本州最西端にある山口は、奈良時代から海上からの防壁としての役割を持ち、江戸時代には長州藩として吉田松陰や伊藤博文など、明治維新に深い関わりがある人物を多く輩出するなど、日本の歴史上、重要な地域でした。そして東以外の三方を海に囲まれ、県中央部には山地もある自然に恵まれた地で、隠れた絶景も多く存在します。そこで今回は、山口のおすすめ観光スポットを紹介していきます。山口出身の有名人にまつわる場所や史跡・自然の神秘を感じられる場所に最新エリアまで、フグや関門海峡・壇ノ浦だけでない、山口の魅力が満載です。今まで興味がなかった人も山口観光に行きたくなること間違いなしです。
山口市にある瑠璃光寺は、日本三名棟にも選ばれている美しい五重塔が見どころの寺院です。境内は香山公園とも呼ばれており、桜や梅の名所としても有名。1442年に建てられた五重塔は、大内文化を代表する優雅な造りが秀でていると評判で、国宝にも認定されています。夜になると五重塔のライトアップも行われており、山口観光には欠かせない地域のシンボルとして多くの人々が訪れています。
山口サビエル記念聖堂は、キリスト教カトリック教会の聖堂です。宣教師フランシスコ・ザビエルが山口で布教活動を始めて400年となるのを記念して、1952(昭和27)年に建てられ、多くの市民に親しまれてきました。元々はザビエルの生家、ザビエル城を模した建物でしたが1991(平成3)年に全焼。現在見られるのは1998(平成10)年に再建されたもので、モダンな外観が特徴です。施設内には日本における布教の歴史をうかがえる資料や珍しいパイプオルガンなども見られ、観光スポットとしても注目されています。
常栄寺雪舟庭は、本堂の北面に広がる池泉廻遊式庭園です。常栄寺は室町時代の大名、大内氏の第14代目当主政弘が別邸として建てたものとされています。政弘は画僧として知られる雪舟に築庭させ、禅味あふれる雪舟庭が造られました。池や滝、石などが配された水墨画のような庭園には3か所のビューポイントがあり、それぞれに趣の異なる景観を楽しむことが可能です。
香山公園は、国宝である瑠璃光寺五重塔の周辺に広がる公園です。敷地内には五重塔だけでなく、倒幕の密議が開かれたとされる「露山堂」や「枕流亭」といった史跡、山口にゆかりのある銅像や歌碑など見どころが点在。歴史と文化を感じながら散策を楽しめます。桜や梅の名所としても知られており、四季折々の花を堪能できるのも魅力です。
山口県下関市から角島(つのしま)へと延びる角島大橋は、コバルトブルーの海の上を走る全長1,780mの橋です。通行無料の橋の中では日本有数の長さを誇り、2000(平成12)年に開通して以来、周辺の景観と調和した景勝地としてドライブなどにも人気です。橋の両側は公園として整備されており、フォトジェニックな橋の雄姿を撮影することができます。
下関市立しものせき水族館「海響館」は、目の前に関門海峡が広がる抜群のロケーションに佇む中国地方最大級の水族館です。100種類以上にも及ぶ世界のフグや、シロナガスクジラの骨格標本、関門海峡を再現したトンネル状の水槽など、この地域ならではの展示も豊富。アシカとイルカのユニークなショーや、リアルなペンギンの生態を観察できるペンギン村も注目されている見どころです。
朱塗りの水天門がひときわ目を引く赤間神宮は、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れ入水したとされる安徳天皇を祭神として祀る神社です。平家の武将たちの怨霊が現れる怪談「耳なし芳一」の舞台となったことでも知られており、境内には「芳一堂」や、平家一門を祀る「七盛塚(ななもりづか)」が見られます。宝物殿には「長門本平家物語」や「源平合戦図」といった貴重な史料を展示。平家の盛衰に思いをはせながら散策や見学をすることが可能です。
下関の壇ノ浦と北九州の門司とを結ぶ関門橋は、全長1,068m、高さ約61mの巨大な吊橋です。1973(昭和48)年に開通した時には東洋一の長さを誇っていた橋で、グリーングレーの色味が周辺の自然や景観とよく調和しています。門司側には海沿いを走る散策路「めかり観潮遊歩道」が設けられており、橋の雄姿を望みながら散策や写真撮影を楽しめるスポットとして人気です。
