香川県は、日本で一番小さな県とは思えないほど観光地の多い県です。「さぬきのこんぴらさん」として県民から親しまれる金刀比羅宮や、回遊式大名庭園で国の特別名勝の栗林公園、ノスタルジックでスローな観光が楽しめる小豆島や、アーティスティックな観光地が目白押しの瀬戸内海に浮かぶ島々など、行きたい&やってみたいが揃っています。香川県の魅力はうどんだけじゃありません。そんな香川県でおすすめの定番観光地をどーんと紹介します。観光を楽しんだ後には、温泉でゆっくり疲れを癒すのもお忘れなく。香川県への旅行をご検討中の方、ぜひ、参考にしてくださいね。
さぬきこどもの国は高松空港南側に隣接する、県下唯一の大型児童館です。創作や実験、音楽などを体験できるプログラムが揃う4つの工房やプラネタリウムを見られるスペースシアターなど、楽しみながら学べる施設が多数あります。チューブ型の遊具や芝生広場、夏季限定で水遊びができるじゃぶじゃぶ池など、屋外で体を思い切り動かせる施設も充実しています。
栗林公園は紫雲山を借景にした、400年の歴史がある大名庭園です。6つの池と13の築山を巧みに配置した江戸初期の回遊式庭園で、国の特別名勝に指定されています。春の梅や桜、夏のハナショウブ、秋の紅葉、冬のツバキと四季折々の変化に富んだ、美しい自然も魅力。和船で船頭の解説を聞きながら、水面より眺める庭園もまた格別です。
史跡高松城跡(玉藻公園)は日本有数の水城であり、国の史跡に指定されている高松城跡に造られた公園です。園内には名勝の披雲閣庭園や重要文化財の月見櫓や艮櫓、披雲閣など数々の見どころがあります。併設の陳列館では高松城や歴代藩主に関する資料や模型を展示しており、城が栄えた時代から現在に至るまでの歴史を学ぶことができます。
女木島は高松沖4kmの所に浮かぶ、桃太郎伝説で有名な島です。島中央部にそびえたつ鷲ヶ峰山頂には、かつて鬼が住んでいたとされる巨大な洞窟があることから「鬼が島」とも呼ばれています。山頂の展望台から見下ろす瀬戸内海の大パノラマも魅力。白砂が美しい海水浴場や内部が迷路のようになっているオーテ(石垣)なども見どころです。
屋島は屋根の形をした溶岩台地で、高松随一の景勝地として人気の観光名所です。源平合戦の舞台としても知られており、特に那須与一が扇の的を射落とした逸話が有名。標高292mの山上には瀬戸内海の絶景を望む展望台や四国霊場第84番札所の屋島寺、新屋島水族館などの見どころがあります。山上へはバスも出ていますが、レンタカーでのドライブもおすすめです。
新屋島水族館は国内でも珍しい、山の頂上にある水族館です。150種1500匹の水生生物を飼育展示しており、日本に6頭しかいないマナティのうちの2頭を飼育しています。イルカライブやアザラシのパフォーマンス、カワウソのエサやりなどのイベントが人気。抱っこするかペット用バギーに乗せればペットと一緒に入館することも可能です。
屋島寺は屋島の南嶺山上にあり、四国霊場第84番札所として知られる寺院です。754年に鑑真によって創建され、のちに弟子の恵雲が屋島寺と称し、初代住職になったと伝えられています。本堂となりにある宝物館では寺宝や源平合戦に関する絵画、本尊であり国の重要文化財に指定されている木造千手観音坐像などを見ることができます。
鬼ヶ島大洞窟は女木島のほぼ中央にある奥行き約400mの洞窟です1914年、この洞窟が発見されたことで女木島は「鬼ヶ島」と呼ばれるようになりました。1931年より公開されている洞窟内には色鮮やかな鬼や桃太郎の像、無数の鬼瓦などが飾られており、探検気分で楽しめます。出口付近にある迫力満点の「亀の甲天井」も見どころです。
