全国3番目の広大な面積を誇る福島県は、自然あふれる魅力的な観光地がたくさんあります! 透明度が高く有名な「猪苗代湖」や、人気観光スポットの「あぶくま洞」、「三春滝桜」などは、自然を満喫できる観光スポットとなっています。また、「鶴ヶ城」や、「さざえ堂」を代表とする史跡・名所めぐりもおすすめです。そのほかにも、温泉や、家族で遊べるファミリー観光スポット、スポーツ施設などがあります。今回は、そんな福島県の「ここ行きたい!」と思わせるような、定番観光地をまとめてご紹介します。福島県へ観光に行く際には、ぜひ参考にしてみてください。
縄文時代にまで遡るほどの長い歴史を持つ飯坂温泉は、奥の細道を旅する途中で俳人松尾芭蕉も立ち寄ったとされる古湯です。温泉郷には日帰り温泉から温泉宿、足湯まで温泉を楽しめる多彩な施設があります。特に昔ながらの湯小屋を再現した「鯖湖湯」は、趣ある雰囲気の中で名湯に浸かれるスポットして評判。近郊に足をのばすと果樹園も多数点在しており、世代を問わず旬の味覚を堪能できるのも魅力です。
ゆったりと広い公園内に16世紀の西欧をイメージした美しい建物が点在する「四季の里」は、福島県の自然や文化を五感で楽しめるスポットです。巨大なアスレチックや、工場直送のビールを味わえるレストラン、こけしの絵付け体験など、思い思いのレジャーを満喫できます。周辺エリアのウォーキングや春祭りといったイベントも随時開催。自家製のジェラートの販売所も見られ、一日中でも楽しめます。
福島市中心部の北側に位置する信夫山公園は、信夫山のふもとにある桜の名所です。いくつもの遊具が備わっており、一年を通して小さな子供連れに人気。かつては山岳信仰の場として篤い信仰を集めていた山中には、複数の神社や展望台も点在しており、夜景スポットとしても評判です。春には桜まつりも催され、数多くの露店やライトアップされた桜を楽しむことができます。
映画『フラガール』の舞台として知られるスパリゾートハワイアンズ。常夏を思わせるドーム6個分もの広大な施設の中で、巨大スライダーのあるプールや情緒あふれる温泉などをたっぷり楽しめます。日本におけるフラダンス発祥の地でもあり、フラの歴史に触れたり、ダイナミックなショーやイベントを観賞したりできるのも魅力です。日帰りはもちろん、宿泊棟もあるので泊りがけで満喫することもできます。
古くから炭鉱の町として発展してきたいわき市にある「いわき市石炭・化石館」は、採炭の歴史や、数々の化石資料を展示している資料館です。エントランスロビーでは、市内で発掘されたフタバサウルス・スズキイの化石が出迎えてくれます。時代ごとに異なる石炭坑道の様子をリアルに再現した模擬坑道も見どころのひとつ。屋外には実際に使用されていた機器や、坑道への入り口、岩石園なども見られます。
いわきマリンタワーは、小名浜港の東端に広がる三崎公園の一角にそびえる展望塔です。海抜106mの場所に位置する展望室からは、総ガラス張りの向こうにいわき一円を一望することができます。さらに屋上に設けられたスカイデッキでは、潮風を受けながら360度の大パノラマを楽しむことが可能。野外音楽堂やバーベキュー広場といった周辺の施設と合わせてワクワクするような体験ができます。
太平洋に臨む岸壁に佇む塩屋埼灯台は、海の青と灯台の白とのコントラストが美しく「日本の灯台50選」にも選ばれている灯台です。全国的に珍しい「登れる灯台」でもあり、最上階から眺める大海原は圧巻。潮風を感じながら眺める心洗われるような絶景は多くの人々を魅了しています。歌手、美空ひばり氏の『みだれ髪」の舞台にもなっており、灯台のふもとに設けられた歌碑も見どころです。
会津若松の中心部から少し離れた場所に位置する会津武家屋敷は、会津藩の家老西郷頼母邸を再現した屋敷を中心に、歴史的な建造物が集まっている観光スポットです。「会津歴史資料館」や、重要文化財となっている「旧中畑陣屋」をはじめ見どころが多く、往時の暮らしぶりを想像しながら散策できます。赤べこ、起き上がりこぼうしなどの絵付け体験もでき、大人はもちろん、子供も会津の文化を楽しむことが可能です。
