このページではフランスにあるモダン建築を紹介しています。モダン建築(モダニズム建築)は、19世紀以前の伝統的な建築を批判し、市民革命と産業革命以降の社会に即した建築を作ろうとする運動によって生まれました。装飾を排し、合理性・機能性を追求した建築で、モダニズムを代表する建築家には近代建築の巨匠ル・コルビジュジェや、ドイツのミース・ファンデル・ローエとヴァルター・グロピウス、フランク・ロイド・ライトらがいます。20世紀の住宅の最高作品と称えられるパリのサヴォア邸、NYのシーグラム・ビルディング、バウハウス校舎などが有名です。また、フィンランドには北欧モダニズムの父、アルヴァ・アアルトが手がけたフィンランディアホールやヘルシンキ工科大学などあり、観光名所となっています。
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ストラスブール - 寺院・教会,モダン建築
荘厳で厳か“神聖な空間”の大聖堂 ストラスブール大聖堂・天文時計は、ストラスブール大聖堂の内部で見られる天文時計です。1574年に完成し、現在のものは1842年に修復が加えられたものになります。 高さは18mあり世界最大級。ただの古い時計ではなく、様々な天文データを計算したり、月の満ち欠けにもわかります。この時計にはからくりもあり、これを目当てに観光客が時間前になると行列を作ることも。 入場料を支払った人だけが見られるように、からくりが始まる12時30分には扉は閉められます。 時間がくると人形が動きだし、ニワトリの動きが可愛らしいと人気です。
カルチェ・ラタン - モダン建築
“壮麗な歴史的城”のような市庁舎 パリ市庁舎は、パリの行政機関が入っている建物です。1871年にパリコミューンで焼失し、1873年から長い年月をかけて再建しました。新ルネッサンス様式とベルエポック様式を融合した建物は重厚で圧倒的な存在感。ロダンなど多くの彫刻家に依頼した作品がファサードに飾られています。 メトロ1・11号線ホテルドヴィル駅、RERA・B・D線シャトレレアル駅下車。土日祝休館日。 庁舎からリヴォイ通りを北西に歩くとサンジャックの塔があります。1509〜1523年に建てられた元は教会の鐘楼でしたが現在はユネスコ世界遺産に登録されて観光スポットとなっています。6〜11月上旬まではガイド付きで塔に登ることが可能。
ブローニュの森周辺 - モダン建築
ル コルビュジエのアパルトマンとアトリエは、フランスのパリ16区にあるミュージアムです。 ル・コルビュジエが生涯を過ごしたことで知られているアパートとアトリエを開放しており、人気の観光スポットの一つになっています。高級住宅街に突如現れる一風変わったモダンなデザインの建物になっており、目を引きます。ル・コルビュジエの当時の暮らしの様子をそのまま見ることができるスポットになっており、美しい内装やインテリアも見どころの一つ。 また、屋上からはパリの街を眺めることができ、絶景スポットにもなっています。
ロンシャン(オート=ソーヌ) - 寺院・教会,モダン建築
“遠くてもお勧め“ロンシャン教会 ロンシャン教会(礼拝堂)は、フランスの東部スイスとの国境に近いロンシャン地方の丘の上に立っています。ロンシャンの中心部より北に約1㎞のところにあり駐車場があります。 もともとカトリック・ドミニコ会の巡礼地として建てられた礼拝堂です。外観は現代的で、飛行機の翼をイメージっしたシェル構造の屋根と白く輝く厚い壁が特徴です。建築を目指す学生なども多く訪れます。 礼拝堂の南側には巡礼者の宿泊所と司祭の家があり、西側にはジャン・プルーブェ設計の鐘があります。光の原理を熟考した造形と多様な表情で人々に語り掛ける建築です。
オルレアン - モダン建築
フランス・ブルゴーニュの旧市街地に位置するグロス邸は、ルネッサンス様式により建造された歴史的な建物と手入れが行き届いた庭園からなる邸宅です。 内部は4つのメインルームから構成され、その一つは現在でも結婚式のお祝い用の部屋として使われており、他の3つは「名誉の殿堂」、「市議会用の部屋」、「元市長のオフィス」とされています。 邸宅の正面にはジャンヌダルクの像があり、四季折々の木々や色とりどりの花壇が楽しめる庭園では、結婚式の撮影でも利用されるので、運が良ければきれいな花嫁姿に合えるかもしれません。
ストラスブール - モダン建築
ストラスブール近代美術館は、イル川のそばにある歴史地区「プティット・フランス」近くに位置しています。1988年、フランスの建築家アドリアン・ファインシルベールにより設計されました。 建物特徴には、ガラスが大量に使われた構造でかなりの高技術を必要とされています。そのために、館内からの眺望も素晴らしいく、自然光をとりこんだ明るい印象を受けられます。 1870年代から現代に至るまでの数多くのコレクション、それは印象派、フォ・ヴィスム、現代美術が観賞できる美術館です。 特にギュースター・ドレ、ハンア・アルプコレクションは必見です。
その他の都市 - モダン建築
ポンピドゥーセンター メスは、2010年にロレーヌ地方のメスにオープンした、芸術や創造の可能性を広げ、人々が交流することを目的として造られた文化複合施設。傘のようなユニークな形をした斬新な建物は、建築家ジャン・ド・ガスティーヌと坂茂の日仏共同で、貯めた雨水を庭で再利用できるなどエコロジーにも配慮されたデザイン。 併設の劇場やホールでは、映画上映やショー、講演会、音楽コンサートなどが行われ、現代美術の拠点として、地方都市への文化・経済の分散プロジェクトの成功例として高く評価されています。 ミュージアムショップでは、展示会に関する書物や、芸術的なグッズを買うことができ、併設のレストランでは食事を楽しめます。
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