海峡ゆめタワーは、灯台をイメージして造られた下関のシンボルタワーです。153mという西日本有数の高さを誇っており、最上部には360度見まわすことができるガラス張りの球場展望室を完備。下関の街並みから関門海峡、北九州までを一望することができます。山口で初めての「恋人の聖地」に選ばれたスポットでもあり、デートなどにも最適です。
山口県長門市の海岸沿いに位置する元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社は、1955(昭和30)年に建立された神社です。123基にも及ぶ赤い鳥居が海岸沿い100m以上に渡ってずらりと並んでおり、絶景スポットとして注目を集めています。またこの海岸に波が打ち付けられた際、海水が20m以上吹き上がる現象を「龍宮の潮吹き」と呼び、自然の力強さと激しい龍の息吹を思わせる神秘的な光景がパワースポットとしても評判です。
山口県萩市の松陰神社の敷地内に佇む松下村塾(しょうかそんじゅく)。元々は吉田松陰の叔父である玉木文之進が開いた私塾だったもので、1857(安政4)年に吉田松陰が引き継いだと言われています。わずか1年ほどの間に久坂玄瑞や高杉晋作、伊藤博文、山形有朋をはじめ、後に明治維新の原動力として活躍した人物を多く輩出しており、歴史的にも重要な役割を果たした場所として世界遺産にも登録されています。現在は松陰の石膏像や肖像画が飾られた講義室などを外から自由に見学でき、当時の様子に思いをはせることが可能です。
長門市の向津具(むかつく)半島に位置する千畳敷は、標高333mのエリアに広がる草原です。見晴らしの良い高台から望む、果てしなく広がる日本海と空の大パノラマは圧巻。周辺にはサザンカやツツジ、菖蒲などが見られる公園もあり、潮風を感じながら散策も楽しめます。夜に無数の漁火が日本海に浮かぶ、幻想的な景色も必見。アウトドアスポーツやハングライダーといったアクティビティも行うことができ、思い思いに充実した時間を過ごせます。
向津具半島の丘陵地帯に位置する東後畑棚田は、約600haものエリアに棚田が広がっている景勝地で、日本の棚田百選にも選ばれています。棚田の向こうに日本海を望むことができるため、夕方から夜にかけての時間帯になると遠くにイカ釣り漁船の光が無数に輝く幻想的な光景を見ることが可能です。田に水が入る5月~6月にかけての時期になると、棚田の表面が夜の光を受けて美しく浮かび上がるため、特に美しいと多くの写真好きが集まります。
萩市は毛利輝元によって1604年に萩城が築かれて以来、260年に渡り城下町として栄えてきました。現在でも城の外堀周辺には当時の面影を色濃く残す町並みを散策することができ、萩城城下町として国指定の史跡や世界遺産にも登録されています。黒板塀やなまこ壁など、昔ながらの風情ある町の中には、木戸孝允の生家や高杉晋作誕生の地、伊藤博文ゆかりの寺院など、見どころも点在。着物をレンタルしたり、人力車に乗ったりしてより城下町の雰囲気を満喫しながら観光することもできますよ。
防府天満宮は、全国に1万2千社ほどある天神社の中で、最も初めに創建された天神さまとして知られています。広い境内には食事やお土産選び、休憩などができる「紅梅殿」や歴史ある史跡「大専坊」、長州藩初代藩主、毛利秀就が寄進したという石鳥居など見どころが豊富。参道には高杉晋作や山県有朋、坂本龍馬といった維新志士たちも訪れたという旅籠が見られ地域の歴史を感じながら散策を楽しめます。
山口県防府にある阿弥陀寺は、あじさいの名所として親しまれている寺院です。1180年に焼失した奈良東大寺の復興を目指すため、周防別所として1187年に建立されました。境内には約80種4,000株ものあじさいが植えられており、シーズン中には情緒あふれる景観の中を参拝できます。また、切妻造の茅葺き屋根が趣深い「仁王門」や、国宝をはじめ貴重な美術品を所蔵、展示する「宝物館」、東大寺用材の伐採に従事する人のために造られた「石風呂」など、見どころも豊富です。