1796年に建立した「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」は、「さざえ堂」の名で親しまれているお堂です。高さ16.5mの建物は六角三層の造りで、内部は2重らせんのスロープが設けられた特殊な構造。かつてはこのスロープ沿いに西国三十三観音像が安置されていて、三十三観音巡りができるスポットとして知られていました。上りと下りで通路が異なる一方通行の不思議な構造は世界的にも注目されており、「ミシュラングリーンガイド東北版」でも星を獲得しています。
飯盛山は、会津若松市の東部に位置する小高い山です。会津藩の少年部隊、白虎隊がこの山で自刃したことで知られており、「白虎隊十九士の墓」には毎年多くの観光客が訪れます。その他にも国の重要文化財「さざえ堂」や市の天然記念物「太夫桜」をはじめ、山上には見どころが豊富。山頂まで続く183段の石段の横には動く坂道「スロープコンベア」も設けられており、足に自信がない人も気軽に登ることができます。
七日駅の前に位置する阿弥陀堂は、1603年に開かれたとされる寺院です。敷地内には戊辰戦争に散った藩士たちが埋葬されており、元新選組として有名な斎藤一の墓があることでも知られています。また、敷地内に見られる「御三階」はかつて鶴ヶ城の本丸内にあった建物を移築した見どころのひとつ。外観は3階建てなのに内部が4層になっており、密議の場として使われていたとされています。
主要道路が通る七日町通り。毎月七日に市が立っていたのが名前の由来とされており、藩政時代から昭和の前半にかけて、会津一の繁華街として賑わいを見せていました。一度は衰退したものの、蔵造りの店舗や洋館が軒を連ねるレトロな通りが観光地として評判となっています。みそ田楽、地酒といった郷土の味覚や、絵ろうそく、会津木綿をはじめとする工芸品を扱う店舗も多く、趣ある雰囲気とともに会津文化も楽しめます。
JR喜多方駅から歩いて行ける距離にある「会津喜多方ラーメン館」は、会津名物である喜多方ラーメンの直営店です。館内には定番の人気商品から自家製の本格チャーシュー、作り立ての麺まで、幅広いラーメングッズがそろっておりお土産選びにも最適。ラーメンの製造工程を覗けるミニ工場見学(要予約)や、レトロな屋台でラーメンの試食も楽しめます。観光に便利なラーメンマップが置いてあるのも嬉しいポイントです。
福島県田村市の山中に位置するあぶくま洞は、採石場の跡地から発見された鍾乳洞です。約8,000万年の歳月をかけて創られた全長600mの洞内には、巨大な鍾乳洞や無数の石筍、洞穴サンゴをはじめ珍しい鍾乳石が豊富。ルートは一般コースに加えて探検コースも用意されており、シーンに合わせて選ぶことが可能です。洞内にはワインセラーも設けられていて、ここで貯蔵されているワインやオリジナルグッズを扱う売店も併設されています。
都心からのアクセスも便利な磐梯熱海温泉は、郡山の奥座敷として知られるのどかな温泉地です。南北朝時代、病にかかった「萩姫」が不動明王のお告げによりたどり着いたこのお湯に浸かり、無事に病を癒したという伝説が残されています。肌触りの良い泉質で「磐越三美人湯」にも数えられる美肌の湯として評判。街にはいたる所に壁画やギャラリーカフェといった施設が点在し、アートや自然とともに温泉を楽しむことができます。
郡山の市街地を望む、小高い丘の上に建つ「郡山市立美術館」。地元作家の作品や、イギリスの近代美術品をはじめとする豊富なコレクションを所蔵、展示しています。祝日には常設展が無料で見学できるのも魅力のひとつ。展示は年に4回ほど入れ替わり、何度訪れても飽きません。館内には喫茶店や図書室が併設されており、建物の周辺にもブロンズ像などの作品が点在しているので、郡山の自然とともにアート散策を楽しめます。