エンジェルロード(天使の散歩道)は1日2回、潮が引いた時にだけ現れる砂の道です。小豆島の沖合にある4つの島をむずぶ砂州を、大切な人と手をつないで渡ると天使が舞い降りてきて願いを叶えてくれると言われています。2009年には「恋人の聖地」に認定され、天使の御守付きの貝殻の形をした絵馬などもあることから特にカップルに人気です。
道の駅 小豆島オリーブ公園は瀬戸内海を見下ろす小高い丘にある道の駅公園です。園内には約2000本のオリーブが植えられており、エーゲ海を思わせる風車や建物が点在しています。実写版「魔女の宅急便」のセットがそのまま雑貨店になっており、映画の世界観の中で買い物できます。ハーブ温室でのクラフト体験や天然温泉も楽しめます。
二十四の瞳映画村は映画「二十四の瞳」のロケセットを改築した映画と文学のテーマパークです。再現された木造校舎や家々のノスタルジックな雰囲気が魅力。併設の壺井栄文学館では原作者である坪井栄の愛用品や生原稿などを見ることができます。映画館「松竹座」では常時「二十四の瞳」上映。「キネマの庵」では1950年代の名作を映像と写真で紹介しています。
マルキン醤油記念館はマルキン醤油の創業80周年を記念して、1987年に作られた記念館です。大正初期に建てられた工場を改装した館内では、醤油造りの道具やパネルの展示で醤油の製法や歴史について紹介しています。隣接する工場を2階テラスから見学することも可能。生しょうゆを使ったオリジナルのソフトクリームもおすすめです。
土渕海峡は小豆島と前島の間にある全長2.5kmの海峡です。最も狭いところでは幅が9.93mしかなく、「世界一狭い海峡」としてギネスブックに認定されています。海峡の隣にある土庄町役場入口の観光課では「世界一狭い海峡横断証明書」を、有料にて発行しています。夜間と土日祝日も宿直室で対応してくれるので、記念におすすめです。
宝生院のシンパクは小豆島八十八ヶ所霊場第五十四番札所 宝生院にある大木です。古墳時代に植えられたと伝わることから推定樹齢は1500年以上、国の特別天然記念物にも指定されています。本来シンパクは盆栽に使われることが多いですが、宝生院のシンパクは根元の周囲が16.6mもあり、日本一の大きさだと言われています。
国営讃岐まんのう公園は満濃池ほとりの丘陵地に広がる四国唯一の国営公園です。広大な園内には広い芝生広場やふわふわドーム、アスレチックなどが点在しており、家族で1日たっぷり遊べます。四季折々に咲く花やイベントも見どころ。全長約5.8kmのサイクリングコースや四国最大級のオートキャンプ場もあるのでアウトドアも楽しめます。
プレイパークゴールドタワーは金色が目を引く高さ158mの展望タワーを中心に広がる全天候型レジャー施設です。本館と別館からなるプレイパークは大小のボールプールやバルーンスライダー、カラオケなど充実の室内遊園地になっています。天空のアクアリウム「ソラキン」は3,333匹の魚が織り成す幻想的な空間と展望フロアからの雄大な景色が魅力です。
金刀比羅宮は「さぬきのこんぴらさん」の名で知られる神社です。特徴は御本宮まで続く785段の長い石段で、さらに奥社まで行くには全部で1,368段を登らなくてはいけません。登り切った時の達成感はひとしおで、御本宮右手の展望台からは絶景を楽しむことができます。参道横のお店では杖の無料レンタルを行っているので、借りていくことをおすすめします。