1916(大正5)年に造られた毛利氏庭園は、旧長州藩主、毛利氏の邸宅として20年の歳月をかけて造られたレトロな邸宅です。大正ロマンを感じられる本邸や、ひょうたん池を中心とする風光明媚な庭園など見どころが豊富で、当時の栄華に思いをはせながら散策を楽しめます。貴重な美術品や史料約2万点を所蔵、展示する毛利博物館も併設されており、合わせて見学するのもおすすめです。
周防国分寺は、741年に出された聖武天皇の詔により、国家と国民の幸せを祈願して約60か所に造られた国分寺のひとつです。国の重要文化財にも指定されている壮麗な金堂や、重層入母屋造りの仁王門など、見ごたえのある建造物が境内に点在。厄や災いを「滑り落とす」という意味が込められた130本のさるすべりも見どころで、毎年8月頃には境内を鮮やかに彩ります。
防府市の東部に位置する大平山山頂公園は、西日本随一のツツジの名所として知られる公園です。園内は「展望広場」「多目的広場」「芝生広場」「遊びの広場」の4つのエリアに分かれています。巨大なコンビネーション遊具やアスレチック遊具も備わり、親子連れにも人気。防府市最高峰である大平山山頂の展望台からは、瀬戸内海を望む景観を楽しむことができます。
日本三名橋のひとつにも数えられる錦帯橋は、山口県岩国市を流れる錦川に架かる風光明媚な橋です。1673年に岩国藩主吉川広嘉が創建したもので、5つのアーチが連なる反り橋は精巧な造りが評判。周辺では桜や紅葉、雪景色、夏には鵜飼いや花火なども行われており、四季折々の自然とともに美しい橋がある景観を楽しむことができます。
1608年、初代岩国領主である吉川広家(きっかわひろいえ)により造られた岩国城は、錦川という天然の外堀に囲まれた標高200mほどの山に建つ城閣です。一国一城令によって築城後わずか7年で取り壊され、1962(昭和37)年に桃山風南蛮造りの天守が再建されました。内部には錦帯橋の模型や写真、甲冑や武具など、地域の歴史に触れられる展示が見られます。また天守閣は展望台にもなっており、岩国市街から瀬戸内海の島々、四国までを一望することが可能です。
山口県と島根県にまたがって広がる、県内最高峰の寂地山。ここから流れる二つの峡谷を合わせて寂地峡と呼び、滝巡りに人気の景勝地としても評判です。峡を流れる寂地川は日本名水100選にも選ばれる清流で、キャンプ地としても最適。落差200mの間に5つの滝が見られる「五竜の滝」は見どころのひとつで、日本の滝100選に選ばれています。マイナスイオンがあふれる自然と清流に囲まれて、癒しのひと時を過ごしたい人にもおすすめです。
かつて県立岩国高等学校があった場所に造られた吉香公園は、日本歴史公園100選にも選ばれている広大な公園です。中央には公園のシンボルでもある大噴水が設けられており、大きな水のアーチが連なる涼やかな景観を楽しめます。敷地内には広場やベンチもあり、近隣住民の憩いの場としても親しまれています。また吉香神社や錦雲閣、岩国高校記念館といった名所旧跡も多く、観光スポットとしてもおすすめです。
錦帯橋のそばに広がる紅葉谷公園は、岩国市に位置する吉香公園の一角を占める公園です。江戸時代にあったいくつかの寺院の跡地を公園として整備したもので、静寂な雰囲気に包まれながらゆったりと散策を楽しめます。名前の通り紅葉の名所として知られており、吉香公園と合わせると約1,000本ものモミジやカエデが見られるため、秋には紅や橙に色付いた美しい木々を存分に堪能することが可能です。
秋吉台は、山口県にある日本最大のカルスト台地です。標高180m~420mのエリアに広がる台地上面の総面積は54㎢にも及び、石灰岩柱が点在する雄大な丘陵が広がっています。台地の上には眺めの良い展望台やドライブロード、カフェなどで休憩できるジオパークセンターといった施設を完備。トレッキングやサイクリングをはじめとするアクティビティに興じたり、地下に広がる鍾乳洞を見学したりと、この土地ならではの自然を満喫するのもおすすめです。