「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」は、郡山駅前にある高層ビルの最上階エリアに位置する科学館です。館内見られるプラネタリウムや、宇宙飛行士訓練の疑似体験コーナー、宇宙船の操縦シミュレーションなどで、宇宙を身近に感じることができます。また展示ゾーンでは科学を楽しめるサイエンスショーや、工作体験ができるサイエンススタジオもあり、遊び感覚で科学を学ぶことが可能です。
会津と聞いて、若松城や会津塗りなどの歴史ある伝統品や建物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。会津の中でもそれらを象徴するような場所が今回ご紹介します"大内宿"です。 大内宿は、南会津の山中にある旧宿場であり、写真のように江戸時代からある茅葺き民家の街割りが整然と立ち並んでいます。まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わうことができる場所で、民宿や民家以外にも土産物屋やお蕎麦屋などが多数立ち並んでいます。 ここでは、風情ある大内宿をお散歩する際に是非立ち寄っていただきたいお店やスポットを紹介していきます。
福島県・会津若松市。初めてでもなぜか懐かしい気分になれる、そんな街並みが多く残る会津若松を訪れてみませんか? 長い年月をかけて養分がたっぷりと含まれた肥えた土壌、そして周囲の山々に降り積もった雪から流れる清らかな水が助けとなり、会津のお米、お酒はすばらしい評価を受けています。 古くからの酒造が今も残り、野口英世も愛した街並み、若者からなる白虎隊が活躍し、そして命を落としたのもこの会津若松です。自然や歴史、文化、そしてこの土地ゆかりの人々などをじっくり知ることができる、行っておくべき定番の観光地を10か所ご案内いたします。
福島県の中央部に位置する郡山市は、安積平野を中心に市街地が広がる福島県随一の商業都市です。西は猪苗代湖、東に阿武隈山地、北は安達太良山に接するその美しい街並みは、市内のビッグアイ展望台からも望むことができます。首都圏から新幹線で約80分なのをはじめ、鉄道や東北・磐越自動車道が乗り入れており、そのアクセスの良さから“陸の港”と称される都市です。 郡山と言えば、何と言っても日本屈指の桜の名所の多さで有名です。開成山公園の約1300本の桜、永泉寺の樹齢400年の枝垂れ桜、樹高約20mを誇る越代のサクラなど、バラエティ豊かな桜の見どころがそろいます。そのほかにも、国の天然物記念指定を受けている入水鍾乳洞や馬入新田水芭蕉群生地、あぶくま洞といった大自然を感じられる名所が多数あります。 また、リカちゃんキャッスルや星野村天文台といった家族皆で楽しめるスポットも豊富です。そこで今回は、郡山でまずは行っておくべき定番観光名所をまとめました。観光の際にぜひ参考にしてみてください。
いわき市は福島県南東部・浜通りに位置する、県内最大の面積と人口を持つ都市で、映画『フラガール』の舞台であるスパリゾートハワイアンズやアクアマリンふくしま、福島県唯一の国宝・白水阿弥陀堂などの観光地があります。また市の魚・メヒカリやそれを模したお菓子、3つの酒蔵、「ウニの貝焼き」などご当地グルメも数多くあります。さらに太平洋に面した土地柄、冬でも降雪が少なく天気が安定しているため、ゴルフ好きな人からも注目されているエリアです。そこで今回は、1年中訪れやすいいわき市で行っておきたい観光スポットを44カ所紹介します。海水浴場や寺社仏閣、美しい景観が堪能できる場所が多くあるいわきに足を運んでみてはいかがでしょうか?
福島県会津地方に位置する喜多方は、江戸時代に建てられた味噌蔵や酒蔵など、歴史を感じる建物が残るエリアです。そんな情緒ある喜多方の街並みを楽しむのにピッタリなのが、自転車を改造した「ベロタクシー」! 喜多方観光コンシェルジュ認定ドライバーが運転&案内してくれるので、自分ではなかなか気づけない、路地裏の蔵座敷や風景を楽しませてくれます。 ベロタクシーは1台に大人2人が乗車でき、歩く目線とほぼ一緒の高さから、街の風景を見ることができます。今回は、ベロタクシーで回れる喜多方の観光名所をご紹介します。ゆったりとした大人の旅を満喫したいなら、ベロタクシーを利用してみませんか?