丸亀城は1597年の築城から5年の歳月をかけて完成した城です。「亀山城」「蓬莱城」とも呼ばれ、丸亀のシンボルとして親しまれています。現存する「木造天守十二城」の一つである天守閣をはじめ大手一の門、大手二の門は国指定の重要文化財。「扇の勾配」と呼ばれる、美しい曲線を描く石垣も見どころで、「石垣の名城」としても全国的に有名です。
瀬戸大橋記念公園は1988年開催の瀬戸大橋架橋記念博覧会の会場跡地に造られた海浜公園です。瀬戸大橋をイメージした噴水のある水の回廊や芝生広場など憩いのスペース、遊具が充実しているこども広場、映像や模型で瀬戸大橋を紹介する記念館など、様々な施設があります。隣接する瀬戸大橋タワーからは、360度の大パノラマで瀬戸内海の眺望を楽しめます。
五色台は高松市と坂出市にまたがる標高400m~500mの溶岩台地です。北から紅峰・黄峰・黒峰・青峰・白峰の5つの連峰がそびえ立ち、四国八十八箇所霊場である白峯寺と根香寺の他、休暇村や展望台、民俗資料館などの施設が点在しています。南北に走る五色台スカイラインでは、瀬戸内海の絶景を眺めながらのドライブを楽しむことができます。
香川県の高松と言えば、有名なのが讃岐うどんですよね。うどん県としても知られ、うどんの観光ツアーもあるほどですが、高松ではうどん以外のグルメでいえば、瀬戸内海があるので新鮮な魚介類を堪能する事ができます。そしてその他の高松の見どころと言えば、歴史的情緒あふれた景観と現在美術のアートの融合ではないでしょうか。 由緒正しい歴史的なお寺をはじめ、四国八十八ケ所の巡礼者の方も多くいらっしゃいます。そして場所が変われば、アートの島があったり、そこの場で暮らす人たちと移住者の方、動物や自然が融合して暮らしています。高松は温故知新の言葉にふさわしい街ではないでしょうか。そんな高松の見どころを厳選しました。
「さぬきこんぴらさん」の愛称で古くから親しまれている、金毘羅宮。標高521mの象頭山の中腹に建ち、参道の長い階段が有名で、本宮までは785段、奥社である厳魂神社まではナント1368段あります。この階段を登り切った時の達成感は訪れた人しか分かりません。今回は、人々に愛され続けるパワースポット! 一生に一度は訪れたい、「金毘羅宮」で必見スポットをご紹介したいと思います。 五穀豊穣や海上安全などの御利益を求めて、全国から参拝に訪れる人が後を絶ちません。春には桜、秋には紅葉と四季折々の自然も満喫できるのも大きな魅力。また、階段にはかわいい「こんぴら狗(いぬ)」の銅像など、道中には見どころがいっぱいありますよ。どんな願い事も叶えてくれるといわれる金毘羅宮参りの参考にしてくださいね。
四国の玄関口として知られる、いにしえロマンのまち、坂出。近代的な瀬戸大橋と優れた文化遺産など歴史上多くの偉人にゆかりのあるエリアです。今回は、トコトコ歩きながら歴史ロマンを楽しみたい、坂出でおすすめの観光&グルメスポットを厳選してみました。 海や山の絶景に包まれた坂出は、「メサ」と「ビュート」という山の地形やため池、多島美が創り出す景色は昔話に入り込んだよう。また、夕景の瀬戸大橋や島々、海を進む船のシルエットはまるで絵葉書を見ているようです。香川で有名な観光地、琴平や丸亀も近く見どころも豊富ですよ♪ 広大な大自然に包まれ歴史ロマンを満喫できる、自分だけの小さな贅沢を楽しみに訪れてみませんか?
