このページではアフリカにある建築を紹介しています。建築は観光を楽しむ上で欠かせない要素ですよね。それぞれの時代精神を反映した建築様式やデザインを前にすれば、思わず心を奪われてしまいます。稀有な建築様式や、地域の歴史を反映した建物には、ユネスコ世界遺産に登録されているものも多くあり、観光名所になっています。ドイツのケルン大聖堂はゴシック様式としては世界最大級の建築で、重厚な存在感と美しいステンドグラスが特徴です。クメール建築の傑作であるアンコール・ワットや、インド=イスラーム文化の代表的建築として名高いタージ・マハル、キリスト教と土着神話のそれぞれの特徴が融合されたノルウェーのスターヴ教会も有名です。表現主義建築と言われるアイスランドのハットルグリムス教会は、噴き上がる溶岩をイメージした建物で人気を集めています。
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アフリカの国
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ケロアン - 史跡・遺跡
シディ サハブ霊廟は、グランドモスクの西側に位置します。名前の由来は、シディ=聖、サハブ=友人といった意味からです。 預言者として知られたムハンマドの友人、アブ・ザマエル・ヴェラウィ(ムハンマドの床屋)を埋葬しています。彼はいつもムハンマドの顎ひげを持ち歩いていたというエピソードを持ちます。 シディ サハブ霊廟は、白い漆喰の透かし掘りと、アンダール様式のタイルを使ったモザイクが大変美しく、アラベスク模様が天井から壁、床までをもおおう素敵な場所です。心引かれる美しさと、落ち着いた雰囲気を見事に兼ね合わせた空間になっています。
ナイロビ - 建築,歴史スポット
ナイロビ国立公園のメインゲートのすぐ横にあるナイロビ動物孤児院。ここにはライオンやチーター、ヒョウ、ハイエナなど、ケニア各地から育児放棄や怪我などが原因で孤児となった様々な動物たちが集められ、人間の手で育てられています。 檻の中で飼育されている動物を見ることができ、動物園のような雰囲気。かわいい赤ちゃんが保護されていることもあります。人に慣れている動物が多いので、食事中のチーターに触ったりすることも可能。 動物の保護を目的としているため、数や種類に偏りがありますが、動物たちを間近で観察できるので動物好きにはたまらないスポットです。
マラケシュ - 史跡・遺跡
マドラサ ベン ユーセフ学院は、マラケシュにある、かつてのイスラムの神学校。モロッコには多くの神学校がありましたが、マドラサ ベン ユーセフ学院は、モロッコのみならず、北アフリカでも最大の規模を誇っていました。 学校ができたのは1565年で、サアード朝のスルタンであったアブダラー・アル・ガリブが設立に尽力しました。大きな見どころは、アラブ・アンダルシア様式の建物。 外壁には精緻な装飾が施され、下部には色鮮やかなタイルも貼り付けれており、学校とは思えないほどの美しさ。內部には生徒が生活していた寄宿舎がそのまま残っており、当時の雰囲気を今に伝えています。
フェズ - 建築
ブー ジュルード門はモロッコのカサブランカに位置し、モロッコのフェズ・エル・バリにあるフェズ最大の城門で西の玄関になっています。旧市街と新市街を隔てる城壁にある門のうちの1つで、3つのU字のアーチが特徴のムーア式の建築です。外側は青色、内側は緑色の精緻なアラベスク紋様が施された美しい門で、青色はフェズの街を表し緑色はイスラムを表しています。 フェズのランドマーク的な門で、門を抜けると旧市街に入りたくさんのお店が建ち並んでいます。メディナの中で迷った場合はこの門の場所を尋ねると安心で、門を目印に散策しましょう。
フェズ - 史跡・遺跡
アッタリーン マドラサはモロッコのネジャーリンに位置し、ブージュルード門近くの旧市街内にあります。1325年に建てられたマリーン朝時代のウトマーン2世により創設された神学校です。幾何学模様のモザイクやアトラス杉の素晴らしい彫刻が施されてた精巧な装飾は、中世イスラム建築の傑作とも言われています。 中庭から見える大理石の噴水も素晴らしく、ステンドグラスも美しいです。異教徒はモスク内部には入れませんが、神学校は見学可能なためイスラム建築を堪能できるおすすめのスポットです。
ケロアン - 建築
アグラブ朝貯水池は、ケロアンに造られた貯水池で、今も市民の貴重な水源とされています。 9世紀のアグラブ朝時代には大小2つが1セットとなり、7セット14個の貯水池がありましたが、今は2個が残るのみです。大きさは深さ5mと7mの池。人口増加による水不足を解消するために建設されたもので、水はケロアンの西36km の地点シェリシュラ村から運び浄化用の貯水池から14大小の貯水池へと流されます。 この貯水池は造られた当時は最大級で最高の技術を取り入れたものでした。長い年月を経て、今でも市民の生活を守り抜く偉大なる貯水池なのです。
スース - 建築
スースのリバトは、スース旧市街地に残る城壁にあります。1988年に世界遺産となったスース旧市街の中でも最古の建物です。 街を囲む城壁の北端に位置し、リバト(見張り台)は高さ38mの塔の形をしています。有料ですが、中に入りスースの街や美しい地中海を眺めることも可能です。 リバトの役割は、地中海を使いやってくる外国からの船からスースの港を防衛することでした。後にはイスラム教の礼拝にも利用されるようになり、2階部分はイスラム教徒の住居にもなっています。スースの街を守り続けたリバトで、今も昔も変わらない風を感じてみるのもおすすめです。
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