A東京から福島県に訪れる場合、東北新幹線を利用することが出来ます。東京駅から福島駅は東北新幹線を利用して約1時間35分となっています。東京以外の場所からアクセスする場合は飛行機を利用した空路がおすすめです。新千歳空港や伊丹空港から福島空港にアクセスすることができます。福島空港からはリムジンバスを使用して市内へアクセス可能です。
A出発地や滞在日数などによって費用は異なりますが、1泊2日のスケジュールで交通費と宿泊費を合わせた場合の旅行費用は20,000円から30,000円となっています。当日の飲食代やタクシー代・バス代、お土産代などを合わせて50,000円前後を用意しておくと安心です。宿泊施設や交通手段によって費用を節約することも可能なので検討してみてください。
A福島旅行は1泊2日の旅行でも十分楽しむことが出来る旅行先です。週末を利用した旅行にもおすすめの旅行先となっています。山形全域の観光スポットを巡りたい場合や、温泉に浸かってゆっくり身体を休めたい場合、ウィンタースポーツを楽しみたい場合は2泊3日以上の旅行が人気です。旅の目的に合わせてスケジュールを調整してください。
A福島旅行のベストシーズンは春です。気候が落ち着き始める3月から5月辺りは暖かな陽気の中で観光を楽しむことが出来ます。会津若松エリアでは桜と鶴ヶ城の美しい情景を楽しむのがおすすめです。秋には山々が美しく色づくため、紅葉を楽しみたい場合には秋の旅行もおすすめとなっています。冬場はウィンタースポーツを楽しむことが出来ます。
A四季を通じて楽しむことが出来る福島県ですが、春や秋には観光客が特に多くなっています。混雑を避けたい場合はベストシーズンを外して旅行に出かけましょう。ベストシーズンに旅行したい場合は金曜日、土曜日、日曜日などの週末を外した平日にスケジュールを組むのがおすすめです。長期休暇明けなども狙い目の時期と言えます。
A福島のおすすめ観光スポットは会津エリア、中通り、浜通りに分けることが出来ます。会津エリアであれば上記した鶴ヶ城や七日町がおすすめです。会津芦ノ牧温泉や湯野上温泉にも立ち寄ることができます。中通りは果物狩りが出来るスポットが集まっていることが特徴です。浜通りにはアクアマリンふくしまやシーサイドエリアがおすすめスポットです。
A福島旅行に行くにあたって特別な服装は必要ありません。季節に合わせた服装を準備しておけば安心です。春先や秋は昼夜の寒暖差が見込まれるので肌寒く感じた時にサッと羽織ることが出来る上着を用意しておくことをおすすめします。冬場に旅行する場合にはヒートテックを下に着込んだり、温かいコートを用意して防寒対策を行っておきましょう。
A福島旅行に特別必要な持ち物はありません。移動時間が長くなりそうな場合は時間を潰せるタブレットや本などを用意しておくことをおすすめします。その他には突然の雨に備えた折り畳み傘やカッパなどの雨具を用意しておくと安心です。現地でお土産など買った時に使うエコバッグや手提げ袋を用意しておくと買ったものをしまっておけます。
A福島旅行で外すことが出来ないグルメと言えばふくしま餃子や喜多方ラーメンです。地元民も愛するソウルフードなので味わってみてください。その他にも会津ソースカツ丼や白河ラーメン、浪江焼きそばといったグルメも福島旅行で人気のグルメです。少し小腹がすいた時におすすめなのは名代カジキ屋のカジキメンチで、アクアマリンふくしまでも購入できます。
A福島旅行に出かける際にもコロナ対策が必須です。マスクを着用して3密を回避して行動するようにしましょう。公共交通機関を利用する際や観光地に足を運ぶ際、飲食店を利用する時には現地の方々に迷惑がかからない配慮も大切です。新型コロナウイルスの影響により、臨時休業をしている飲食店や観光地もあります。営業時間と合わせて確認しておくと安心です。