本州からフェリーに揺られて小豆島へ。高松市からおよそ20kmの場所に位置する香川県最大の島で、瀬戸内海では2番目の大きさの島です。小豆島は気候にもめぐまれ様々な特産物があります。誰もが知る小豆島特産のオリーブをはじめ、戦国時代の終わりから400年守り続けている手延べそうめん、しょうゆに佃煮、すももなど島の中に凝縮されています。 もちろん小豆島の魅力はそれだけではありません。小豆島では多くの自然が残り、絶景スポットがたくさんあります。今回ご紹介するのはその中で選りすぐりの絶景6選です。あなたの知らない小豆島の魅力に出会えるかもしれません。
瀬戸内海に浮かぶ離島、直島。アートを楽しめる島として知られ、毎年日本のみならず海外からも多くの観光客が訪れる観光地です。数々のアート作品を楽しむことができる「地中美術館」「ベネッセハウスミュージアム」では、他の美術館では味わえない、自然と調和した美しさを味わうことができます。 島内にはその他にも、この島でしか味わえないユニークなアートを体感することができます。普段アートに触れない方も、美術作品が大好きな方も、ぜひ一度は訪れていただきたい場所です。 今回は初めて直島に行かれるという方に、アクセスからおすすめスポット、グルメ情報まで、直島の楽しみ方をまるごとご紹介します。是非お役立てください。
A香川県への交通手段は飛行機、新幹線、高速バスなどがあります。東京駅から新幹線を利用して岡山駅でマリンランナーで乗り換えると最短で4時間30分程で到着します。サンライズ瀬戸を利用する場合は乗り換えなしで9時間30分でアクセス可能です。羽田空港からの場合は約1時間20分、成田空港からは約1時間20分で高松空港に到着します。空港からはリムジンバスで40分で市内にアクセス可能です。
A出発地や滞在日数で異なりますが、1泊2日の旅行の場合交通費と宿泊代金を合わせて20,000円から30,000円となっています。当日の飲食代やタクシー代、バス代、お土産代を合わせて50,000円前後を用意しておけば楽しむことができます。高級旅館や高級ホテルに宿泊したい場合はもう少し費用が必要です。交通手段で旅費も変わるため注意してください。
A香川県は1泊2日でも楽しむことが可能な旅行先です。週末に飛行機や新幹線に乗り込んで気軽に楽しめるため、非日常を求めている人にもおすすめです。香川県の広範囲を巡りたい場合や、少しでもたくさんうどんが食べたいという場合、温泉旅館でのんびりしたい場合は2泊3日以上のプランがおすすめとなっています。旅の目的に合わせて調整してみてください。
A香川県は年間を通じて晴天の日が多い地域です。温暖少雨であることから一年中旅行を楽しむことが出来ますが、ベストシーズンを上げるとすれば3月から5月の春から初夏にかけてとなっています。日本さくら名所100選にも選出されている琴弾公園では桜が見事に咲き誇ります。春以外であれば秋も紅葉が見頃となっていて、美しく色づく山々を見ることが可能です。
A一年を通して旅行しやすい香川県であることから、ベストシーズンを外しても旅行を楽しむことが出来ます。春休みやGW、夏休みなどの長期休暇前後は人混みを避けることもでき、ゆっくり観光を楽しむことが可能です。比較的雨が少ない地域なので、他県では外されがちな梅雨の時期でも旅行が出来るのも香川県の良いところと言えます。
A日本国内でも小さな県ですが、香川県内には魅力的な観光スポットがたくさん詰まっています。琴平町の金刀比羅宮、こんぴら温泉や高松市の鬼ヶ島大洞窟、土庄町のエンジェルロードは家族やカップルで楽しむことが出来る観光スポットです。父母ケ浜海水浴場は香川県のウユニ塩湖として人気のフォトスポットです。日本ドルフィンセンターやしろとり動物園もおすすめの観光スポットとなっています。
A特別必要な持ち物はありませんが、移動時間が長い場合は移動中に時間を潰すことが出来る本やタブレット、ポータブルゲーム機を用意しておくと安心です。現地でお土産を購入する場合はエコバックや手提げ袋を用意しておくのもおすすめです。万が一雨が降った時用に折り畳み傘やカッパなどコンパクトな雨具をカバンに入れておくと良いでしょう。
A香川県と言えばうどんが有名で、香川旅行で間違えなく外すことが出来ないグルメです。うどん以外にも地元民が愛してやまないローカルグルメがたくさんあり、骨付鳥やぴっぴ飯は外せないB級グルメです。香川県内の小豆島がオリーブの名産地であることから、オリーブ牛やオリーブオイル、オリーブはまちも絶品香川グルメとして人気を集めています。
A現在も新型コロナウイルス対策が必要な状況が続いています。旅行に出かける際はマスクを必ず着用し、こまめにアルコール消毒をするよう心掛けてください。観光地を巡る際や飲食店を利用する際には3密を避けて行動しましょう。観光地や飲食店の中には臨時休業しているところもあるので出かける前には営業時間と合わせてチェックしておくのがおすすめです。