日本最大級のカルスト台地、秋吉台の地下100mに位置する秋芳洞は、日本でも有数の規模を誇る鍾乳洞です。秋吉台にある400以上もの石灰洞窟の中でも特に巨大な洞で、全長約8.8㎞にも及ぶ地下空間が広がっています。洞内には約1㎞の観光コースが設けられており、高さ30m、幅100mほどの大空間「千畳敷」をはじめ見どころが豊富。自然が創り出した神秘的な造形の数々を観賞しながら探検を楽しめます。
別府厳島神社の境内に位置する別府弁天地は、透き通ったブルーの水が特徴の神秘的な湖です。かつて周辺を開墾していた長者が水不足に悩んでいた際、夢のお告げを受けて弁財天を勧進したところ水が湧き出した、という逸話が伝わっています。神様から授かったというこの澄んだ湧き水は日本名水100選にも選ばれており、現在では灌漑や養鱒などにも活躍。毎年秋には水への感謝を込めた念仏踊りも奉納されています。
万倉の大岩郷は、山口県美祢市の金毘羅山中腹に広がっている岩海です。面積3,967㎡のエリアに、直径1m~6mほどの巨大な岩塊礫が積み重なっており、迫力ある自然美を楽しむことができます。岩間には珍しい植物も多く見られ、1935(昭和10)年には国の天然記念物にも指定されました。奇景を眺めながら岩の上を歩いてみたり、遊歩道を散策してみたりと貴重な自然を思い思いに堪能できます。
厚東川上流に位置する秋芳白糸の滝は、高さ30m、幅10mの名瀑です。名前の通り、清流が岩肌を白糸のように流れ落ちていく様が美しいと評判。夏の涼やかな水音や秋の紅葉など、四季折々の自然とともに滝を観賞できるのが魅力ですが、中でも寒い時期に水が氷結する姿は特に神秘的です。周辺には森林浴ができる遊歩道はもちろん、キャンプ場や農村体験施設なども見られ、名瀑と合わせて様々な体験が楽しめます。
元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)は、山口県長門市にある123基も並んだ鳥居が印象的な神社です。白狐のお告げにより、昭和30年に島根県津和野町にある、太鼓谷稲成から分霊されて造られました。絶景が見られる秘境スポットとして人気があり、2015年にはアメリカのテレビ局・CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出されています。 見どころは赤い鳥居が並ぶ圧巻の様だけではなく、周辺にもここだけの景観を楽しめます。景色岩壁に荒々しい波が押し寄せ、白い波しぶきが音を立てて砕け散る、大迫力の龍宮の潮吹も必見です。ドライブにもおすすめの景勝地、元乃隅稲成神社の魅力を紹介します。
絶景ポイントが多く、観光地として最近注目されている山口県。本州の一番西の県で、関門海峡を通ればすぐに九州に行くことができます。幕末時代は薩長同盟の「長(=長州)」として、日本開国に大きく貢献しました。2017年7月現在首相を務めている安倍晋三氏を含め、多くの総理大臣を排出していることでも知られています。そんな山口県には、多くの観光地があります。今回はそのなかでも特に人気の秋吉台エリアを紹介します。 秋吉台は山口県の真ん中あたりにある、日本最大のカルスト台地です。雄大な自然を感じられる絶景ポイントとして、多くの観光客が訪れます。心身ともにリフレッシュしたい、自然に癒されたい、家族でアクティブな休日を過ごしたい方には特におすすめです。山口県へ行く際には、ぜひ秋吉台に足を運んでみましょう。
日本史や日本文学が好きな人が歴史探訪ツアーを思い立った場合、まず真っ先に京都や鎌倉、それから、意外と下関が候補に挙がるのではないでしょうか? 本州最西端にある山口県下関市は、2つの大海と九州を繋ぐロケーションから水運の要所として古来から重要視され、また、大陸への玄関口のひとつとして栄えて来ました。 壇ノ浦や巌流島、戦国大名ゆかりの地、幕末志士達ゆかりの地など、様々な時代の有名エピソードに登場する地名があちこちに点在しています。ということで、歴史ファンなら見逃せない、下関の定番観光地を10ヶ所ご紹介します。たくさん歩いてお腹が空いたら、名物のふぐ料理をいただきましょう♪
