き、両脇にはお土産物屋やアートショップ、レストランなどが軒を連ねています。どこをとっても絵になる街で、インスタ映えも間違いなし!海沿いならではの新鮮なシーフードを使用した料理が名物で、雰囲気の良いフレンチレストランやカフェも豊富です。 今回は、そんなエズでおすすめの観光スポットを紹介します。
エズ - 観光
エズの旧市街は、鷹の巣村エズの観光の中心となる、中世のたたずまいを残す散策街です。石造りの建物がひしめきあい、石畳の細い小道が迷路のように入り組んだ街並みは、どこをとっても絵になります。道沿いのお土産屋さんの看板も可愛らしく、ベランダには色鮮やかな花が咲き誇っていて、おとぎの国のような美しい風景を楽しみながら散策できます。 街の中に車は入れず、バス停や駐車場から坂を上っていきます。旧市街自体はあまり大きくなく、20分も歩けば1周できるでしょう。街中には急坂や階段も多いため、歩きやすい靴で行くのがオススメです。
エズ - 寺院・教会
聖母被昇天教会は、エズ村の中腹にある、黄色い壁が可愛らしい、歴史あるバロック様式の教会です。街の端の方、駐車場のすぐ上に位置し、誰でも自由に入場できます。1764年〜1778年に建設され、街のシンボル的な存在となっています。青い時計盤が目をひく高い時計台は、街のどこからでもすぐ見つけることができます。 外観はエズの街に溶け込む素朴な雰囲気ですが、教会内に入ると壮麗さに魅了されます。美しい天井画や絵画、精巧な装飾が施された壁や柱は見応えがあります。 教会の入口横からは、パノラマの景色を見ることができます。
エズ - 観光
ニーチェの道は、海岸近くから鷹の巣村エズまで続く登山道です。多くの観光客は車やバスでエズ村に向かいますが、電車駅から歩いていく方法もあります。エズ村への鉄道の最寄り駅は「Eze bord de mer」で、海岸近くに位置します。ここから標高420mのエズ村まで、ハイキングコースが設けられています。この道を哲学者ニーチェが考えごとをしながら登ったと言われ、「ニーチェの道」と名付けられています。 勾配がきつく本格的な登山道なので、歩く際は登山靴などの準備が必要です。途中には海を見下ろす絶景も見られます。 登りは1時間半、下りは1時間が目安とされています。
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