日本には、さまざまな魅力的な歴史スポットがあります。そんな歴史スポットの一つとして人気なのが「岩国城」。世界遺産として有名な錦帯橋のすぐそばに建つお城です。錦帯橋からその天守を見ることができるほか、錦帯橋とのコラボ写真が話題になっています。周辺には、魅力的な観光スポットやグルメスポット、宿泊施設もあり、ゆっくりと楽しみたい観光地となっています。今回は、そんな岩国城についてと、その周辺のスポットについて紹介します。ぜひ参考に、岩国城を巡る旅を楽しんでみて下さい。
A山口への交通手段は、飛行機、鉄道、高速バスなどがあります。東京から山口へは、飛行機を利用して羽田空港から山口宇部空港まで約1時間40分のフライトになっています。新幹線を利用した場合は、約5時間30分でアクセスすることができます。大阪からは、新大阪駅から新山口駅まで約2時間でアクセスすることができます。
A山口旅行の費用は、出発地や宿泊日数、泊まるホテル、訪れる場所、シーズンなどによって大きく異なります。東京発で飛行機利用、1泊2日のプランの格安ツアーが、20,800円からになっています。これに、食事代や観光費用、お土産代などをプラスして考える必要があるので、少なくとも30,000円は用意しておくのがおすすめです。
A山口旅行は、どこのエリアへ行きたいのかや何をしたいのかなどによってベストな日数が異なります。自然満喫プランや史跡めぐりプランなどさまざまなプランがありますが。広いエリアをレンタカーを借りて移動して、人気の観光スポットを巡り、温泉でゆっくりと宿泊し、グルメなども楽しむという2泊3日プランが特に人気です。
A山口は、本州の最西端に位置していますが、日本海にも面しており、夏は日差しが強くて暑く、冬は雪が積もることもあります。ベストシーズンとしては、気候がよく観光がしやすいうえ、美しい紅葉の景色を楽しむことができる秋。フルーツや野菜なども美味しい時期になっているので、観光もグルメも両方楽しむことができますよ。
A山口で比較的空いているシーズンを狙うのであれば、、6月や7月の梅雨にシーズンや、冬休み開けからの1月中旬から2月ごろになっています。1月中旬から2月ごろは、雪が降ることもあり、寒さの厳しいシーズンではありますが、日本海の海の幸が美味しい時期でもあり、カニのツアーなどもたくさん開催され、グルメと温泉を楽しむのに最適です。
A山口は、大きく分けて4つのエリアに分かれており、目的に合わせて選ぶのがおすすめ。エメラルドグリーンの海と史跡やグルメスポットが目白押しの下関エリア、城下町の風情と日本海の美しい景色が楽しめる萩・長門エリア、美しい自然の神秘を楽しめる秋吉台と山口タウン、アートを楽しめる宇部のの秋吉台・山口・宇部エリア、歴史を堪能できる岩国エリアがあります。
A山口旅行は、7月と8月は夏の服装、11月から2月は冬の服装をこころがけましょう。春とは言えども3月と4月は春服にしっかりめのトレンチコートなどを用意し、防寒対策をおこなうのがおすすめ。初夏や秋の気候の良いシーズンは、日中と朝夕の寒暖差があるため、温度調節をおこなうことができる服装を用意しておくのがおすすめです。
A山口旅行に、6月や7月の梅雨のシーズンや、9月や10月の台風シーズンに訪れるのであれば、折り畳み傘などの雨具の用意を忘れないようにしましょう。特に、9月や10月の台風シーズンは、非常に多い降水量なだけでなく、激しい風もふくため、傘をさすことができないこともあります。レインコートや雨靴の用意があると安心ですよ。
A山口を訪れたら外せないグルメと言えば、下関のフグやクジラ料理、関サバ・関アジなどの魚介グルメ。また、瓦の上で茶そばやお肉を焼く瓦蕎麦や、上げた中華麺にたっぷりの餡をかける「ばりそば」、岩国寿司などのご当地グルメも外せません!さらに宇部ラーメンや下松牛骨ラーメンなどのB級グルメも豊富にそろっています。
A山口では、コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しています。密をさけるために、観光スポットの入場制限や飲食店の営業時間短縮、イベント開催の中止などがおこなわれており、訪れる前に、ホームページなどで確認するのがおすすめです。マスク着用やアルコール消毒、会話を控えめにするなどして安全に旅行を楽しむようにしましょう。